あかない日記

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街区表示板の日

2020-05-10 | 出来事・行事

 

      



5月10日は
「街区表示板の日」だそうだ。


1962(昭和37)年のこの日
「住居表示に関する法律」
が施行された。

街区表示板とは
住居表示が実施されている地域に
設置されている

街区(所在地の住居)を
表示した細長いプレート板をいう。


従来は 住所に 町名と
土地の番号である「地番」を
用いていたが

住所の表わし方としては
わかり易いものではなく
多くの不便・支障をきたしていた。

この制度により
近代的な住居表示がなされ
町全体が分かりやすくなり
郵便物などの配達が容易に
なされるようになる。

その地方自治体(市区町村)に
おいて設置が義務づけられており
主に電信柱や建物の
壁面などに付けられている。


街区表示板のサイズや色は
地方自治体によって異なるが

多くは縦に細長いプレートで
市区町村で色を統一している。


また ローマ字が
併記されているものが多く

地図が記載されているものもある。


因みに「街区」とは

市区町村内の区画のひとつである。

日常的には
街路に囲まれた一区画をいう。

街区は 日本の行政上
「市町村内の町又は字の名称並びに
当該町又は字の区域を道路、
 
鉄道若しくは軌道の線路その他の
恒久的な施設又は河川、水路等
によつて区画した場合における
その区画された地域」
(法律第2条)と定義されている。

一般的に 街区符号は
街区の角から右回りに
振っていく。

周回にならない場合は
右回りの後に連続蛇行とするそうだ。

 

   

   住居表示制度以前の表示板

      (参考:ウキペディア)