医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

エッセネ派神殿の美7

2007年05月31日 06時17分28秒 | Weblog
 その瞬間に間一髪で神がアブラハムを止め、神はアブラハムの敬虔さを讃え、アブラハムとその子孫の繁栄を祝福しました。

 その、息子イサクを捧げた台が「聖なる岩」です。

 その後、アブラハム、その子のイサク、さらにその子のヤコブと続きますが、カナンの地はヒクソスに占領されてしまい、そしてさらにヤコブの息子ヨセフの子孫は、エジプトに移住して奴隷となってしまうのです。

 ヒクソスだの、ヒッタイト(ラムセス2世の宿敵)だのややこしい・・。

 阿刀田高(あとうだ たかし)氏に習えば、この旧約の最初の祖先は順番に「アイヤ~ヨ」と覚えるといい・・・

 ちなみに、アブラハムと日本のスサノオの類似点なども指摘されておりますね。

 エジプトで奴隷になったユダヤ人の祖先たちは、紀元前12~15世紀頃に、エジプトから脱出します。

 その頃日本では・・・・これが案外肝要であると思っており、世界史と日本史は別になっているために、遠い国の出来事がピンと来なく、歴史のお勉強がつまらなく感じてしまう。

 日本はその当時縄文時代の終わり頃。

 日本では紀元前5世紀~紀元後3世紀までの約800年間が弥生時代とされ、その後期に邪馬台国があったとされ、その後大和朝廷時代、(古墳時代)、飛鳥奈良時代へとつながりますから、キリストの生まれた頃は弥生時代です。

 そしてユダヤの血を引くモーセがユダヤ人を率いたのですが、脱出の道すがらモーセがシナイ半島のシナイ山で、神ヤーヴェから十戒を授かり、ここで神とユダヤ人との宇宙的な契約が結ばれます。

 それとは別にキリストと新しい契約、つまり新約を交わしたキリスト教徒から見れば、モーセの契約は古い契約なので旧約になるのです。

 ユダヤ人は旧約とは思っていないはずです(きっと)。

 イスラエルの民(ユダヤ人)は、モーセの死後、さまよいながら約束の地カナンに再びたどり着きました。

 その後、約束の地カナンでイスラエルの12部族が興りました。

 ちなみにパレスティナというのは、後のローマ人がユダヤ色を払拭するために、その地をペリシテ人の(カナン人の外敵)という意味から付けられた名称です。