たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

7ヶ月ぶりにもどってきました

2019年09月12日 20時34分08秒 | 日記
 2月以来、昨年の11月半ばまで必死にひとり生き抜いた街に旅人として7ヶ月ぶりにもどってきました。郷里の家の近所の巡回バス乗り場は雑草にうもれていました。一昨日は眠剤一錠半でようやく4時間睡眠。平日の疲労が押し寄せてきて体が動かないかと思いましたが無事夕方新幹線に乗ることができました。当日指定席を購入するという割高な方法になってしまいましたが仕方ないです。このために吐きそうになりながら収入を得ているのだからいいの、いいの。これでまた辞めることはできません。いいの、いいの。新幹線の車内を警備員が巡回していました。抑止力が働くと思います。いろいろな力が合わさってこうして新幹線は無事に走っているのだとあらためて感謝。決して当たり前のことではない、ほんとにありがたいことだとしみじみ思いました。無事郷里よりも涼しい街に到着。さすがの人の多さ、さすがの歩くスピードの速さは都心です。人生の半分以上を過ごした街、見慣れたはずの光景、聞き慣れていたはずの駅名に旅人として再開する、なんともへんな感じです。ひさに車ビュンビュンから解放された安堵感と色々な人が行き交う雑踏のなかにいられる悦び。真っ暗な中に突然人や自転車がわいて出てくる郷里とは人口が二百倍違うのだから違って当たり前。ここでの暮らしをすててしまったことが正解なのかはわからない。ただ遺品整理がずっと気になっていたし、3.11のあと不安が大きかったことは事実。妹の荷物八割ほど整理できたし、どっちみちひとりなんだっていうことがわかったじゃないか。ふるさとは遠きにありて思うもので、わたしにとっては暮らし続ける場所ではないってわかったじゃないか。身元保証人がいないと賃貸はきびしい、ここにもどってくるにはすごいエネルギーとお金も必要だから無理かもしれないけれど体制建て直して出直したいなあ。誰がいるわけでも何があるわけでもないけれど便利だし劇場近いし、30年間自分と向き合い必死に生き抜いた街、心身共に疲れ果てるとお湯につかったと眺めた夜景と7ヶ月ぶりに再会。イビキがすごい方は必ずいるので眠れないんですけどね、明日のために足腰をほぐしてそなえるとしましょう。断捨離と火曜日からのことはしばし忘れて明日と明後日は日比谷。明日は食事のあとバスに乗るの、大丈夫かな・・・。
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