Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

いまさらですがジャイブ練習

2015-03-23 18:14:25 | windsurfin'


3/22(日)

夕方から西南西風、マックス15m。

いちお、GPV予測通りだったよ。
凄い的中率。
GPVは外さないね~

一時は5.1㎡でオーバー目。
たぶん時間にして15分間くらい??

ここまで上がるアドレナリンどばーっと出て楽しい。スリリング!
オーバーで遊ぶためにはジャイブで失敗はできない。


オイラ体重減ったんでまともにセイルに風受けられません。
ジャイブ失敗率が格段に上がる。失敗率の高さは自慢できるぜい!

オーバーセイルジャイブでは背負い投げ一本、身体だけフォワードループ、爆沈っす。
だからオイラの場合、ノーマルジャイブは無理。

そんなんでイロイロとジャイブのバリエーションを試してみた。
うそ。2つくらい。たったの。

まず板がスラスターの3枚フィンなんで、クワッド4枚フィンのようにフィン中心で勝手には回らない。
レールを意識してスパッと海面をえぐり切る感覚じゃないとターンがスピードに乗らない。
それがオイラのような非力な乗り手にはとても困難極まる。
荒れた海面だと、板がターンしながらバウンドするんだ。
この板、バネ入りっすか~???

で、どうしたかというと板が風軸を超えたら手前、膝前の意識を、腰前にしてみた。
腰前でもいいし、丹田前でもいいし、胸前でもいいね。
わかりやすいのがチ○コ前突出しポーズっすね。
カッコ悪いかもしれないけど、むしろ男らしいポーズに違いない。きっとそーに違いない。
しかし、のけぞるだけではない。
気分はチ○コ突き出して、ついでに頭突きするくらいの気持ちだ。

手だけ、膝だけ前っていうのは逆に腰が折れてしまうんだ。
だから腰折れしないようにするには大腿部が寝ないようにすればいいんだ。
でも大腿部を立てるというのは勇気がいる。
そこでチ○コ前は勇気はいらない。男にはもともとの本能があるからだ。

(よく爆風乗りは勇気があるとは言われない。変態と言われる所以はここなのか?)

ジャイブはターンで失速するからオーバーになってぶっ飛ばされるんだな。
まあ、簡単なことだけど風より速く走ればアンダーになるっちゅう理論だ!!!!
風を押えよう、耐えよう、なんて無理だ。
風より速く!!!

風速15m/秒っていうと時速にすると54k/hか。。。
直線はまあそれに近くはスピード出てても、ターンで50キロって無理ですやん!!

やっぱ風よりは速く走れませんでした~。。。


でも、速ければ速いほどセイルに受ける風力は小さくなるだね。

時速30キロでターンしたら、風速との差は24キロ。
時速差24キロ=風速6m
走ってる最中は見かけの風速が6mってことね。
ほらほらたいしたことない!!!

でもこれが風速20mになると、同じ30キロでターンしたとして、風速との差は42キロ。
時速差42キロ=風速12m。
見かけの風速は12mだから6mの2倍だけど、
受ける力は2倍じゃない。2乗するんだね。

どういうことかっていうと、
3.7のジャイブは思い切り高速で突っ込んで見かけ風速を軽減したとしても、
5.0のときの4倍の力がかかる。

つまりビビッてジャイブアプローチしてママチャリレベルのスピード(10キロちょい)でターンしたら
なんと10倍以上の力がかかる。


そうなるともはやテクニックじゃないね~。

突っ込み番長にならないとジャイブ成功しませんがな。。。

Run on the water

2015-03-05 14:44:42 | windsurfin'


走り始めて5か月半、走行距離700キロオーバー。
最速は10キロで4分37秒。

このタイム、真剣に必死。
オーバーセイルで波が頭オーバーのウインドサーフィンのハードコンディションに臨む時と同じくらいの真剣さ。

今のところ、この速度では10キロが限界。
仮にこの速度でフルマラソン42.195キロ走ったとして、3時間15分。
そんなものだよ。
2時間台って凄すぎる。

オレが、今後、人生の思い出に少し背伸びをして人に自慢したいことは、
フルマラソンで3時間切れたよ!ということだね。
実現したら本当に自慢できるな。自分の誇りになる。
まあ、まだ一度も大会出たことないし、フルも走ったことないので、かなり無謀な高望みだけど。。

さてさて。
昨日3/4(水)
南岸を低気圧が通過して、大きな波に西風が強く吹き付けると予測し、
有給休暇を取ったが、、、結果見事に外した。
今年は天気図からなかなか風が読み取れない。
いつも南岸に低気圧ができてしまい、それが邪魔する。
気象は年々確実に変化してるんだね。  しかも地球規模で。

