南米が原産といわれるパンパスグラスが、白い穂を風になびかせていた。
空は抜けるような青い空、この時期、海の中道海浜公園の一角に雄姿を現す。
日本等に古くから自生する、ススキとはまた趣が違う。
見上げるほどに大柄な姿は、外来種と言われなくともなんとなく理解できる。
シロガネヨシともいうらしいが、日にかざしてみるとキラキラと光って見える。
深まりゆく秋の使者でもある。
南米が原産といわれるパンパスグラスが、白い穂を風になびかせていた。
空は抜けるような青い空、この時期、海の中道海浜公園の一角に雄姿を現す。
日本等に古くから自生する、ススキとはまた趣が違う。
見上げるほどに大柄な姿は、外来種と言われなくともなんとなく理解できる。
シロガネヨシともいうらしいが、日にかざしてみるとキラキラと光って見える。
深まりゆく秋の使者でもある。
この時期、うきは市にあるつづら棚田は
段々畑の畦道を彩るヒガンバナ見物で多くの人で賑わう。
ダムを抜けて棚田までの道路は、道幅が狭いうえに、こう配が急で車の離合には注意がいる。
一昨年の災害の爪痕はまだ残っており、復旧工事が行われている。
段々畑の先の、山々の間から雲が立ち上り、束の間消えてしまう。
工事車両が入らないように、注意しながら湧き立つ雲を撮る。
棚田の上のほうにある、つづら山荘でコーヒーをいただいた。
ここは、一組限定の民宿である。
写真展もあっていたので、拝見させていただいた。
四季折々の、つづら棚田の生き生きとした風景がそこにあった。
来年、遅くとも再来年には、傷跡も癒えたつづら棚田を見ることができる。
お勧めの新米である棚田米を買い岐路についた。
彩度を変えています元の色は赤です
秋晴れの日差しを受け、コンクリートが暖められているのか
ベッドに入る頃は、部屋のなかがまだ温かい。
夏蒲団をかけて眠りにつくが、いつの間にか蹴飛ばしている。
そして、肌寒くて目が覚める。
彼岸花の季節も終わりを、迎えようとしている。
ナガサキアゲハが、彼岸花の間を花から花へと、忙しげに飛び回っている。
10月に入ると山々が、カラフルに彩られる季節がやってくる。
秋はひっそりと、窓から吹き込む北風とともにやってくる。
辺りを黄金色に染め、たわわに首を垂れる豊穣の秋
毎年この季節に、よく目にする風景である。
稲刈りが一段落したのか、彼岸花の咲く向こうでお昼をされている。
近頃は、お米の品種も多種多様だから、それほど頭を垂れていない田圃もある。
何処いようが人の営みはそうかわるものではない。
見慣れた風景が、季節とともに移りゆくのを
何気なく目にすることができることは素敵なことだ。
年々、見物人やカメラマンが、多くなっているような気がする。
遠くは、関東関西からも、お見えになっているという。
地元の皆さんが稲刈りを終え、休むことなくこの火祭りに、取り組まれるに違いない。
町おこしとはいえ、大変なご苦労である。
多くの人に来ていただき感動してもらえば、苦労も吹き飛ぶだろう。
数年前、水を張った棚田の写真を撮りに訪れた折に
人懐っこい地元の子供と話す機会があった。
今年は、4年ぶりに火祭りが再開されるから
ぜひ写真撮りに来てくださいと勧誘を受けた。
「その時は、地元特産物の店が出るから、なにか買ってください
火祭りの資金になるから」と、大人顔負けのセールストーク
分かった行くよと、言ったのが始まりだった。
そういえば、あの子たちは今、中学生だろうか、いや高校生になっているのだろうか
ファインダーのなかに、あの時の出会いが、幻燈のように浮かんでくる。