おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

パンパスグラスと秋の空

2014年09月30日 06時30分21秒 | 日記

 

 南米が原産といわれるパンパスグラスが、白い穂を風になびかせていた。

空は抜けるような青い空、この時期、海の中道海浜公園の一角に雄姿を現す。

日本等に古くから自生する、ススキとはまた趣が違う。

 

見上げるほどに大柄な姿は、外来種と言われなくともなんとなく理解できる。

シロガネヨシともいうらしいが、日にかざしてみるとキラキラと光って見える。

深まりゆく秋の使者でもある。

 


つづら棚田も秋深まり

2014年09月29日 06時30分47秒 | 日記

 

この時期、うきは市にあるつづら棚田は

段々畑の畦道を彩るヒガンバナ見物で多くの人で賑わう。

ダムを抜けて棚田までの道路は、道幅が狭いうえに、こう配が急で車の離合には注意がいる。

 

一昨年の災害の爪痕はまだ残っており、復旧工事が行われている。

段々畑の先の、山々の間から雲が立ち上り、束の間消えてしまう。

工事車両が入らないように、注意しながら湧き立つ雲を撮る。

 

棚田の上のほうにある、つづら山荘でコーヒーをいただいた。

ここは、一組限定の民宿である。

写真展もあっていたので、拝見させていただいた。

四季折々の、つづら棚田の生き生きとした風景がそこにあった。

来年、遅くとも再来年には、傷跡も癒えたつづら棚田を見ることができる。

お勧めの新米である棚田米を買い岐路についた。 

 

                                      彩度を変えています元の色は赤です

 


紅色とともに秋が深まり

2014年09月28日 06時30分09秒 | 日記

 

秋晴れの日差しを受け、コンクリートが暖められているのか

ベッドに入る頃は、部屋のなかがまだ温かい。

夏蒲団をかけて眠りにつくが、いつの間にか蹴飛ばしている。

そして、肌寒くて目が覚める。

 

彼岸花の季節も終わりを、迎えようとしている。

ナガサキアゲハが、彼岸花の間を花から花へと、忙しげに飛び回っている。

10月に入ると山々が、カラフルに彩られる季節がやってくる。

秋はひっそりと、窓から吹き込む北風とともにやってくる。

 

 


ありふれた秋の風景

2014年09月27日 06時30分01秒 | 日記

 

辺りを黄金色に染め、たわわに首を垂れる豊穣の秋

毎年この季節に、よく目にする風景である。

稲刈りが一段落したのか、彼岸花の咲く向こうでお昼をされている。

 

近頃は、お米の品種も多種多様だから、それほど頭を垂れていない田圃もある。

何処いようが人の営みはそうかわるものではない。

見慣れた風景が、季節とともに移りゆくのを

何気なく目にすることができることは素敵なことだ。

  

 


2014土谷棚田火祭りⅢ(海に向かう星たちのように)

2014年09月26日 06時30分31秒 | 日記

 

年々、見物人やカメラマンが、多くなっているような気がする。

遠くは、関東関西からも、お見えになっているという。

地元の皆さんが稲刈りを終え、休むことなくこの火祭りに、取り組まれるに違いない。

町おこしとはいえ、大変なご苦労である。

多くの人に来ていただき感動してもらえば、苦労も吹き飛ぶだろう。

 

数年前、水を張った棚田の写真を撮りに訪れた折に

人懐っこい地元の子供と話す機会があった。

今年は、4年ぶりに火祭りが再開されるから

ぜひ写真撮りに来てくださいと勧誘を受けた。

 

「その時は、地元特産物の店が出るから、なにか買ってください

火祭りの資金になるから」と、大人顔負けのセールストーク

分かった行くよと、言ったのが始まりだった。

そういえば、あの子たちは今、中学生だろうか、いや高校生になっているのだろうか

ファインダーのなかに、あの時の出会いが、幻燈のように浮かんでくる。