夕方4時半から、超アンダーながら出てみた。
午前中は頭以上あった波は、肩までダウンはしたが、
それでも崩れると分厚いスープ。
潮が多く、全体にボヨボヨで不整地的な海面。

こういうコンディションで失速し波超えでバランス崩すとそれでオシマイ。
デカ波に食われ、道具を放し、延々泳ぐことになる。

っていうか、いつもそうなってしまう。
行けそうな感じはするんだけど、行けず仕舞い。

でも、昨日は違ったね。
日頃走ってる成果がウインドの場でわかった。

腹が凹んだとか、体重が減ったとか、そういう見た目の問題じゃない。

無風に近いと身体そのものがグラグラするんだけど、
上半身が動かない。
脚部でバランスを取れている。
スープの上で板が絶妙なバランスを取っている、
腹筋が、ケツ筋が、モモ筋が総動員している。

意外とすんなりアウトに出れた。

ゲッティングアウトが上達した(気がした)。
しかもウインドせずにウインドがうまくなった(気がした)。


。。。。。

もともと、何故走り始めたかというと、
ウインドでもっとタフにスタミナ欠損せずに乗っていたいということと、
サバイバルコンディションで生還できるように、自分の体力に絶対の自信を持っていたいということ。
そんな理由から走り始めただけなのだ。

冬の本格ウエーブシーズンの前に走り始めなくちゃ、そんな思いからね。

効果はもっと現実的な身近なところにあったようだよ。
上達実感の根拠は、体幹がちゃんとしてバランスが良くなったということだ。

もちろんちゃんとした確証じゃなくて、気のせいかもしれないけど、
そう思えることも効果かなと。


Keep on sufin' and runnin' !
Aloha!

2015初乗り@大西

2015-01-12 09:29:32 | windsurfin'


1/11(日)
天気図&GPV予報から、茅ヶ崎はサイドショアの大西鉄板パターン。
吹き始めは意外と早かったが、オーバーになるのも早かった。

ランニングのおかげで体重が落ちて、健康面ではいいかもしれないけど、
ウインドのオーバーコンディションでは圧倒的なハンデになる。
人よりワンサイズ小さなセイルでなんとか、、というところなのに、
自分は4.2で、まわりはほとんど4.0、中には3.6もいたよ。

いや~きつかったね。
久々にセイルのリーチがバリバリバリ!!!!って悲鳴を上げてたよ。
まあそれでも休まず上がらず何とか行き来を楽しんだ。

夜は友人宅で新年会。結構飲んだね。
途中、翌日出勤日であることに気づき帰宅。しかし午前一時。
寝不足、二日酔い、ウインド超疲労で、出勤。

今会社だけど、今日は休息の日とさせていただきます。
今日はオレに仕事回すなよ!

風にやっつけられ、風邪に負けた日~12/13大西

2014-12-15 22:30:16 | windsurfin'


12/13(土) 茅ヶ崎大西ウエーブ

冬の天気予報の傾向としてYahoo!天気予報はあまりあてにならない。
Wind GURU もそんなにあてにならない。
この日の予報は、Yahooで最大南西7、GURUでは微風。
頼れるのは天気図と空の様子と遥か彼方水平線の色。


で、この日は3.6か3.9㎡だったね。
ところが、そのあてにならない天気予報に翻弄され、
手持ちの最小セイルは4.2だったのだ。

正午に4.8㎡でいきなりコントロール不能になり、4.2にチェンジした。
波はどんどんサイズアップして肩になり、沖でセット頭。
かなりのアドレナリンたっぷりのコンディションになってきた。

楽しかったのは数報復。

その後は全く踏ん張りが利かなくなってきた。
それは風邪のせいか、、、風のせいか、、、???

風邪をひいて1週間になる。
ランニングして一気に体を冷やしてしまったか、サーフィン後に冷やしてしまったか、
十分休養を取って、栄養を取って、会社も休んで静養したのになかなか良くならず、、
そのまま土曜のウインドデイを迎えてしまった。

オイラは風邪に弱いタイプなんだ。
なんだ風邪くらい!って思えない。
あ~、風邪だ~、もうだめだ~タイプ。

でもね、きっと平日なら具合悪いのだろうが、海に行って道具をセッティングしセミドライを着ればシャキッ!とする。
でもそのシャキッ!は長続きしなかった。
朝飲んだ、ユンケル800円(ジンジャー入り)は2時間持たなかったのよ。

