人生の暦で一回りと言うところを過ぎまして、ただ今2周目に入っております。
マア1週目は殆どの人がクリアーしますが2周目はどこかでリタイアします・・・これが自分の力と言うよりメンテナンス・バックアップ・トレーナー次第という事でしょうが、2周目のバックストレッチまで行けたら大したものだと自分では思っている。
さて取り敢えず1回りしたのですが、知らない事・体験していないことはたくさんあるようです。
それも他の人が普通に経験するのに、私としては話としては聞くけれど自分の身では未経験なこともあります。
普通の会話に出て来るし、ごく普通の話題なので、話としては加わるにしても自分の経験としての話が出来ないし、実感としては理解しにくいものもあるのです。
逆に、他の人には多分理解出来ないような状況になることもあるだろうが、正確に伝えられていないでしょう・・・。
自分に関してですと、例えば朝目を醒まして「今日は何もしたくない」と言う気分になることがありますが、そういう”気分”と言うのは他の人はどうなんでしょう。
高校生時代などはそういう気分に逆らわない・・・母親が学校に電話をしてくれていた。
社会人ともなるとそうはいかないのですが、そういう気分に逆らいたくない自分がいたりします・・・(年休は余るほどあるので問題はないので、当日の予定とか他のメンバーの予定などを計算したり・・・)。
では他にはどんなことか?
最も単純で、聞いた人がもしかしたら呆れるかもしれないので、自分からは決して話題にしないことがあります。
まずは「胃の痛み」・・・よく”胃が痛い”という話を聞く時があるのですが、これがイマイチ理解できていない。
私だって、自慢は出来ないけれど怪しげなものを食べてお腹を壊したことはあるのですが、下痢などの症状は伴なったとしても、胃が痛いと言う感じとは違うでしょう。
下戸ですから二日酔いとは縁が無いし、消化を助けるような胃腸薬とか、健胃薬とも縁が無い・・・従って”胃が痛い”と言うのは言葉では理解できるけれど、実感を通した理解は出来ない。
ですから「昨夜は胃痛で眠れなかった」と聞いても「ああそうでしたか」・・・何とも冷たい反応になってしまいます。
他の人には「胃の痛みを知りません」と言うのは何だか自分で「頭は弱いけれどその分胃は異常に丈夫」だと告白するみたいなので言えません。
こういう体のことについては実はもう一つある。(正確には”あった”です)
それは肩の痛み。
子供の頃は母が肩の痛みを訴える人で、よく肩揉み・肩たたきをさせられたものです。
勿論、おこずかい程度の有料作業でしたが、末っ子の私しかやらないので結局私の仕事でした。
家事をしていても直ぐ疲れたり肩がこる人でしたが、内職に和裁をやっていたので、目と肩には負担があったらしい。
そういうことと関連があるのか、当時「実母散」という煎じ薬などを飲んでいまして、私もついでにおすそ分け・・・。
特に薬効を期待してたのでもありませんが、(当時は市販されていませんが)今のウーロン茶感覚だったと思います。
お茶以外の飲み物という事で・・・嫌いでは無かったので、母からは「変な子」と言われていました。
尤も私が風邪気味な時は母が庭の「ユキノシタ」を取って来て「干し柿」「ショウガ」「キンカン」などと一緒に煎じるて私に飲ませる。
他の兄姉も母自身も飲まないのですから・・・変な母と子だったに違いない。
肩こりに戻ります。
そんな事で「肩こり]そのものは母の姿を見ているので、なんとなくは「そういうものはある」事は分かっていました。
但し、自分の体では分かっていませんでした。
床屋さんで、仕上げのところで肩を叩いたり揉んだりしてくれますが、あれも肩こり対策の効果と言うより「作業終わりの儀式」みたいなもののように感じていて、内心は『どうでも良かった』のです。
ですからたまに女房殿に肩たたき・肩揉みを命じられると、一種の苦役感覚。
人生暦1回り60年まではそうですね。
ところが人間の体は良くしたもので、還暦60年を過ぎると動物・生命体ですし、機械的にも耐用年数の限界が近づく信号が出るようです。
多分肩の痛みもそれの一種のような気がする。
まずは右肩・・・まあ動かなくなることは無いし、痛いと言っても競技スポーツをするのでも無いので、何とか2,3カ月の痛みの時期は乗り越えました。
ところが昨年から左の肩が痛くなってきましたがこれがしつこくて厳しい。
両方の肩が同時に痛まなくて良かったのですが、今度の左肩の方が困ったことが発生している。
日常生活では少し痛みに耐える場面はあっても、まずは支障なく暮らしています。
しかし、困った場面で痛みが最高潮になる・・・
これが信じられない場面。
歯科治療の治療台で、椅子がほぼ水平近くに倒れている状態・・・つまり水平に近い姿勢で治療を受ける時に最も激しく痛い!。
この状態は治療する側の医師にとって楽かもしれないけれど、受ける側・少なくとも私にとっては拷問に近い・・・肩が痛い時は拷問姿勢なのです。
治療のほぼ30分は、途中で2,3回のうがい休憩だけが救いの時間。
歯科治療で痛いわけではないので、医師に「痛いですか?」と訊かれても、それは歯が痛いかどうかだと思うので「痛くないです」という意味で首を横に振る。
顔では平然としているつもりですが、歯は全然痛くないのに実は肩は悲鳴を上げている。
やはり歯科医に打ち明けるべきだろうか?
