たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2023年度コロワクの接種勧奨・努力義務の対象は65歳以上と基礎疾患を有するもののみ

2023年02月27日 15時50分31秒 | 気になるニュースあれこれ
ニコニコ動画【短縮字幕付き】鹿先生「2月22日ワクチン分科会報告」@kinoshitayakuhi

https://www.nicovideo.jp/watch/sm41841088

「2023年度コロナワクチンの公的関与(接種勧奨及び努力義務)の対象となるのは65歳以上と基礎疾患を有するものであることが決定。

先行して医療従事者に打たせて若い人も打って大丈夫だと見せようとしているけれど、医療従事者・若い人は打たないようにしてください。」

ワクチン分科会、ツィッターにあがった切り取り動画をみましたが、子どもが亡くなっているのに、11歳の男の子が接種当日お風呂で亡くなっているのに、笑いが起こっている。怒りがこみあげました。


2023年1月超過死亡 都道府県全体でも爆増中
https://promea2014.com/blog/?p=21918

「3回目でも全人口の70%前後、4回目で45%前後、5回目でさえ30%前後もあります世界で稀に見る素直な国民なのか、稀に見る○○な国民なのか?自ら手を挙げて実験動物になっているようです。全体でみると4回目以降はばらつきがあります。沖縄だけはかなり低い接種率です。」

「65歳以上では、3回目では90%以上、4回目でも80%以上、5回目でさえ65%以上です。全体で見たときに低かった沖縄でさえ、65歳以上の接種率は5回目を除いて他の都道府県とそれほど差がありません。」



スーパー、バスの中、マスクフリーでいると高齢者のワクチン臭がすごい。加齢臭とは明らかに違う、アンモニアの腐ったような?なんとも鼻につんとくる気持ちの悪いにおい。シェディングには否定的な専門家もいますが、体感的にあると思います。お風呂もサウナも伝播がこわくて、昨年のお正月以降、あれほど好きだったスパにいくこともできなくなりました。


放課後スペース【荒川先生とシェディングについて考察!】
https://twitter.com/Trilliana_z/status/1629826563696103424


ものすごいスピードでわたしたちの命と暮らしを脅かすことがいくつも同時に進んでいます。
国とテレビと新聞からの情報を鵜吞みにするのは危険。
常に学んでいかないと何が起きているのか、わからない時代になりました。


『8人の女たち』-2022年9月3日池袋サンシャイン劇場ライブ配信

2023年02月27日 00時36分39秒 | 宝塚
2022年8月28日演劇キック、

宝塚OGが華やかに競演!『8人の女たち』上演中!

http://enbu.co.jp/takarazuka/umegei-8nin2022/

「宝塚歌劇団で一時代を画したトップスター経験者8人が集結して織りなす極上のミステリー『8人の女たち』が池袋のサンシャイン劇場で上演中だ(9月4日まで。のち、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで9月9日~12日に上演)。

『8人の女たち』は、1961年に初演されたフランスの劇作家ロベール・トマの戯曲。1950年代、雪の閉ざされた郊外の屋敷で、クリスマスのために集まった家族と、忙しく働く使用人の目前で当主が何者かに殺されたことからはじまる、クローズドサークルもののミステリーとして、長く愛され続けている。特に2002年、フランソワ・オゾン監督による映画版が制作され、ダニエル・ダリュー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ファニー・アルダンなど、フランスを代表する8人の女優たちが歌って踊るミュージカル仕立ての展開が高い注目を集め、全世界で大ヒットを記録している。日本でも2004年の木の実ナナ、山本陽子、安寿ミラなどでの上演や、2011年の大地真央、浅野温子、加賀まりこらなどでの上演がよく知られているが、今回2022年の上演は上演台本・演出の板垣恭一による斬新なスタイルの台詞劇で、キャスト全員を宝塚OGが務める、大きな話題が興趣を増す公演になった。」


2022年8月27日スポーツ報知、

元宝塚トップスター8人集結 珠城りょう「ハラハラドキドキする時間をお届けしたい」…舞台「8人の女たち」

https://hochi.news/articles/20220827-OHT1T51001.html?page=1



2022年8月26日エンタステージ、

湖月わたる、水夏希、珠城りょうら宝塚OGが集結!舞台『8人の女たち』公開ゲネプロ|エンタステージ

https://www.youtube.com/watch?v=ewgPQidt5nE&t=1s



2022年9月3日17時~池袋サンシャイン劇場、

アーカイブがあったので何回か視聴しました。結末を知りたくなりましたが、我慢してまずはひと通り視聴。シリアスな内容ですが笑いもあり、あっという間に時間が過ぎていくストレートプレイ。ポスター画像とは違う、十川ヒロコさんの赤を基調とした舞台衣装がとても素敵、みなさまよくお似合いでした。歌は湖月わたるさんがひと場面だけあったかな。オープニングにダンスもあり、ショーをみているような感覚にもなれた華やかさ。舞台の真ん中に一人で立っても空間を埋めることのできる力のある方々によるぶつかりあい。女性同士の喧嘩の場面満載。

