おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

パンツをはいたサル(2015冬 福岡市動物園)

2015年02月08日 06時26分42秒 | 日記

 

母ザルに抱かれ気持ちよさそうな顔を向けた子ザルと、ファインダー越しにアイコンタクトできた。

「ふさふさで温かいよ、ほら、そんなとこにいないでここへおいでよ」と目が誘っている。

「ありがとう。でもよしとくよ、だってパンツはいているからね」と答えを返してやった。

 

これから、暖かくなると日がな一日ただボーっとし、日向ぼっこをする姿を公園で見かけることも多くなる。

でも、優しい日差しはひと時で、やがてジリジリと刺すよな日差しが襲ってくるようになり、ついつい木陰を探すようになる。

近頃の気候にしみてもYESかNOの両極端で、暑すぎるか寒すぎるかのどちらか。

まぁ、いいかというような曖昧なゾーンが短くなってきた。一昔前の春や秋が、とても短くなった来たように感じる

人間社会も白黒はっきりさせないとすまなくなってきており、曖昧で世渡りができた時代は昔話になって語られようとしている。

 

暖かな日を浴びたサルたちの後姿を見ると、なんとなく癒されるのはパンツを穿いていないからだけなんだろうか。