「少しは我慢しなさい」的に叱られるか?、それとも「どうしようもない我がままな患者」だと思われるだろうか?
それとも昔の歯医者さんみたいに普通に椅子に座ったスタイルで治療して貰えるだろうか。
そうこうするうちに一応歯科治療は一段落で、次は1カ月後の検査。
私の絶対命題としてはこの1カ月間に肩の状態を改善しなくてはいけない。
子供時代には母の肩・背中にトクホンを貼ったことはあるけれど自分の体には打ちみ・捻挫以外では貼ったことは無い。
最近のTVCMでは温シップ系の痛みをやわらげる良い薬があるらしい・・・使ってみなくては良いかどうかは判断できませんが。
水曜日に生活習慣病クリニックで医師に相談すると「飲み薬は問題かもしれませんが、貼り薬はOK」と言う事で、試すことは出来る。
早速近所のドラッグストアーでお試し購入。
現在自分の体で効果を確かめています。
さて、還暦を過ぎて人生の2周目に入いり、肩に初インドメタシン・・・これからはこういうことが多くなりそうです。
お試し用で7枚入りなので2,3日試してみつ予定・・・今まで知らなかった事を初体験です。
マア、誰でも年を取ると言うのは初体験なわけですから、誰でも自分の体で感じるのは初めてということです。
最後のゴール地点も誰でも初の経験ですし・・・それはブラックユーモアみたいなものですね。
マア1週目は殆どの人がクリアーしますが2周目はどこかでリタイアします・・・これが自分の力と言うよりメンテナンス・バックアップ・トレーナー次第という事でしょうが、2周目のバックストレッチまで行けたら大したものだと自分では思っている。
さて取り敢えず1回りしたのですが、知らない事・体験していないことはたくさんあるようです。
それも他の人が普通に経験するのに、私としては話としては聞くけれど自分の身では未経験なこともあります。
普通の会話に出て来るし、ごく普通の話題なので、話としては加わるにしても自分の経験としての話が出来ないし、実感としては理解しにくいものもあるのです。
逆に、他の人には多分理解出来ないような状況になることもあるだろうが、正確に伝えられていないでしょう・・・。
自分に関してですと、例えば朝目を醒まして「今日は何もしたくない」と言う気分になることがありますが、そういう”気分”と言うのは他の人はどうなんでしょう。
高校生時代などはそういう気分に逆らわない・・・母親が学校に電話をしてくれていた。
社会人ともなるとそうはいかないのですが、そういう気分に逆らいたくない自分がいたりします・・・(年休は余るほどあるので問題はないので、当日の予定とか他のメンバーの予定などを計算したり・・・)。
では他にはどんなことか?
