あかない日記

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東欧旅行(203) 首都ベオグラード

2013-06-24 | 東欧5カ国紀行

             
               ベオグラードの市旗

  ドナウ河とサバ川が合流し 緩やかな丘陵地に広がる
  
セルビアの首都「ベオグラード」は 国の総全人口のうち
  24%の約180万人が暮らし
 年間平均気温は11.7℃で
  穏やかな大陸性気候だが
  
主に秋と冬には“コシャバ”と呼ばれる乾燥した風が吹く。

  ベオグラードは ヨーロッパ最古の町の一つで 
  アテネ ローマに次いで古い首都。

  
  古くから西欧と東欧の道が交わる重要な交差点であり
  約2千年に渡る歴史から見て その恵まれた地理的な環境から
  ケルト人 ローマ人 ビザンチン人 スラブ人 ハンガリア人
  トルコ人などにより占領され そのたびに砦を造ってきているため 
  いろいろな様式が取り入れられている。

  そして 文明の十字路としても 町並みや建築だけでなく
  食文化 音楽などにおいても 中央ヨーロッパとオリエントの
  様々な影響を受けてきている。


  ベオグラードの町の由来は、「白い要塞」という意味。
  かつて この都を攻め落とそうとしたオスマン帝国軍の将兵は
  ドナウ河とサバ川の合流を見下ろす
   “白く光っている石積みの要塞” を見て付けた名前で
  
 “ベオ”は 「白い」 
    “グラード”は 「要塞・城砦」(または
「町・都市」)  という意味だそうだ。