あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

ス・ト・リ・ッ・パー

2009-01-08 23:45:06 | シングルレビュー
A:ス・ト・リ・ッ・パ・ー
作詞:三浦徳子/作曲:沢田研二/編曲:伊藤銀次
B:ジャンジャンロック
作詞:近田春夫/作曲:沢田研二/編曲:伊藤銀次
(1981年9月21日発売)



ついにきました。「ロックなじゅり」の代表曲。

私にとっては、曲レビュー11曲目にして、初めて「リアルで覚えてる曲」登場です。
以前に「最古の記憶」(08/11/18付)という記事で書いたとおり、ジュリけんの
変態夫婦コントの直後にいきなり金色ストリッパーを見てトラウマになりそうだった
7歳のジャリでした。
とくに黒っぽいダーク系の口紅が怖かったです。

セールスのほうは、 以外にも発売当初はなかなか売上が伸びなかったそうですが、
最終的には「TOKIO」を超える売上だったのですからスゴイです。
(36.4万枚:オリコン調べ)


プリプリの奥居ちゃんも若い頃カバーしたというカッコイイ曲で、
(世代的にプリプリは結構聴きましたが、奥居香はかなり「ロックな人」だと私は思います。)
エキゾ時代の曲は活動後期になるほどシンセザイザーが目立つものが多いけど、
この曲はギターとベースがブンブンでまさにロック。


じゅりハマ初期にクレジットを見て本人の作曲だったことに驚きましたが、
女性の作詞だってことにはもっと驚きました。
子供ゴコロに「これはえっちなお歌・・・イケナイお歌・・・」と思ってましたので。
(今となればそれほどでもない)

ヒールを脱ぎ捨て ルージュを脱ぎ捨て
すべてを脱ぎ捨てたら おいで


って、それだけでカッコイイ大人のオンナ、ってカンジですよね。

ババシャツ脱ぎ捨て ガードル脱ぎ捨て

じゃショボすぎて上がってる幕もソッコーで下ろされそうですが。

三浦さんの詞は結構男らしいって言うか、強気なカンジが多いですよね。
聖子ちゃんへの提供も多い三浦さんですが、女の子Ver.でもやっぱり強気感が
漂う詞だと思います。

彼女の詞で一番好きなのはもちろん「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」なんですが、
あれはヘタレなくせに強気なオトコが・・・って、6番目のレビューの時に
書けってハナシでした
(6番目・・・好き過ぎて書けないかも)


曲の完成度の高さはアレンジャーの力量によるところも大きいでしょうね。
スネアのビートに続きギターの
ジャーン ジャーカ ジャン ジャーン
で悩殺されます。

伊藤銀次さんといえば
お昼やーすみは うきうきウォッチン あちこちそちこち いいとも~

『ウキウキWatching』の作曲で有名でございますが、
ストリッパー以外にも、おまパラ、渚ラブ、チェックインなど、
80年代前半のじゅりのシングルの編曲をたくさん手がけておられます。


そして、話として外せないのがこのシングルから正式にクレジットしている
エキゾティクスです。
この頃みんな若くて(吉○建さん以外)かわいいな~西平さんなんてアイドルみたい。
これじゃじゅりより人気があ(※%■・・ゲフゲフ
・・・いえ、そんなことはないでしょうけど。
じゅりとエキゾの組み合わせは、まさにビジュアル系の元祖とも言うべき存在感です。

元Xジャパンのhideちゃん(結構好きだった・・・)も「hide with Spread Beaver」は
「ジュリーwithエキゾティクス」を意識してると言ったの、雑誌か何かで読んだことがあります。
(ウィキってみたけど詳しいことは書いてなかった・・)

・・・なんかてっぺいちゃん(←カールスモーキー石井の愛称)といい、hideちゃんといい、
私が若い頃好きだったミュージシャンは、じゅりを意識してる人が多い気がします。

衣装は3種類かな。
一番多かった?金色Ver.と、紅白で着た紫Ver.(綺麗だった~)、
あとはジーンズで、花売り娘も真っ青のでっかいスカーフ(バンダナ?)を
頭に巻いて帽子を被ったやつですね。


ところで、ストリッパーはかなりヒットしたようで、昔のテレビ映像やライブ映像も
種類が多く残っていて嬉しいんですが、
じゅり、この曲で歌詞を間違うことが多くないですか?
「・・はっ、はなしにならっないぜ~

って、つっかえてちゃそっちこそ話にならないぜ~みたいな。(キャーじゅりゴメン