A:LOVE(抱きしめたい)
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
B:真夜中の喝采
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:大村雅朗
(1978年9月10日発売)
このジャケ写大好きです。
この曲が収録されているアルバム『LOVE ~愛とは不幸をおそれないこと~』のジャケは
なんかビミョーなんですけど、このLOVEのはいいですよね~!
1978年のNHK紅白歌合戦で、ポップス系初の大トリを務めたのは言わずもがな。
歌い上げる系のこの曲は、まさに大トリにふさわしかったと思います!
第20回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞
第7回FNS歌謡祭・グランプリ
第4回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・ゴールデングランプリ
第9回日本歌謡大賞・放送音楽賞
・・などなど、どれにどのくらい権威があるか私にはサッパリなんですが、とにかく色々
受賞しています。
セールスは48.8万枚(オリコン調べ)。
ベストテンでの最高位は2位でしたが13週とけっこう長い間ランクインしていたようです。
この頃は、ツイストの「銃爪」や松山千春の「季節の中で」なんかがブレイク中で1位は
取れなかったそうな。
番組ではおしりを押し上げてもらったり、グラフをもって「チョウチョが~」とか言ってみたり、
一生懸命アピールしていてかわいらしかったです。
そしてなんと言っても、レコ大での超不本意そうな最優秀歌唱賞受賞シーン、
何度見てもたまらんものがあります。
美しい顔を歪める様が不謹慎ながらゾクゾクしてしまうのです。ごめんなさい。
ピンクの勢いはすごかったし、(第一売れたし)しょうがないと思いますけど、
彼氏もしかして宇宙人だし~
でも地球のオトコにも飽きたし~
オッケーかな?ウホ!
っちゅう奇天烈な歌にもっていかれたじゅりとしては納得いかなかったでしょうね。
じゅりったら、あの日家に帰ってきてからも、不機嫌で大変だったわ・・・・・ってなふうに
すぐ妄想が始まりがちですが、今日はやめないと。というよりそれ前に書いてるし。
それで突然なんですが、私、
好きなんだあこの歌~~~!!
世間(じゅりファン限定)では、「ジュリー祭り」で、セトリに「ダバダ」がなかったのが
納得いかないって人が多いようですけど、私にしてみれば、それを言うなら
どうして「LOVE(抱きしめたい)」が無いんじゃ~~~~ですよ!
70年代シングルでは「立ちどまるな ふりむくな」も入れて欲しかったが、こっちはまあ
入んないだろうと予想してたけど、まさか「LOVE~」が落ちるなんてぇ~~~
もう、生で聴くまでは死ねないから!
【ビジュアル】
基本、黒い皮のコートを着て、片手に血染めの包帯(あるいは黒い皮手袋)というカッコで
歌ってました。
雨を降らす大掛かりなセットで歌うバージョンもいいし、タキシード姿で歌うのも美貌が
際立ちステキです。
紅白やレコ大の画像は死ぬほど大量につべにありますんで、メンドクサイから今日は
貼りませ~ん。
【サウンド】
曲構成はAメロ+Bメロ+サビ。オーソドックスな歌謡曲スタイルです。
しっとりとした壮大なバラードですが、イントロはかなりゴージャスです。
歌に入る直前からグッと伴奏の音量が絞られ、思いつめたような声でじゅりが切々と
歌いだします。
Aメロはアコギの伴奏に、ため息のようなピアノの和音が時折挿入されます。
いけない女と 呼ばせたくない
まず、呼ばせたくないの「た」のところでイキますね。(←下品でスマン
そしてサビでは高弦が流麗に響く中、それを良が、じゃない凌駕する声量でじゅりの
高らかな声が響き渡ります。
さよなら さよなら さよなら さよなら
さよなら×3回だと淀長さんになってしまいますが、4回ですから大丈夫!
2回目のさよならのあとに入るギターのキュ~ルキュゥゥン・・という音が切なさを誘い、
最後のさよなら~~~~~~~~~~~の低音の波動に合わせてこちらまで心臓が
波打つようです。
【詞】
30歳のじゅり、集大成となる最後の「僕とあなた」ソングです。相手は年上ですね。
フリンですね。
たぶんですがこの曲が歌われた1978年においては、「不倫」が現在に比べてもっと重く、
反倫理的に捉えられていたんじゃないでしょうか。
この曲の通奏低音としてある、暗く湿った闇のようなものを感じるにつけ、そんな風に思えて
きます。(ナース篠の出ていた不倫ドラマ「金妻」もまだやってないしね~)
でも、だからこそ指輪外して愛し合う二人の愛は純粋で、
純粋だからこそ彼は相手と相手の家庭(優しく包む人)のことを思い別れを選んだ
のだと思います。
ただ奪うことだけが愛ではない。
この曲の主人公の「僕」・・というより阿久さんにとって、こうすることが究極の愛(LOVE)だ、
ということではないでしょうか。
というか、そういう曲なんだと勝手に解釈して勝手に酔いしれて年中聴いてます!
惜しむべきは曲名のインパクトがやや弱いことでしょうか。
「LOVE」か「抱きしめたい」のどっちかだけじゃなぜイカンかったのか。
たぶんちゃんとした理由があるのだと思いますので、ぜひそこん所を聞いてみたいですね。
阿久さんがどこかで語っていたりしないでしょうか?
