あかない日記

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インド紀行 91 タージ・マハル概要

2016-02-03 | インド紀行

 

 

「タージ・マハル」はヤムナー河畔の
塀で囲まれた 580m×300mの敷地を要し

四分庭園の先にある霊廟は
高さ7m 一辺94mの大基壇の上にあり
八角形の廟になっている。


その中央には 尖頭アーチ形の半ドームを
四方に面させた廟本体がそびえ
その上に 高さ 65mのドーム屋根をいただく。

 また 4隅にある尖塔(ミナレット)の高は42mと
四方いずれからも 同じように見えるようになっている。


総工費は 天文学的な予算が使われており

目の前にして その壮大さが 実感できる。

 建物の材料は 国内各地から調達しているが
ラジャスターン州のマカラナから大理石

ファティブル・シキリからは赤砂岩を
更に 外国からも金 銀 ダイヤモンド
エメラルド ルビー サファイア などを仕入れ
各所に使われている。

「このタージ・マハルの設計は
インド人ではなかった?

皇帝の墓碑には デリー城の設計にも参加した
イラン人のウスタド・アフマド・ラホーリーとさている。

しかし 諸説あり確かなことはわからない。

更に 二度と同じものができないように
完成後 携わった建築士たちの手が切り落された?」
と ガイドは言う。

また 霊廟内には 王妃と皇帝の宝石で
飾られた棺が 大理石の台座の上に安置されている。