おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2018 海を渡る山笠小友祇園山笠 3(子供たちがにっこり振り返る路地に山笠が来る)《唐津市呼子町》

2018年07月31日 06時31分07秒 | 日記

 

高さ15m、重さ3トンもある飾り山笠が、小さな漁村の集落に入ってくる。

車1台がやっと通るような細い路地に、男たちに担がれて山が来る。

祭り法被を着た子供たちがいたので、お母さんに子供たちの後ろ姿を撮らせてくださいとお願いをした。

仲良く手を手をつないで、山笠が路地に入ってくるのを見守っている。

山笠がなかなか路地に入ってこないので、ファインダー越しにもうちょっと待ってねと声をかけた。

山笠が見えるときたよーとでもいうように、こちらを振り向いてにっこり笑ってくれた。

この笑顔で暑いなか、今年も来た甲斐があった一枚だった。

 

 

 


2018 海を渡る山笠小友祇園山笠 2(屋根よりも高く幟を翻し武者人形が人々を見下ろす) 《唐津市呼子町》

2018年07月30日 06時34分23秒 | 日記

 

 

異例のコースをたどった台風12号は、またもや自然の驚異を見せつけて東シナ海へと去っていった。

今年に入り2回目となるベランダで横に倒された2本のボガドの木は、横たわりながらまたなんかあったと思っただろうか。

重力に逆らって枝葉に養分を送る手間が省けて、一休みできると喜んだかどうかはわからない。

豪雨災害の被災地にとって最悪なコースをとったのだが、追い打ちをかけるような被害は出てなさそうで何よりだ。

 

「アーサッサ・アーサッサ 」と、掛け声も勇ましく小友祇園山笠の高さ15mもある山笠が動きだす。

山笠がやっと通れるほどの漁村の路地を、家々の二階家の更に上に旗をはためかして山笠が通る。

四本の棒に肩を入れ山笠を担ぎあげる。車がついていなので男たちの顔がゆがむ。

掛け声とともに走り始めた山笠は、50m程走ると小休止をとる。

そこには、冷たいものが待っており男たちが喉を潤す。

集落の入り口付近にある八坂神社まで山笠は、お囃子のリズムに乗りながら進んでいく。

 

 


2018 海を渡る山笠小友祇園山笠(36度の灼熱の暑さのなか神事が始まった)《唐津市呼子町》

2018年07月29日 06時38分48秒 | 日記

 

暑いですねと声を掛け合う挨拶が、もはやばかばかしくなるような酷暑が続いている。

今年はクマゼミがあまり鳴かないと思っていたのだが、博多祇園山笠追山が終わるとグワングワンと凄まじく鳴きだした。

この暑さのせいなのか、パソコンがやってられるかとばかり動くのを止めてしまった。

いろいろいじくってみたが、やればやるほどに事態は深刻になりついに電源が入らなくなった。

5年ほど使っていたので結局買い替えることにしたのだが、新しいパソコンが届くまで時間がかかる。

 

このところ毎年顔を出す祭りに、出かけることが少なくなった。

暑いけど行ってみるかと、塩飴とボトルに特製ドリンクと気持ちの準備を整えて呼子へと向かった。

360年の歴史がある小友祇園祭は、高さ15m程の飾り山笠が海を渡ることで知られている。

例年は旧暦の14、15日に行われているのだが、今年は諸般の事情で大潮に当たる金、土曜日で行われた。

小友祇園山笠は飾り山が高いため、人形を四方八方からロープを引いて安定させている。

ロープに絡まないようにしながら、山笠の担ぎ手と息を合わせて撮影させてもらう。

神事では、米と塩が担ぎ手に撒かれ山笠の無事を込めてお払いが行われる。

神事が終わると、山笠が狭い路地を屋根よりも高く動き始める。