なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

俳句心?

2010-04-26 03:37:23 | Weblog
 土曜日の午前中にはNHK衛星で俳句の番組,日曜日は短歌に番組をを見ることが多い。
 題の決まっている句を出演者が1句づつ出して、作った人の名前を伏せて投票してその句について話す・・・こういうシステムが好きです。
 普通、提出した作品は権威ある先生のツルの一言で評価が下されるようなところがありますが、、、結果としてそれに近い事も起きますが。
 権威ある先生の見方考え方は大事なことが多いので大切な事だと考えますが、同時に権威では無い人の自由な意見も大事だと思うからです。
 マア普段は順位を争うわけではないので見る方も気楽、少なくとも参加者の印象を聞く事が出来ますから、「合評」案外これがを聞くのが楽しい。
 私自身は俳句にせよ短歌にせよ全く音痴なんですが、この番組を見るのが好きですし、読書でも何かエッセイの間に句・歌が挟まれていると『イイナア』と思うのです。
 
 この土曜日は、たまたま「ニッポン全国俳句日和」と言う番組でした。
 お題は「春の水」「地名を詠んだ句」そして当日発表の「空」。
  メール・FAXなどから参加できるので、是非是非参加したいと思いつつ・・・地名を詠んだ句で参加したいと思いつつ・・・出来ませんでした。
 TV句会・何やら俳句コンペみたいな番組は5時間番組でしたが、あいにく土曜日は家族全員サッカー中継を見る日なので、マイ句会は中止。
 次回は半年後の秋の句会に・・・

 さて、地名を詠んだ句・・・形になりませんでしたが、私にとっては育ったところの地名が刷り込まれている。
 愛染川、、、潮が上がって来る川で、家の庭先から木の橋(10mくらい)がかけてある。
 近くには丸い形の土の橋もありました。
  この川が子供時代は行政界で、こちら側が市で向こう側は同じ町名でも郡でした。
 ある人のブログを見ると、1000年くらい昔の国の分け方で、この川より西は有度(うど)、東は庵原(いほはら)だったと言うことです。
 川幅で10mもあるかないかの川なんですが国境の川だったのですね。
 この辺りから、興津・清見寺(せいけんじ)にかけては東海道・街道筋の歌どころだったようでかなりの歌がのこされている。
 清見寺では豊臣秀吉の歌もあるのだとか・・・小田原に行く途中だったのでしょう・・・マア歌は調べてはいませんが。
 さて愛染川については「人心 かねて知りせば なかなかに 逢い染め川は わたらさらまし」という古い歌があるのだそうです。
 当時は逢染川とか藍染川とか書かれているらしい。
  歌を詠むスポットで育ったわけで、そういう意味では歌を詠みたい気持ちがあっても不思議では無いのですが、如何せん肝心の歌が出て来ません、、、これが情けない。