医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

狂王の美しき城3

2007年05月03日 08時32分44秒 | Weblog
 さて、バイエルンはフランス語では、実は「バヴァロア」。

 この呼び名も実は大切なのです。

 なぜ大切かは、後半に登場予定です。



 バイエルンといえば、サッカー通ならピンと来る。

 そう、バイエルン・ミュンヘン。

 ここは、わが浦和レッズとパートナーシップを結んでおります。

 ベッケンバウワー、マテウス、クリンスマン、ルンメニゲ、バラックと・・・そうそうたる名前ですな。


 南ドイツの有名な「ロマンティック街道」沿いの、さらにバヴァロアですから、さぞかし甘くて美しいのでしょうね。

 バイエルン州南部のロマンティック街道沿いには、涙を流したキリスト像で有名な(本日の写真の )「ヴィーズ巡礼教会」。

 これでもか、というくらいベタなロココ調は、まるで磁器でできているようで、乙女心をくすぐるはずです。

 しかしこの場合の「ロマンティック街道」の本当の意味は、別段、恋心をくすぐるような甘美なものではなく、実はローマへの巡礼の道という意味のローマンティックであり、ローマ人が造ったという意味なんですが・・・。

 ドイツはルターを輩出しておりますので、今ではプロテスタントが多いのでしょうから、カトリックの総本山、ヴァチカンに巡礼する人も減っていることでしょう。

 ところで日本にも、なんちゃってロマンティック街道があることをご存知ですか?

 上信越高原国立公園→軽井沢→嬬恋→草津→片品→日光にいたる街道だそうです。

 自然がきれいで、名所が多いと言うだけで、ちと、ろまんちっくの意味を取り違えているし・・・う~ん、微妙かも。