あかない日記

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大地震(23)東大地震研究所

2011-04-20 | 東日本大地震

    東京大学・地震研究所
 
              (地震研究所・正門脇のオブジェ:地震計と日月・銅板碑文)

 

   「天災は忘れた頃に来る」 大きな震災等があれば

 必ず言われることわざだ。 

  物理学者・随筆家 寺田寅彦(1878~1935年)が

 隋筆「天災と国防」(1934年)の中で書いている。

 

  『 悪い年回りは むしろいつかは回って来るのが 自然の鉄則であると

  覚悟を定めて 良い年回りの間に充分の用意をしておかなければ

  ならないということは 実に明白すぎるほど明白なことであるが、

  またこれほど万人がきれいに忘れがちなこともまれである。

  もっとも これを忘れているおかげで 今日を楽しむことができるのだと

  いう人があるかもしれないのであるが ・・・ 』

 

  関東大震災後 寺田寅彦らの努力で

 東京大学の附属地震研究所として 1925年に設置された

 研究所が 東京・本郷・東京大学にある。

 今回の震災に対しても 多くの情報を提供して

 その存在を知らしめ 寺田寅彦の思いが受け継がれている。

  

  http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201103_tohoku/

  →2011年3月 東北地方太平洋沖地震


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