セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

子育ての辛さ

2015-01-13 | セカンドライフ
                
  女性会社員にとって、何が辛いかって、会社に保育園から電話がかかって来る事だ。
保育園は、有難く先生達のお陰で安心して勤めが出来る感謝の場所。
三連休の後、いよいよ出勤した娘は「溜まっている仕事を片付けよう」と思った矢先、電話が入ったのだそうだ。「ピヨちゃんが二回吐きましたのでお迎えをお願い」と言う事だ。熱は無かったらしいが、咳が酷かったのだと思う。後で熱の出る事もあるし。東京はインフルエンザやノロウィルスも流行っているので、慌てて帰って来るママは大変だ。ピヨちゃんも三歳になったのに、アレルギーが有るので、油断は出来ない。アミーが預かる事も出来ない。病気の子にとっては、何よりママに抱っこされたいのだから。
私自身も、嫌という程、経験はして来た。娘の会社は、皆さんが相当理解して下さる様で、いつもこんな事が有っても、嫌みも言われないらしい。内心は解らないが、それでも有難い事だ。出産休暇・育児休暇も十分取らせて頂いた揚句、子供が弱いと、頭を下げてでも帰って来なければならない。
病気の時に、気持ち良く帰して頂ける職場なんて、そうそうは無いし、有給休暇にして然り。元気な時はその分、取り返すべく必死で仕事をこなさなければならない、当然だけれど。
女性が働くと言う事は、身を粉にしても解決の出来ない状態が数多くある。女性の労働の促進、待機児童の解決等、国は考えて呉れるけれど、頭を下げ下げ働く職場は当り前に有るのだ。解決はなかなか容易ではない。