私の観劇もあと一回となりました。
プレビュー初日と同じキャスト。楽しみです。
なんだか本当にあっという間。
個人的にどちらが好きかということは人それぞれだと思います。
私は一路さんトートとずんこさんトートを足して二で割ったような、宝塚っぽい雰囲気の中性的な怪しさをもつ井上さんトートが好きかな。花ちゃんシシィと井上さんトートでの締めくくりはすごくうれしいです。美しい組み合わせ。
城田さんトートと花ちゃんシシィの組み合わせは、「私が踊る時」での張り合い方も違っていて本当に雰囲気が違いました。
城田さんは背も高く足も長くで、鏡の間で登場する時は最初階段に膝立てて坐っていたり、
ルドルフの棺の上でも膝立てて坐ったままで暗転となるなど、仕草でも井上さんとの違いが
はっきりしていました。
ハンガリーの戴冠式で馬車を操っていることを思わせるシーンでも井上さんが足を組んでいたのに対して、城田さんは膝をたてて、余裕の笑みを浮かべていました。
シシィとルドルフに息をふきかけるかのような仕草がよりいっそう怪しく、黄泉の国へと誘いかける雰囲気。
表情が、心の中でにやりとしていることを感じさせるような、シシィを嘲笑すると同時に見守っている感の黄泉の帝王でした。
結婚式の後の舞踏会でシシィがトートダンサーに誘われてトートの下へたどり着き、「最後のダンス」でトートに翻弄されて最後はしゃがみこんで、「もうやめて」といったふうに頭を抱えるシーンに、よりトートの攻めの迫力を感じました。
それだけに憔悴しきったシシィが現実に戻って、フランツのそばに駆け寄っていく姿がよりかわいかったです。
今さらのような感じですが、ルドルフに最期がおとずれようとする時と、「悪夢」の最後にシシィがルキーニに刺されようとする時の、緊迫感が最高調になる時の音は同じなんだと気がつきました。
シシィがハンガリーを訪れた時市民が「エリザベート、エリザベート」と踊る時の音楽と、ルドルフが革命へと煽動されていき、ハンガリーの王冠を手に入れられそうで手に入れられないの前に市民が「ルドルフ、ルドルフ」と踊る時の音楽も同じです。
二人が似た者同士、鏡同士であることを音楽でちゃんと現わしています。
トートが見えるのもシシィとルドルフだけ。
それだけになおいっそうルドルフの最期がせつなく迫ってきます。
古川さんルドルフ、三年前よりも若いぐらいの雰囲気かな、と先日は感じました。
井上さんトートとの組み合わせの方が相性はいいのかなという気もしましたが、城田さんトートとの「闇が広がる」も見ごたえありました。
城田さんトートと京本さんルドルフの組み合わせの方が、城田さんの体格がいいのでルドルフの青い儚げな雰囲気はより出ているかな、という感じはしました。
それぞれ甲乙つけがたいですね。どちらがいいとかいえない。あとは好みだけ。
今年の夏は『エリザベート』と共に終わっていこうとしています。
わたしこれからどこへ行くのか、どこに向かって歩いていくのか、一日一日の模索の日々は続きます。
駆け足で書き足りない感もありますが、次の観劇までにもう時間がないかもしれません。
7月27日に一路さんが『エリザベート』を観劇。
花ちゃんのブログには、なつかしい一路さん、タータンさん、花ちゃんのお三方が。
一路さん男前でかっこいい。ここに高嶺さんがいれば、私の大好きだった雪組メンバー。
「ブルボンの封印」「コートダジュール」「バロック千一夜」などなど、全部みました。
20年ぐらい前のお話。そして19年前の『エリザベート』初演。
このときの成功がなかったら今の舞台はありません。
この時トートを演じた一路さんが東宝の初演ではシシィを演じました。
今でもコンサートでどちらも演じられる一路さんは素敵すぎます。
変わらず美しくたくましく活躍されている皆さんの舞台を観にいくときは、いつも懐かしい人に会いにいって元気をもらって帰ってくるような感覚です。
ずんこさんは今の舞台、観劇されないのかな。ひそかに気になっています。
(写真は東宝の公式フェイスブックからお借りしました。)
