Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

5.7㎡+SUP 波腰

2009-05-11 16:59:49 | windsurfin'


5月9日、サザンビーチ。
夕方からサーマル、6㎡前後。

SUPで出艇。
85Lでも十分走る風域になったが、
時間的に板チェンジが億劫になり、そのままSUPで乗り続けた。

SUPに付いてるFINは、基本サーフィンのFINなので、
ウインドのアップウインドのスピードを考慮してない。
だからすぐ抜ける。貧弱なのだ。
ウインドの際はG10の26センチくらいがいいでしょう。

アウトへ向かうとき、FINが水中からやっと離れるくらい飛んだ。
艇速があればちょっとは飛ぶのだ。
で、着水はなかなかの衝撃である。
前へジャンプするにはいいが、上へジャンプするのは絶対ダメである。

適当なウネリを見つけてジャイブする。
レイルを海面に噛ませなくてもチョイト膝を入れるだけでターンする。
おそらくウインドの板よりもジャイブはイージー。
ドライブはしないが、そこそこシャープにレイルジャイブできる。
初心者がレイルジャイブを体得するために都合がいいし、
なにしろ沈しづらいので強風がイヤになる、ということが減るだろう。

ビーチへ戻ってくる。
ストレートオンショアでは当然バックサイド中心になるが、
ちょっと色気づいてフロントへ振ってみる。
しかし、板が全く振れない。
板が重すぎて、波のフォールラインに絡んで落ちて行くので、それ以上振れない。
やはりここはウエーブボードにはかなわない。

ところが意外とビックリはバックサイドである。
この板の重さが長所になる。
うすいウネリでも板を少し風下に向けるとすぐテイクオフする。
これはウエーブボードより遥かに反応が良い。
これを可能にしてるのが30ichという幅である。

それからは無理矢理回さず、レールを生かしながら波乗りを楽しむとOK!
まさにロングのように大きく優雅に回すと楽しい。


当日ちょいと思ったこと。
オンだけど、インサイドは波がある。
ここで遊ぶ人と遊ばない人がいる。
ボード形状で波乗り向き不向きがあるが、遠慮することはない。
スラ系ならウネリに乗って思い切り加速してジャイブアウトすればよろしい。

なんにもせず、タックして、しかも板がふらついてセイルを落とし、
ダンパーの餌食になったら道具だけでなく身体がやられてしまう。

気をつけよう。

ご安全に!


唐突ですが、あなたは肥ダメに落ちたことはありますか?

2009-05-08 17:05:30 | インポート


唐突ですが、あなたは肥ダメに落ちたことはありますか?

話は近所の飲み屋から始まります。

たまに行く飲み屋がある。
そこは家から歩いて数分のところ。
這ってでも帰れるとこだ。

細長い店でBAR形式になっている。

レゲエやハワイアンのBGMをかけ、
BIG WAVEのDVDをBGVにしている。

ビールと焼酎くらいしか置いていないのが寂しい。
日本酒や洋酒をもっと置いて欲しいところだ。

マスターとその彼女と二人で営んでいるのだが、
マスターは終始飲んでいる。
で、やかましいくらい陽気。
一人ゆっくり飲む店ではない。


マスターはベロベロになるのでサービス酒が多い。
帰ろうとすると、『ただにするから!』と言って引き止められる。

ここの名物はドッポン便所である。
かのローマ帝国では下水道完備だったのに、
21世紀のここではドッポン式である。



初めてその店のドッポンで用を足そうと扉を開けたとき、
オイラは恐怖に慄いた。(←おののいた)
小学2年生の時、肥ダメに落ちて溺れ死にそうな体験を思い出したのだ。

海で波に巻かれることなど屁ではない。
オイラは人々のウンチィ~を田んぼの肥料にするための水槽?便槽だ!に、
両足から見事に落ち、鼻の穴から耳の穴まで頭の毛穴までウンチ一色になった。
ランドセル本体も中身も全滅した。
交通安全の白いお守りがまっ茶色になった。

口に入ったかは覚えていない。
おそらく入ってるだろう。ちょっとは飲み込んだかも。

オイラは茶色お化けに変身した。
肥ダメから無事生還したオイラは泣きながら家路を急いだ。
オイラの歩く後にはポタポタとウンチ滴が垂れた。
繁華街を通ったけど、通行人はエンガチョ!と言わんばかりに、
道を開けてくれたなあ。
オイラはちっちゃな小学2年生である。
家に帰るとオフクロが悲鳴を上げたなあ。
かわいそうだったなあ~、オレ。


