INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

秋華賞回顧

2006-10-19 23:45:05 | 競馬回顧
予定通り秋華賞の回顧を。

<ラップタイム>
勝ち時計 1:58.2
ハロンタイム 12.0-10.6-11.9-12.0-11.9-12.2-12.0-12.0-11.6-12.0
上り 4F 47.6-3F 35.6


ブルーメンブラットがハナに立つと思ったが控えた。
8枠2頭、トシザサンサン・コイウタが先行策。直後にシェルズレイが3番手。
前半1000mが58秒4と、牝馬同士で考えればハイペースか。
直線入り口でアサヒライジングが先に抜け出しを図ったが、外から鋭く伸びたカワカミプリンセスがゴール直前で交わし1着。
2着にはアサヒライジング。3着には間から伸びてきたフサイチパンドラ。
1番人気のアドマイヤキッスは4着。

勝ったカワカミプリンセス。
道中は中団の外を追走。3角から本田の手が動いて追い出しを図った。
直線は外から鋭い伸びを示し、ゴール寸前、前のアサヒライジングを捕らえた。
今回は5ヶ月振りの実戦であったこともあり、プラス体重で出てくるとは思っていたが、プラス8キロ。
テレビで見た限り、そんなに太め感もなかったので、ほぼ仕上げてきたと考えていい。
やはり13日・14日に追ったのが正解やったんやろう。
これで5戦5勝。もう3歳勢に敵はいないと思う。このレースはそれを感じさせる勝ちっぷりやった。
この後はエリザベス女王杯に向かうようだが、まぁ敵はスイープトウショウだけやろう。
勝つ可能性はかなり高いと考えていいと思う。

2着のアサヒライジング。
先行集団の3頭の後ろ、離れた4番手を進む。
4角で先行集団に取り付き、一気にスパートを駆けた。
このまま押し切るか?と思ったところで、カワカミプリンセスの追い込みに屈した。
でもレース振りとしてはホンマにパーフェクトな競馬やったと思う。善臣先生が上手く乗ったと思う。
ベストを尽くした競馬でカワカミプリンセスに負けたのだから、仕方ないだろう。
カワカミプリンセスの強さを際立たせた、アサヒライジングの負けであった。
オークスまでは逃げないと脆さを露呈していたが、アメリカンオークスで控える競馬を覚えてから、馬が変わったように感じる。
そして、パドックを見た感じ、かなり成長を感じる。古馬になったら面白いかも。
この馬もエリザベス女王杯に向かうだろうが、古馬がそんなに強くないと思うので、連圏には考えるべきか?

3着はフサイチパンドラ。
アサヒライジングの約3馬身後ろ、7番手あたりを進む。
4角で先行集団の外に出し、追い出したが、アサヒライジングほど伸びず。
堅実に走った結果、3着にはなったのだが…。う~ん、どうも物足りない。
レースリプレイ見て思ったのは、4角で内を突いたらどうやったやろ?と。
明らかに最内を走っていたシークレットコードは脚色が無かったのだから、最内を突いても面白かったと思う。
ひょっとしたら2000mは微妙に長いのかも知れない。
もう少しこの馬は見極める必要がありそうだ。
まぁエリザベス女王杯は要らんやろう。

4着はアドマイヤキッス。
カワカミプリンセスの約3馬身後ろ、中団より少し後ろを進む。
カワカミプリンセスが先に動いたので、この馬も動いたが、道中外を周っていた分、かなり外を周らされた。
この分のロスは大きかった。最後追い込んでいたから。
結局3冠全部1番人気になって期待を裏切る結果となった。残念。
あんまり期待を掛けない方が走るのかも知れん。ちょっと豊人気が便乗したのもあるからなぁ。
ただ、あの直線の鋭い伸びを見ると、エリザベス女王杯は逆に狙いたい馬だ。

シェルズレイが5着。
3番手を進んでいたが、4角絶好の手応えやったにもかかわらず、岩田が抑えた。
その分、最後の直線で伸びを欠いた感じがする。
桜花賞の時にも書いたが、明らかに今回も岩田がこの馬の持ち味を殺してしまった。
ローズSの四位がやったように、早め先頭で抜け出してたら、ひょっとしたかも?
とりあえずエリザベス女王杯は乗り替わり必至。じゃないと要らん。

キストゥヘヴンが6着。
今回は安勝が珍しく豊の前に構えていたが、勝負どころで動かなかったので、出すに出せず。
直線入り口で安勝が進路を迷っていたように感じた。
この馬も伸びていたが、スパートが遅れた分、届かなかったように思う。
ひょっとしたら、この馬も乗り替わった方がいいのかも知れん。

私が本命にしたサンドリオンは7着。
道中はカワカミプリンセスと同じ位置にいたが、直線ではカワカミプリンセスほど伸びず。
その辺は現状の力の差ではないか。
ただ、今回が初めての一線級とのレース。
それでこのレースが出来るんやから、GⅠ級とは思わんが、ローカルの牝馬重賞なら勝てると思う。


予想の時にも書いたが、やはり今年はローズSが重要視される年ではなかったという事。
何故なら今年は中京開催やったから。
ただ今年の場合は、夏に牡馬混合で互角に戦った牝馬がいなかったので、3-5着に来ただけだと思う。
その辺は残念やった。

それにしてもこのレースではカワカミプリンセスの強さが際立った。
5ヶ月振りの実戦、万全ではないと思うあのデキで勝ってしまうのだから。
まぁ同じ日に府中牝馬Sが行われていましたが、正直そんなに本番狙いたいと思う馬がいなかったのでね。
本番はスイープトウショウカワカミプリンセスの一騎打ちになりそうな雰囲気です。
コメント
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