セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

半世紀前の子供達

2013-03-12 | セカンドライフ


              

たった一日で、駆け回る様に南房総に行って、しんがりは小学校の同窓会。私にとっての小学校は4年間通った分校の思い出が一番印象に残っている。幹事の、彼も分校からの優等生。

考えてみると、分校組は、お正月の書き初めは体育館に張り出されても、みな賞を貰うのが当たり前だった。きっと一年生から放課後の時間は遊びの様に、書道を見て下さった先生のお陰かと感謝している。月刊誌に作品が載ると、先生がご褒美を下さったり、そんな細かい事までが忘れられない良い時代を過ごした。まあそれ以外何も遊ぶ物も無いので、皆喜んでやっていた。授業とは全く違う雰囲気でね。

隣に座ったMちゃんは、私の家の前の小川でシジミ取りをやったのが懐かしく嬉しい思い出と言ってくれた。今ではすっかり変わってしまったが、♪うさぎお~いしかのやま~♪の世界だった。先生が「オイ、ウサギ食っちゃ駄目だぞ、追ッかけるんだぞ」なんて言っていたっけ。既に90歳だそうだ。

いじめだとかには、全く縁が無く仲が良かった。分校の話になると皆でほっこりして、笑顔が絶えない。貧乏だったけど幸せな時代。どうしてもテーブルを囲むのは分校組になってしまう。

私は是非会いたかった男の子に会えて幸せだった。現在は大学の事務局長をしていると、一人だけネクタイだった。仕事の途中で寄ったとか。

それにしても誰の顔を見ても全く一人として分からなかった。自己紹介の時「そんなわけで失礼をお許し下さい」と言ってしまった。男女共に同じ様な気持ちだったらしい。半世紀の変化たるや凄まじいわね。

私は皆さんから「Mちゃん(私)いつからそんなに大きくなったの?」と言われ、自分が思うよりずっと小さかったに違いない。小学校一年生で97cmってやっぱり小さいよね。中学生になる迄一番小さかった。

殆どが退職しているので、のんびりと時間を過ごせて良かったと思う。楽しくて泊まりたかったな~と、ちょっぴり後悔した。

2時間経ってもご飯が出なかった。東京だったら2時間で追い出されるのに。私はお腹もすいていないし、交通も無くなるので、失礼したが皆さんはお食事をしてから二次会までこなしたと聞いた。
今回は、皆さんとお話しできなかったので、近い内又やって貰わないと同窓会という実感がわかない。

和やかな、気持ちで帰京したけれどシンデレラタイムには間に合った。

 

                
 お料理は揚げ物が多く、年齢的に手が出ていなかった。


今朝姉から、同じのH君は出席すると張り切って、兄に言っていたらしいのに、日にちを間違えてしまったと、落胆していたと言う事だ。万年リレーの選手がダメジャン