たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

シルクロードへの旅-ウルムチ⇒トルファン

2022年07月31日 00時32分53秒 | シルクロードへの旅
シルクロードへの旅-故宮博物館⇒ウルムチ
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/cfde97239492bb32c871edbe08afbffb


「1991年4月29日(月)

午前中ウルムチ市内観光
(新彊博物館・紅山公園・じゅうたん工場)

昼食後バスにてトルファンへ。
85%はウイグル族。緑洲賓館(オアシスホテル)泊。バザールを少し歩く。

ウルムチ市内はさしてゆっくりできず、あわただしく観光名所めぐりをすませて、
午後はひたすらバスで走ること3時間半ほど、シルクロードの入口トルファンへ。

なにもないはげ山、石ころだらけのだだっ広い所。
地平線がはるか向こうに見える。
所々に人が住んでいるらしき家。
天山山脈の雪解け水が緑豊かな河原。
梅か、桃か、桜かわからないが、ピンク色の花をつけた木もちょくちょくある。
電線がずっと通っていて、貨物列車も走っていて、車はものすごい勢いで走り抜け、
シルクロードは生きている。

砂漠のオアシス、トルファン。
かわいた所を走り抜けてきただけに、緑がやけにしみる。

入口で出会った子供たちが、ちょっとはにかみやで、人なつっこくてかわいかった。
男の子はみんな坊主頭。
それぞれに学校帰りか、鞄を抱えている。
カメラやビデオを珍しそうにのぞく。

さすがに今11時を回っているというのに、まだ暑い。
空気がかわききっている。はっきり言ってきたない。
ものすごい所に来ているんだなあと、バザールを歩いて思う。
日本人を見る街の人の目はちょっとこわいかなという気もする。
日本語の話せる商売人もいて、こんな所まで日本人は来ているんだあと驚く。
ホテルがあることそのものが不思議なのに・・・
これからどんな行程が待っているのか、
わくわく楽しみだ。」



中国だけどイスラム世界!ウルムチのおすすめ観光スポット5選
https://skyticket.jp/guide/115375?page_number=3
より、


「新疆ウイグル自治区博物館

新疆ウイグル自治区博物館は、ウルムチの人気観光スポットの一つで、5万点以上もの歴史的な文物が収蔵された総合博物館です。シルクロードの交易で栄えた時代の絹織物や毛織物、土器や木製品、様々な西域の文字で書かれた手紙などを見ることができます。

この博物館最大の目玉は、1980年にタクラマカン砂漠で発見された「楼蘭の美女」です!なんと今から3800年前の女性のミイラで、保存状態が極めてよく、端正な顔立ちをしているんですよ。この美女のミイラを見つめていると、心は古代のシルクロードへタイムトリップできちゃいます!」


「92年 楼蘭王国と悠久の美女/西新井大師」
https://www.youtube.com/watch?v=JZQoEwtMslI
 
 新疆ウイグル自治区博物館、最大の目玉である「楼蘭の美女」を思い出すことができません。どこかに貸出中だったのかな、それともわたしがオオボケ? 残念ながらまだら記憶になりつつあるようです。上野の国立科学博物館に来日したときには会いにいったことをおぼえています。振り返ってみると1992年のことだったようです。

 ミイラが何体も安置されていたと思いますが記憶にあるのは夫婦のミイラ。男性がおだやかな表情をしているのに対して、隣の女性は口元が歯を食いしばっていました。夫が病気で亡くなり妻は殉死させられて一緒に埋葬されたのではないかと、一緒だった方々と話したことを思い出します。







ウルムチで出会った子供たちかな。

中国といっても新彊ウイグル自治区はほぼイスラム教の世界。

当局からの弾圧が報じられています。30年の歳月が流れましたが、この子供たちは無事に生き延びているのだろうか、どんな大人になっているだろうかと時々ふと思い出します。

子供たちの写真、こうしてデジタル化していますがまだしばらく捨てられそうにありません。






旅の思い出写真_シルクロードの子供たち
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/402d720bfc7318e9058f414d6226012d

どこの風景か、もはやたどることはできませんが、オアシスにはこんなふうに水辺があったり、緑豊かだったり。




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