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今日のipodシャッフル1曲目:シャワー
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
B:真夜中の喝采
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:大村雅朗
(1978年9月10日発売)
このジャケ写大好きです。
この曲が収録されているアルバム『LOVE ~愛とは不幸をおそれないこと~』のジャケは
なんかビミョーなんですけど、このLOVEのはいいですよね~!
1978年のNHK紅白歌合戦で、ポップス系初の大トリを務めたのは言わずもがな。
歌い上げる系のこの曲は、まさに大トリにふさわしかったと思います!
第20回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞
第7回FNS歌謡祭・グランプリ
第4回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・ゴールデングランプリ
第9回日本歌謡大賞・放送音楽賞
・・などなど、どれにどのくらい権威があるか私にはサッパリなんですが、とにかく色々
受賞しています。
セールスは48.8万枚(オリコン調べ)。
ベストテンでの最高位は2位でしたが13週とけっこう長い間ランクインしていたようです。
この頃は、ツイストの「銃爪」や松山千春の「季節の中で」なんかがブレイク中で1位は
取れなかったそうな。
番組ではおしりを押し上げてもらったり、グラフをもって「チョウチョが~」とか言ってみたり、
一生懸命アピールしていてかわいらしかったです。
そしてなんと言っても、レコ大での超不本意そうな最優秀歌唱賞受賞シーン、
何度見てもたまらんものがあります。
美しい顔を歪める様が不謹慎ながらゾクゾクしてしまうのです。ごめんなさい。
ピンクの勢いはすごかったし、(第一売れたし)しょうがないと思いますけど、
彼氏もしかして宇宙人だし~
でも地球のオトコにも飽きたし~
オッケーかな?ウホ!
っちゅう奇天烈な歌にもっていかれたじゅりとしては納得いかなかったでしょうね。
じゅりったら、あの日家に帰ってきてからも、不機嫌で大変だったわ・・・・・ってなふうに
すぐ妄想が始まりがちですが、今日はやめないと。というよりそれ前に書いてるし。
それで突然なんですが、私、
好きなんだあこの歌~~~!!
世間(じゅりファン限定)では、「ジュリー祭り」で、セトリに「ダバダ」がなかったのが
納得いかないって人が多いようですけど、私にしてみれば、それを言うなら
どうして「LOVE(抱きしめたい)」が無いんじゃ~~~~ですよ!
70年代シングルでは「立ちどまるな ふりむくな」も入れて欲しかったが、こっちはまあ
入んないだろうと予想してたけど、まさか「LOVE~」が落ちるなんてぇ~~~
もう、生で聴くまでは死ねないから!
【ビジュアル】
基本、黒い皮のコートを着て、片手に血染めの包帯(あるいは黒い皮手袋)というカッコで
歌ってました。
雨を降らす大掛かりなセットで歌うバージョンもいいし、タキシード姿で歌うのも美貌が
際立ちステキです。
紅白やレコ大の画像は死ぬほど大量につべにありますんで、メンドクサイから今日は
貼りませ~ん。
【サウンド】
曲構成はAメロ+Bメロ+サビ。オーソドックスな歌謡曲スタイルです。
しっとりとした壮大なバラードですが、イントロはかなりゴージャスです。
歌に入る直前からグッと伴奏の音量が絞られ、思いつめたような声でじゅりが切々と
歌いだします。
Aメロはアコギの伴奏に、ため息のようなピアノの和音が時折挿入されます。
いけない女と 呼ばせたくない
まず、呼ばせたくないの「た」のところでイキますね。(←下品でスマン
そしてサビでは高弦が流麗に響く中、それを良が、じゃない凌駕する声量でじゅりの
高らかな声が響き渡ります。
さよなら さよなら さよなら さよなら
さよなら×3回だと淀長さんになってしまいますが、4回ですから大丈夫!
2回目のさよならのあとに入るギターのキュ~ルキュゥゥン・・という音が切なさを誘い、
最後のさよなら~~~~~~~~~~~の低音の波動に合わせてこちらまで心臓が
波打つようです。
【詞】
30歳のじゅり、集大成となる最後の「僕とあなた」ソングです。相手は年上ですね。
フリンですね。
たぶんですがこの曲が歌われた1978年においては、「不倫」が現在に比べてもっと重く、
反倫理的に捉えられていたんじゃないでしょうか。
この曲の通奏低音としてある、暗く湿った闇のようなものを感じるにつけ、そんな風に思えて
きます。(ナース篠の出ていた不倫ドラマ「金妻」もまだやってないしね~)
でも、だからこそ指輪外して愛し合う二人の愛は純粋で、
純粋だからこそ彼は相手と相手の家庭(優しく包む人)のことを思い別れを選んだ
のだと思います。
ただ奪うことだけが愛ではない。
この曲の主人公の「僕」・・というより阿久さんにとって、こうすることが究極の愛(LOVE)だ、
ということではないでしょうか。
というか、そういう曲なんだと勝手に解釈して勝手に酔いしれて年中聴いてます!
惜しむべきは曲名のインパクトがやや弱いことでしょうか。
「LOVE」か「抱きしめたい」のどっちかだけじゃなぜイカンかったのか。
たぶんちゃんとした理由があるのだと思いますので、ぜひそこん所を聞いてみたいですね。
阿久さんがどこかで語っていたりしないでしょうか?
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今日のipodシャッフル1曲目:シャワー