たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

これでよかったんだ

2015年09月26日 23時20分15秒 | 日記
今日はご縁あってお寺さんのグリーフケアの集いに参加。
たまたま実家のお寺さんと同じ宗派で、集いの前にお経を読む時間もあり、お彼岸の日にはできなかったお参りをさせていただけたような気持ちになりました。妹のことを思いながらお参りしました。

住職の、いろいろな困難があるからこそ屋久島の縄文杉は三千年も生き続けている(杉の木の平均寿命は500年)という紙芝居仕立てのお話に、混乱にしっかりと向き合ってきた自分は間違っていなかったんだと勝手に納得しながら感動。これからどう生きているかが、これまでを決めるという法話に深くうなずく。

6月に続いて、死別体験よりも混乱によって失ったものと同時にここ三カ月の間に思いもよらない体験をし社会の現実を知ったことを話させてもらいました。

混乱の始まりから今ここにいたるまでの一年半余りにわたって次々と新しいことを経験した日々と大きく揺れ動き続ける気持ちの変遷。
苦しくてどうしようもなかったけれど、ここまでやりきって私自身がようやく納得。起こったことが自分のキャパシティにおさまるようになってきました。
報われなかったけれどおかしいことをおかしいと言い続けた自分は間違ってはいなかったというすがすがしさのようなものを感じています。
これでよかったんだとようやく思えるようになりました。多くの人は経験することがないであろうことを経験し、本当にこれでいいのだろうかと自分に問いかけ続けながら混乱と向き合ってきた日々、がんばった日々。
声をあげ続けるということはとてつもないエネルギーがいります。ここまでやることができたのは、妹がずっと背中を押し続けてくれていたに違いないからだと勝手に思っています。姿はどこにもないけれど、声がきこえることもないけれど、姉ちゃんそれでいいんだよ、がんばれよ、ってエールを送り続けてくれていると思います。見守ってくれていると思います。

エントリーもう一つ追加の連絡を受け取りました。
こんなグダグダな日本になってしまっているけれど、希望の灯もどこかにあると信じてもう少し進んでみようと思います。

今日も写真は秋のプリンス・エドワード島から2号線沿いの黄葉です。

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