プレビュー初日と同じキャスト。楽しみです。
なんだか本当にあっという間。
個人的にどちらが好きかということは人それぞれだと思います。
私は一路さんトートとずんこさんトートを足して二で割ったような、宝塚っぽい雰囲気の中性的な怪しさをもつ井上さんトートが好きかな。花ちゃんシシィと井上さんトートでの締めくくりはすごくうれしいです。美しい組み合わせ。
城田さんトートと花ちゃんシシィの組み合わせは、「私が踊る時」での張り合い方も違っていて本当に雰囲気が違いました。
城田さんは背も高く足も長くで、鏡の間で登場する時は最初階段に膝立てて坐っていたり、
ルドルフの棺の上でも膝立てて坐ったままで暗転となるなど、仕草でも井上さんとの違いが
はっきりしていました。
ハンガリーの戴冠式で馬車を操っていることを思わせるシーンでも井上さんが足を組んでいたのに対して、城田さんは膝をたてて、余裕の笑みを浮かべていました。
シシィとルドルフに息をふきかけるかのような仕草がよりいっそう怪しく、黄泉の国へと誘いかける雰囲気。
表情が、心の中でにやりとしていることを感じさせるような、シシィを嘲笑すると同時に見守っている感の黄泉の帝王でした。
結婚式の後の舞踏会でシシィがトートダンサーに誘われてトートの下へたどり着き、「最後のダンス」でトートに翻弄されて最後はしゃがみこんで、「もうやめて」といったふうに頭を抱えるシーンに、よりトートの攻めの迫力を感じました。
それだけに憔悴しきったシシィが現実に戻って、フランツのそばに駆け寄っていく姿がよりかわいかったです。
今さらのような感じですが、ルドルフに最期がおとずれようとする時と、「悪夢」の最後にシシィがルキーニに刺されようとする時の、緊迫感が最高調になる時の音は同じなんだと気がつきました。
シシィがハンガリーを訪れた時市民が「エリザベート、エリザベート」と踊る時の音楽と、ルドルフが革命へと煽動されていき、ハンガリーの王冠を手に入れられそうで手に入れられないの前に市民が「ルドルフ、ルドルフ」と踊る時の音楽も同じです。
二人が似た者同士、鏡同士であることを音楽でちゃんと現わしています。
トートが見えるのもシシィとルドルフだけ。
それだけになおいっそうルドルフの最期がせつなく迫ってきます。
古川さんルドルフ、三年前よりも若いぐらいの雰囲気かな、と先日は感じました。
井上さんトートとの組み合わせの方が相性はいいのかなという気もしましたが、城田さんトートとの「闇が広がる」も見ごたえありました。
城田さんトートと京本さんルドルフの組み合わせの方が、城田さんの体格がいいのでルドルフの青い儚げな雰囲気はより出ているかな、という感じはしました。
それぞれ甲乙つけがたいですね。どちらがいいとかいえない。あとは好みだけ。
今年の夏は『エリザベート』と共に終わっていこうとしています。
わたしこれからどこへ行くのか、どこに向かって歩いていくのか、一日一日の模索の日々は続きます。
駆け足で書き足りない感もありますが、次の観劇までにもう時間がないかもしれません。
7月27日に一路さんが『エリザベート』を観劇。
花ちゃんのブログには、なつかしい一路さん、タータンさん、花ちゃんのお三方が。
一路さん男前でかっこいい。ここに高嶺さんがいれば、私の大好きだった雪組メンバー。
「ブルボンの封印」「コートダジュール」「バロック千一夜」などなど、全部みました。
20年ぐらい前のお話。そして19年前の『エリザベート』初演。
このときの成功がなかったら今の舞台はありません。
この時トートを演じた一路さんが東宝の初演ではシシィを演じました。
今でもコンサートでどちらも演じられる一路さんは素敵すぎます。
変わらず美しくたくましく活躍されている皆さんの舞台を観にいくときは、いつも懐かしい人に会いにいって元気をもらって帰ってくるような感覚です。
ずんこさんは今の舞台、観劇されないのかな。ひそかに気になっています。
(写真は東宝の公式フェイスブックからお借りしました。)