結末を知ってからみると一家の主マルセルが倒れているはずのドアが時折アップで映し出されるところと久世星佳さん、花乃まりあちゃんの表情の深い意味がよくわかりました。実は死んでいなかったマルセルは8人の女たちの、自分のエゴむき出しのやりとりを、ドアの内側でどんな想いで聴いていたのだろうと思うと、ピストルの音が響いての幕切れは胸に迫りました。

実際には舞台上にいない、殺されたマルセルがドアの向こうで倒れているようにみえる演出とみなさまの芝居力は『ブラック・メリー・ポピンズ』と通じるものがあると思いました。大好きなパパをかばうために大芝居をうっていた、末っ子のカトリーヌ・花乃まりあちゃん、ものすごく可愛くて、心情表現は『ブラック・メリー・ポピンズ』の良知真
次さんを彷彿とさせる芝居力でした。結末が最後までわかりませんでした。目が離せませんでした。十数年ぶりで宝塚にもどってきて最初にみた芝居が、ライブビューイングでしたが2017年花組『金色の砂漠』。退団後ストレートプレイに何本か出演している経験が生きているのだと思いますが、パパを思う心情表現に唸りました。透明感があり純度が高く、でも誰にも悟られないように必死に自分を守ってきた・・・。

カトリーヌ・花乃まりあちゃんが大芝居をうっていることに途中で気づいて守るように歩調をあわせてきたメイド・シャネルの久世星佳さんの佇まいもまた絶品でした。久世さんの舞台姿、退団公演『バロンの末裔』以来でしたが、変わらない芝居力はさすがです。うつむいてお嬢さまたちをたてながら、なんとなく全てをわかっているかのような表情を時折みせるところがたまりませんでした。クリスマスツリーを飾り付けながら、シュゾンの帰りを待っているところの塩梅などほんとにうまいと思いました。同世代、今もこうして元気でいてくださることに安心感と嬉しみ。

ギャビー・湖月わたるさんとピエレット・珠城りょうさんのとっくみあいの場面、二人とも背が高いので迫力がありました。たまきちよりもわたるさんの方が背が高いのかとびっくり。わたるさんが一番背が高かったですね。ゴージャスなマダム、いつまでも華やかでかっこよくて、わたしの中で永遠のタカラジェンヌ、立ち方が今も男役の名残りのあるところも含めて大好きです。

たまきちは宝塚退団後初の女性役での舞台。開演から40分後ぐらいに満を持しての登場でより盛り上がりました。どうなるのかなとドキドキしましたが、色っぽくてすっかり綺麗なお姉さん。生き抜くためには何でもしてきたという業のようなものがよく出ていて、芝居の月組味。いいスタートになったと思います。

マミー・真琴つばささん、さすがにおばあちゃん役をやるにはまだ若いですが、鬘と衣装とお化粧で見事に憎めないおばあちゃんに変身。壁の裏に隠したワインをこっそり飲むところがお茶目、全く悪びれずに車椅子から立ち上がってすたすたと歩くところが痛快。実は歩けちゃう。自分の身を守るために体が不自由なふりをしていただけでした。『黒い瞳』のカッコよさ、忘れらませんがこんな役を演じられるような年月が過ぎたのだと感慨深いものがありました。

オーギュスティーヌ・水夏希さん、カッコイイを封印して、結婚しなかった?できなかった?オールドミス、わたるさんとの喧嘩で結婚も出産もしていないことを突っ込まれる場面、たまきちとの喧嘩で、夢々しい手紙を書いていたことを暴露される場面など、痛々しさを感じさせつつ、コミカルな演技で客席の笑いを誘い、結婚できなかった人生の悲哀をうまく昇華させていました。

ルイーズ・夢咲ねねちゃん、メイドのスカート姿にスタイルの良さがより引き立ちました。真っ赤な口紅をひいた毒女っぷりがとっても可愛くて華やか。

シュゾン・蘭乃はなちゃん、アラベスクの場面、この配信の回ではスカートが引っ掛かるという失敗があったようですが、さすがの身体能力。足がどうなっているのだろうと思いました。優等生っぽいシュゾンが実は犯人なのかもと匂わさせる雰囲気もあり、蘭ちゃんも芝居達者。

芝居の月組出身者が多かったですね。蘭ちゃんもねねちゃんも最初は月組。キャストが発表された時には批判的なご意見もみかけましたが、トップスター・トップ娘役を揃えた舞台で、宝塚で培われた芝居の力を華やかにみせてくれました。宝塚OGの新しい道を開く作品となりました。

ほとんど書けなくなってしまった観劇録、ようやく少し書けました。