最も単純で、聞いた人がもしかしたら呆れるかもしれないので、自分からは決して話題にしないことがあります。
まずは「胃の痛み」・・・よく”胃が痛い”という話を聞く時があるのですが、これがイマイチ理解できていない。
私だって、自慢は出来ないけれど怪しげなものを食べてお腹を壊したことはあるのですが、下痢などの症状は伴なったとしても、胃が痛いと言う感じとは違うでしょう。
下戸ですから二日酔いとは縁が無いし、消化を助けるような胃腸薬とか、健胃薬とも縁が無い・・・従って”胃が痛い”と言うのは言葉では理解できるけれど、実感を通した理解は出来ない。
ですから「昨夜は胃痛で眠れなかった」と聞いても「ああそうでしたか」・・・何とも冷たい反応になってしまいます。
他の人には「胃の痛みを知りません」と言うのは何だか自分で「頭は弱いけれどその分胃は異常に丈夫」だと告白するみたいなので言えません。
こういう体のことについては実はもう一つある。(正確には”あった”です)
それは肩の痛み。
子供の頃は母が肩の痛みを訴える人で、よく肩揉み・肩たたきをさせられたものです。
勿論、おこずかい程度の有料作業でしたが、末っ子の私しかやらないので結局私の仕事でした。
家事をしていても直ぐ疲れたり肩がこる人でしたが、内職に和裁をやっていたので、目と肩には負担があったらしい。
そういうことと関連があるのか、当時「実母散」という煎じ薬などを飲んでいまして、私もついでにおすそ分け・・・。
特に薬効を期待してたのでもありませんが、(当時は市販されていませんが)今のウーロン茶感覚だったと思います。
お茶以外の飲み物という事で・・・嫌いでは無かったので、母からは「変な子」と言われていました。
尤も私が風邪気味な時は母が庭の「ユキノシタ」を取って来て「干し柿」「ショウガ」「キンカン」などと一緒に煎じるて私に飲ませる。
他の兄姉も母自身も飲まないのですから・・・変な母と子だったに違いない。
肩こりに戻ります。
そんな事で「肩こり]そのものは母の姿を見ているので、なんとなくは「そういうものはある」事は分かっていました。
但し、自分の体では分かっていませんでした。
床屋さんで、仕上げのところで肩を叩いたり揉んだりしてくれますが、あれも肩こり対策の効果と言うより「作業終わりの儀式」みたいなもののように感じていて、内心は『どうでも良かった』のです。
ですからたまに女房殿に肩たたき・肩揉みを命じられると、一種の苦役感覚。
人生暦1回り60年まではそうですね。
ところが人間の体は良くしたもので、還暦60年を過ぎると動物・生命体ですし、機械的にも耐用年数の限界が近づく信号が出るようです。
多分肩の痛みもそれの一種のような気がする。
まずは右肩・・・まあ動かなくなることは無いし、痛いと言っても競技スポーツをするのでも無いので、何とか2,3カ月の痛みの時期は乗り越えました。
ところが昨年から左の肩が痛くなってきましたがこれがしつこくて厳しい。
両方の肩が同時に痛まなくて良かったのですが、今度の左肩の方が困ったことが発生している。
日常生活では少し痛みに耐える場面はあっても、まずは支障なく暮らしています。
しかし、困った場面で痛みが最高潮になる・・・
これが信じられない場面。
歯科治療の治療台で、椅子がほぼ水平近くに倒れている状態・・・つまり水平に近い姿勢で治療を受ける時に最も激しく痛い!。
この状態は治療する側の医師にとって楽かもしれないけれど、受ける側・少なくとも私にとっては拷問に近い・・・肩が痛い時は拷問姿勢なのです。
治療のほぼ30分は、途中で2,3回のうがい休憩だけが救いの時間。
歯科治療で痛いわけではないので、医師に「痛いですか?」と訊かれても、それは歯が痛いかどうかだと思うので「痛くないです」という意味で首を横に振る。
顔では平然としているつもりですが、歯は全然痛くないのに実は肩は悲鳴を上げている。
やはり歯科医に打ち明けるべきだろうか?
「少しは我慢しなさい」的に叱られるか?、それとも「どうしようもない我がままな患者」だと思われるだろうか?
それとも昔の歯医者さんみたいに普通に椅子に座ったスタイルで治療して貰えるだろうか。
そうこうするうちに一応歯科治療は一段落で、次は1カ月後の検査。
私の絶対命題としてはこの1カ月間に肩の状態を改善しなくてはいけない。
子供時代には母の肩・背中にトクホンを貼ったことはあるけれど自分の体には打ちみ・捻挫以外では貼ったことは無い。
最近のTVCMでは温シップ系の痛みをやわらげる良い薬があるらしい・・・使ってみなくては良いかどうかは判断できませんが。
水曜日に生活習慣病クリニックで医師に相談すると「飲み薬は問題かもしれませんが、貼り薬はOK」と言う事で、試すことは出来る。
早速近所のドラッグストアーでお試し購入。
現在自分の体で効果を確かめています。
さて、還暦を過ぎて人生の2周目に入いり、肩に初インドメタシン・・・これからはこういうことが多くなりそうです。
お試し用で7枚入りなので2,3日試してみつ予定・・・今まで知らなかった事を初体験です。
マア、誰でも年を取ると言うのは初体験なわけですから、誰でも自分の体で感じるのは初めてということです。
最後のゴール地点も誰でも初の経験ですし・・・それはブラックユーモアみたいなものですね。