風はインサイドまできっちり入っていたので、バカデカスープもフルプレーニングでなんなく超えられた。
波じゃなくて雲を超えるみたいでオイラは好きだね。
ちょっとフワリ感がある。 孫悟空チックだ。

アウトに向かう直線は、丹田中心(ヘソの下ね)にくくっと力を入れ、
身体を鉄板のように使って腕の負担を0にした。
力の入れすぎは禁物。
ゲリピーなお腹が耐えられなくなり、海上である意味他の大惨事になるからだ。

無理にセイルを引かず、足裏神経をフィンに通わせた。
走り過ぎて57キロまで落ちた体重でも4.2でなんとかなる。
小さいケンシロウも大きなラオウに勝てる。


でも、はい、そこまで。

風邪で落ちた体力はオイラにジャイブをさせてくれなかった。

ターンのアプローチに入っても腹に力が入らん。
おりゃー!と雄たけびを上げるも、ドロっとした鼻水が頬を伝って風下にベローンと流れる。
このドロドロん鼻水がオイラの集中力を全て奪った。
スケートの羽生選手が風邪っぴきでトリプルアクセルで鼻水が綺麗な円を描いたら、
やはり本人はやる気を無くすだろう。
フィニッシュポーズで鼻タレタレなら人気ガタ落ちだ。
オイラ的に、海上でオイラ自身の鼻タレカッコ悪さにがっくりしたのだ。
しかも、板は69のクワッドじゃななく、76のスラスターなのでますます曲がらない。

久々のランニング状態、風下一直線下り番長になる。
(ランニングとは風の吹く方向に進むこと)
この状態でセイルを支え続けることは不可能。
しっかりブームを握ってるはずの手が、徐々に開き、、、ブームがするっと抜ける。

するっ、じゃなくズルッ? ブームにネロネロの鼻水が付いてたからか?

セイルが倒れ、推進力を失ったボードは一気に、急激に、100から0に、ピッタッと止まる。

オイラには余裕がない、集中力もない。
体力も元気も、活力も精力も、食欲も性欲も、なにもない。
しかし慣性はたっぷりある。
運動エネルギーだけは本人の意思とは無関係に150%もある。
オイラはおそらく茅ヶ崎で、神奈川県下で、その時点でもっとも慣性の法則を実証した人間に違いない。

止まったボードを踏み台に、オイラは遥か風下に向けてスーパーマンのように飛ぶ。
飛びたくて飛んでるわけじゃない。
きっと大した距離じゃない。10mくらい??でも本人的には50m

うおおおおおお!!!!やっべーーーーーー!!!!

すかさず風上にある道具に向かって泳ぐ。小学生のケンカのように両腕をグルグルまわして。
もはや水泳レベルでは進まない。

いや、覚えてないな。もしかして犬かきしたかもしれない。

なんたって風速20mの海面の沖で道具と離れると、道具が遥か彼方遠くに見える。

道具をつかみ、ウオータースタートの体勢を取る。
ストラップを掴み、セイルに風を入れる。
またまた強烈ブローのお見舞いを受ける。

セイルが風下にぶっ飛ぶ。
ボードも裏返しになってセイルと一緒の運命を辿り、風下にぶっ飛ぶ。

うおおおおおおお!!!やっべーーーーー!!!

2回目だ。

今度は風下に向かって泳ぐ。
風下なんであっという間に進むけど、道具もあっという間に風下に流される。

いや~、生きた心地しなかったよ。

なんとかボードの上に立ってビーチを目指す。

ウインドサーフィンというのは面白いもので、
沖に向かう時より、ビーチに向かう波の方が大きく感じる。
沖に向かう時は一点集中で見るけど、帰るときは全体の景色を見るから高低差とか把握しやすいんだろう。

あれだけ沖でヤバヤバな思いをしても、なぜか大きい波を探してしまう。

「どうせ巻かれるなら一番でかいやつに!」

とにかくこの日の波は形、水の量、フェイスの張り方、かなり良かった。

ボトムターンに入る前に軽く深呼吸で間合いを取る。
で、一気におりゃー!で手前、目前、膝前。
フェイスがきれいなので、バターナイフでバターを切るような感じ。
板は跳ねず、レイルが食い込んだまま、オンザレイルで円弧を描く。
あのオーバーブローが何故か無風に感じ、無重力に感じる瞬間。
蹴る意識はもはや無い。
たぶん足腰がガクガクしてる。

波のトップでレイルを入れ替える。
波の良さと、セイルの位置とボードの荷重位置がたぶん絶妙で、
力を入れなくてもスプレーが上がる。
身体の後方からスプレーが上がって、風下にブワーって流れるのを見た。

あまりの気持ちよさにプルアウトしてまた沖に向かう。

激オーバーと、ジャイブ失敗、ウオータースタート失敗の悲劇を忘れて。
沖に向かう波超えをした後にその悲劇を思い出す。

ウインドサーファーよ、永遠なれ!



