「自分はだませない♪」
こんな歌詞が、『エリザベート』の二幕のコルフ島の場面であったと思います。
自分を守るために闘い続けてきたシシィが、大好きなパパの幻と再会して別れる場面。
初演から19年の時を経てシシィを演じるまでに幾多の壁を越えてきたであろう、
でもその苦労を感じさせない花ちゃんだからこそ説得力をもつ場面のひとつだと思います。
自分に正直に生きようとすると、現実の社会の中ではものすごく息苦しいですね。
でもずっと生活があるからと自分をだましながらずっとがんばってきた結果が報われなかったことを考えると、これ以上自分をだますことはやっぱり無理みたいです。
公的機関のおじさまの指南にもとづいて、自分はそちらが求める規格にあてはまります的な
書類を作成して送ってみたけれど傷ついただけでした。全く何もみえない。希望のたねがある感じが全くしませんでした。人としてこちら側を全く尊重していないんだろうなということだけわかりました。そういうところにはいきたくない・・・。
侮辱されたようにさえ感じてしまいました。
そもそも上と下、あるいは対立する関係ではないはず。対等であるべきで、こちらがへーこらへーこらしなければならないなんておかしいですが、指南されたことはへーこらへーこらするための書類作りにしか、結果的に思えなくなってしまいました。
こんなふうにしか考えられなくなっている私がどうかしているのかもしれません。
きれいごと言っていたら社会から孤立したまま、居場所がどこにもないということになるんでしょうね。
でも私には無理だとわかりました。
ボランティア活動でまたあらたな何かがうまれてくるのか。
もうしばらく続けてみるという選択肢しか今の私には考えられません。
どうにもならなかったら家に帰ればいいんだから、と開き直るしかないです。
シシィには生活の心配はありませんでした。
そこが一番大きいですが、がんじがらめの宮廷の中で、自分は自分だと
貫き通し続けるエネルギーは半端ではなかったでしょうね。
フランツとの出会いの場面で、笑い声を立てながら幸せそうに踊るフランツと、幸せになりましょうと微笑むシシィの笑顔を思い出すと、やっぱり切なくてどうしようもありません。
人はみんな最後はひとり。自分を信じて生きていくしかないのだと、花ちゃんシシィは教えてくれています。
自分を信じるってむずかしいことですが、もう少しこのまま歩いていこうと思います。
つらつらと『エリザベート』の場面を思い出しつつのつぶやきでした。
こんな歌詞が、『エリザベート』の二幕のコルフ島の場面であったと思います。
自分を守るために闘い続けてきたシシィが、大好きなパパの幻と再会して別れる場面。
初演から19年の時を経てシシィを演じるまでに幾多の壁を越えてきたであろう、
でもその苦労を感じさせない花ちゃんだからこそ説得力をもつ場面のひとつだと思います。
自分に正直に生きようとすると、現実の社会の中ではものすごく息苦しいですね。
でもずっと生活があるからと自分をだましながらずっとがんばってきた結果が報われなかったことを考えると、これ以上自分をだますことはやっぱり無理みたいです。
公的機関のおじさまの指南にもとづいて、自分はそちらが求める規格にあてはまります的な
書類を作成して送ってみたけれど傷ついただけでした。全く何もみえない。希望のたねがある感じが全くしませんでした。人としてこちら側を全く尊重していないんだろうなということだけわかりました。そういうところにはいきたくない・・・。
侮辱されたようにさえ感じてしまいました。
そもそも上と下、あるいは対立する関係ではないはず。対等であるべきで、こちらがへーこらへーこらしなければならないなんておかしいですが、指南されたことはへーこらへーこらするための書類作りにしか、結果的に思えなくなってしまいました。
こんなふうにしか考えられなくなっている私がどうかしているのかもしれません。
きれいごと言っていたら社会から孤立したまま、居場所がどこにもないということになるんでしょうね。
でも私には無理だとわかりました。
ボランティア活動でまたあらたな何かがうまれてくるのか。
もうしばらく続けてみるという選択肢しか今の私には考えられません。
どうにもならなかったら家に帰ればいいんだから、と開き直るしかないです。
シシィには生活の心配はありませんでした。
そこが一番大きいですが、がんじがらめの宮廷の中で、自分は自分だと
貫き通し続けるエネルギーは半端ではなかったでしょうね。
フランツとの出会いの場面で、笑い声を立てながら幸せそうに踊るフランツと、幸せになりましょうと微笑むシシィの笑顔を思い出すと、やっぱり切なくてどうしようもありません。
人はみんな最後はひとり。自分を信じて生きていくしかないのだと、花ちゃんシシィは教えてくれています。
自分を信じるってむずかしいことですが、もう少しこのまま歩いていこうと思います。
つらつらと『エリザベート』の場面を思い出しつつのつぶやきでした。