あかない日記

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「チョウ」と呼ぶ町名

2020-05-18 | 出来事・行事

 

 赤枠は町名  (資料:「江戸散歩・東京散歩」)



前回「マチ」と呼ぶ町名に
触れましたが

今回は「チョウ」の話

東京・千代田区には「番町」
(ばんちょう)という地名があり

「チョウ」と呼ぶ町名の代表格

各番町には「町名由来」と
「江戸と現在の地図」が
並列しての説明板が建てられている。


その説明では
この地域は 家康が
江戸入りした直後に 

親衛隊である番方(武官)の
旗本集住地区を

城の西側に割り付けた。

番方は 1~6番の組に
分け計画的に配置した。

これを 番丁 呼んだことが
地名の起こりで 
町名も
一番町から六番町までと
なっている。


しかし 当時その分かりにくさは有名で
“番町に居て番町知らず”  など
数多くの川柳が生まれている。


町名は 在も使われているが 
江戸時代の大番組の組番号と
現在の町目の境は 必ずしも
一致していないという。


 二番町


 五番町