翌日風邪ぶり返し、一日中寝てましたとさ。

Planing Hi ~認知症にならないメカニズム

2014-11-26 00:35:17 | windsurfin'


ウインドサーファーは一般的に若いって言われる。
自分の周りのウインドサーファーは見た目も若いし、
それは体型や姿勢、考え方なんかも含めて相対的に総合的に若いということだ。
若造りってことではないよ。
ジメジメした暗い話しをしないし、泣き言も言わない。
ポジティブな考え方をする人が多い気がする。
実際多いんだろうと思う。

これは各々の性格の問題ではなく、脳の医学的見地から説明できるようだ。

まず、脳は左脳、右脳から成り、直感派は右脳がメインで、論理派は左脳。
これは周知のこと。
でもこれが隔たってはいけない。
左脳が弱い人は右脳がその弱さを補強し、
右脳が弱い人はその逆。
年齢を重ねるほど、人間というのは左右の脳バランスをコントロールできなくなる。
つまり物事を複雑に考える。
余計な心配、無用な思い、一言多い、愚痴が連発。
若い人はそうではない。
それは脳がシンプルに左右相互に働き合い、連携作用をスムースに行っているからだ。

シンプルな左右相互、これに必要なのは非日常な体験が定期的に連続的に起こること。
セイルセッティング、フィンの位置、ジョイントの位置を、
究極のコンディションの中で冷静に考えること。
そして、その思考途中に並行して、全く無心になり
まさに心の目を持って波や風の一部となる瞬間を経験すること。
これはおそらくスピードスポーツ以外にはない。
1/10秒、もしくは1/100秒単位で身体が反応する。

身体が反応するというのは嘘で、絶妙な左右脳のバランスが成し遂げる、
人間だからこそできる術である。

起きる、電車に乗る、デスクにいる、帰る、飲む、やる、寝るの繰り返しでは
脳の活性はない。
部下の馬鹿さ加減に悩んでも、会議の資料を作っても、脳は一切活性しない。

そういうことだ。

心は歳を取らない。
我々はそれを実証している。
少し遠慮して言うと、心は歳を取らないということを信じたいし、そうでありたいと願う。

大きい波や強風に挑むことは、
自分という存在を自分自身に納得させる行為であり、
それが最高の選択方法であるということに誇りを持っている。
全ては心の状態。
しかし、心というのは医学的に言えば概念であり、
根本は脳の使い方、ということに尽きる。

この左右の脳バランスをコントロールできている人間は脳の老化から程遠いということである。


さて、脳バランスを保ち、脳を柔らかく、十分な血流を維持するため、
絶対必要なものがある。
それは、紫外線。
紫外線を浴びて生成されるのがビタミンD。
ビタミンDのみが体内で作られる。
ビタミンDの欠乏が肉体の老化を早くし、認知症発症を高める。
認知症の老人の多くはビタミンD欠乏が原因との見解がある。

皮膚ガンの心配が当然あるが、
実は紫外線と皮膚ガン発症の報告事例は欧米人対象であり、
日本人での両者の相関関係は極めて少ないらしい。

ビタミンDは体内貯蓄が可能だが、その期間は2~3週間。
日焼け止めはビタミン生成にブレーキをかけてしまい、
ましてや冬に紫外線を取り込むことは一般の人には難しいね。

よく、日焼けした小麦色というのは女性に向けられた形容詞だが、
メイクを落としても大きな差はない。
しかし、白い女性がメイクを落とすととても老けて見える場合が多い。

その人の肌の資質の問題もあって、焼けると色が汚く、うんこ色な人もいる。
まあそれは焼きすぎ、何事にも限度がある。
あくまでほどほどに、ってことだ。

以上、書いたことはメディア情報から参考にしたことがメインで、
ウインドサーフィンというスポーツにリンクさせてみた。
いずれ、太陽と風と波は地球の生命体には非常に重要で、
それらを利用していて、それらの恩恵は必ず受けているということは信じたい。

もちろんサーフィンもカイトもSUPも同じ体験を享受できる。
ただウインドのプレーニングのスピードは群を抜いていて、
一瞬の感覚体験ではなく、脳を含めた身体そのものにとてつもない影響を及ぼしているということだ。

さ~て、週末吹きますかね~?