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三浦友和は五代進で、波動砲120%充血で爆沈

2009-09-23 23:47:10 | windsurfin'


シルバーウイーク初日、湘南はオフショア&オーバーヘッドのコンディション。
足を怪我しているオイラは波乗りする気は起こらないし、
ならばフラットな海面でプレーニング三昧しようと、一路三浦へ。

三浦海岸の菊名ポイントに到着。

『!!!!』

以前経験したコンディションがそこにあった。
幻の三浦パート2である。

今から5,6年、うんにゃ。7年前??
同じところで同じ場所で見た波である。
オーバーヘッドのツルルテカテカロケンロール。
5点台でアンダーダメダメ止まったらどうすんねん。
左サイドのポート。

無料駐車場は既に満車で、手前の県営Pに入庫。
必然的に波のないそのP正面から出撃。

やはり足の怪我が気になったし、
だいたいポートは世界で一番自信がない。
左右の得手不得手がこれほど顕著な人間も少ないだろう。
というわけで『波のない海面』で行ったり来たり。

当然15分もすれば飽きる。
それに直線乗ってると、どうも奥の波のセクションが気になる。
完全オーバーヘッドにポートスペシャリストがグリグリとマニューバを描いている。

『1回だけ行ってみよっと』

行くのは簡単。沖からちょいと下るだけである。

ZONE5.0とALLWAVE85Lの相性はすこぶる良い。
ブイブイとプレーニングし、菊名の岩を通り過ぎた。

そこで風がピタリと止んだ。
オイラもピタリと止まった。

後ろを振り返る。
巨大な水の塊、東京ドーム235個分の水が、
年老いた男の股間がテントを張るように、ジワジワと、しかも確実に、
『オイラはゆっくりだけどキョコンでっせ~!!』と言わんばかり盛り上がってきた。

盛り上がりの先っちょが白くクチュクチュしてきた。
なんかパンツの下でジワ~っと漏らしたように白いのは左右に広がっていった。

『確実に割れる!』
オイラは心の中で悲鳴を上げた。
割れていいのはオネエチャンのパックンチョ、
おじさんのテント盛り上がりは割れてはいけないのだ。

オイラは瞬時に目線をビーチ彼方の道路向かいの『イケス居酒屋』に向けた。
レーシックのお陰で遥か彼方の目標物が居酒屋とわかったのは実は何の得もない。

目を居酒屋に向け、パンピングを始めた。
パンピングとはセイルをパコパコ仰ぐ行為だ。
『溺るる者は藁をもつかむ』と同じ行為だ。

このパンピング、乗りなれた茅ヶ崎と違い、反対側。
つまり左手でマスをかいてるのと同じ、カケドモカケドモ前へ進まない。
ギクシャクギクシャク、ココカケわんわん。

割れ割れパックンチョは、左手でギクシャクしてるオイラをせせら笑うように飲み込んだ。
幸い、ピークで巻かれず、大惨事には至らなかった。

と、思い、顔を海面に出した。

『ひええええええ!!!』

菊名の岩場が目前にあるではないの!!

次の波で確実にオンザロックしてしまう。
とにかくウオーターポジションをとる。

そこで、はい!お約束、神風が吹くわけである。

お約束ではないけど、風が入ったお陰でセイルが上がった。

あぶねえあぶねえ幻の三浦、連休初日であった。

その後、湘南に風波はなくなり、酒びたりとなる。

が、最終日の水曜日、チーパーでヒザ波に乗る。
プアーだったが、潮に浸かったのでヨシとするべし。

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