「信濃恋し」 大きく蛇行している天竜川
下条村から 阿南町へ 南信州は祭りの宝庫
特に この町を南北に走る国道151号は 「祭り街道」とも呼ばれている。
更に進み 「天龍村」に入る。
県の南端にあり 愛知県と静岡県に隣接しているが 面積の9割が山林で
村の中央に天竜川がV字渓谷をつくっている。
村名は 1956(昭31)年 の合併に伴い 佐久間ダムなどの
完成により 変貌を遂げた 天竜川にちなんで命名されている。
人口は 1970年代は4000人台であったが 年々減少し
2013年には 1500人台にまでになっている。
人口密度は13.7人/km2
村の過疎化 少子高齢化は 深刻な問題で
老年人口の割合が半数以上と
県内で最高の数値になっている。
村には 天竜川の急流が岸壁とぶつかり合い
流れを一旦上流へ押し戻すよう流域があり
あたかも「信濃の国が恋しい」と訴えるがごとく
流れを変えているところから
いつしか「信濃恋し」とよんでいるとのこと。