あかない日記

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北海道旅行(96) 塩狩峠1

2011-12-22 | 国内・北海道

 

  旭川市に向かう国道40号の途中 和寒町と比布町との間
 道央と道北の境界をなすところに かつて交通の難所であった
 塩狩峠(標高263m)がある。

 ここを舞台にした小説「塩狩峠」は、旭川市出身の作家
 三浦綾子(1922~1999)の代表作となっている。

 小説「塩狩峠」は 1909(明治42)年に 塩狩峠で客車の連結器
 が外れ 最後部の車両が峠を暴走したとき 乗客だった
 鉄道院職員 長野政雄が 自らの体を投げ出して客車を止め
 乗客の命を救ったという実話に基づいて書かれ
 ”犠牲の精神と人間愛” に溢れた感動的な作品となっている。


     
            
            宗谷本線路沿いにある 長野政雄顕彰碑

  

     

         塩狩駅 9:51発 快速「なよろ4号」(幌延発~旭川行)

 
       乗降する人もなく 汽笛を鳴らし発車していった。
     この駅は もともとは列車交換するところで
     信号所的なことの意味合いが大きい。