そんなんで、そのドッポン式トイレが視界に入った瞬間、
肥ダメ落下事件が走馬灯のように脳裏を駆け巡ったのだ。

というわけで、オイラはそこのトイレでは用を足さない。
オシッコしたくなったらオアイソして家に帰るわけである。

ここにはとても面白い人達が来る。
Y島のオヤジサーファーたち。プロサーファー。
パチンコ屋の店長。ダイビングスクールの女性経営者。
なんちゃってDJ。失業中の893。
海上保安庁の教官。スナックのママ。

パチンコ屋の店長はオイラにこう言った。
『パチンコなんてしちゃいけない』



さて。
本日から会社で新型インフルエンザ予防のためのマスクが支給される。
海外渡航者が多いためだ。

インフツエンザにかかるか、肥ダメに落ちるか、
どちらかを選択しなくちゃいけなくて、それを決めるのは難しい。

カレー味のウンコか、ウンコ味のカレー、
どちらかを食えと選択を迫られたときと同じくらい難しい。

波の数ほど抱きしめてやりて~@GW

2009-05-05 23:28:13 | windsurfin'


GW3日目
茅ヶ崎海水浴場 5.0㎡+85L
ほぼストレートオンショア
波はアウト、インとも最大胸。
オイラが経験したオンショアウエーブで★★★★★の素晴らしい日。
オンショアなのに、とにかくフェイスがきれい、ノーシフト。
ちゃんとフロントサイドへ振れてトップターンが返せるコンディション。
しかもノーサーファー。

GW4日目
同じく茅ヶ崎海水浴場 5.0㎡+85L
後半に吹き上がり、まっサイドのビンビンコンディション。
波は小さかったがアウトは腹くらいの山あり谷ありカウパー放出コンディション。
茅ヶ崎海水浴場アウトはエボシ岩浅瀬で波が消されないのでダイレクトに入ってくる。
サーフポイントのショップ下は砂付がよく、
しかもサイドショアだったので、やはりちゃんとウエーブライドができた。
とにもかくにもウエーブはやはりこの世で一番楽しい。

GW5日目
ノーウインド、ノーウエーブ
夜に海沿いの友人宅でBBQ。
子供含めて総勢34名の大宴会。
素敵なフラガールのダンス&ウクレレバンドで茅ヶ崎アロハナイト。
最後はオイラが崇拝する永遠のロッカーを偲びスローバラードの熱唱。
『ちがーさき~グランドの駐車場~ 二人で手をつないで~』
日本はまた一つ宝をなくした。
いいことばかりはありゃしない。月光仮面が来ないのと彼女が電話かけてきた。
でも楽しめるときはとことん楽しもう。
オイラたちはいい楽しみ方を知っている。
実に楽しかった。みなさんに感謝。

QW6日目
微オフショア 波はモモ 
パークにて、初めてのスタンドアップパドルサーフィン。
なんとなくパドルの漕ぎ方がわかった。
グリップの押し出す方向が肝心で、その要領を得れば片側だけのパドルで直進できる。
ほんの数本波に乗れた。ちゃんと横に走れた。
普通のロングボードに比べれば重い分、圧倒的に走破性がある。
このスタンドアップ、サーフィンの経験がなければ波に乗るのはちょっと難しそうだ。
それとウインドの経験がなければ立ってることだけでも必死。
両方の経験があればかなり親しみやすいと思った。
このスタンドアップ、一言で言うと海と仲良くなれる大人のおもちゃ、って感じ。
あとスタンドアップはクロストレーニングとしてとてもよい。
腕で引く押すを繰り返すので上半身が物凄く鍛えられる。
バランスの悪いものを上半身で動かしているので腹筋の負荷も凄い。
恐らく毎週やってたら腹筋割れること間違いない。

残るはGW7日目水曜を残すのみ。
GW中、WOWOWで『波の数ほど抱きしめて』を放映した。
挿入曲の著作権の関係でDVD発売されてないが、テレビ放映されたのだ。
舞台は茅ヶ崎、ウインドのシーンも出てくる。
この映画の公開後、18年たってもその舞台では今でもウインドもサーフィンも盛ん。
映画にはなぜか古さを感じない。
中山美穂に新鮮さすら感じる。
この頃の雰囲気がまた湘南に戻ってこないかなあ~、としみじみ思ったさ。
っていうか中山美穂がいいんだな。
J・D・サウザーの曲が134をバックに流れてたけどこれが実によかった。