医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

森と野草という美材4

2007年05月17日 08時48分11秒 | Weblog
 ①せり:「競り」合って生えるから「芹」なのだそうな。

 え~はじめて知りました。

 消化を助け、風邪、便秘、冷え性によいとのこと。

http://www.hana300.com/seri00.html

 ②なずな(ぺんぺん草):なでたいくらい可愛い菜だから「なでな」だそうです。

 枝というか、ハート型の実のところを、本幹から少しずつむしって、自由度を増し、茎をくるくる回すことによって、ハートがぶつかり合って、小さな音がするのを楽しみましたでしょ。

 だれでも子供の頃やりましたよね、貧乏草(ハルジオン?)の花の飛ばしっこや、シロツメグサ(クローバー)の飾り物とか。

 貧血、高血圧、風邪によいと。

http://www.hana300.com/nazuna.html

 ③ごぎょう(母子草=ははこぐさ):どこが母子なのか、僕の貧困な発想力では悲しいことに、まったくわかりまへん。

 黄色い花を覆う、白い綿毛が毛羽立つ→蓬(ほお)ける→ハハコになったという説、ハンハンコウという草を間違えたという説あり。

 嘔気、胃炎によいと。

http://www.hana300.com/hahako.html

 ④はこべら:はびこるから、はこべらと。

 白い花が可憐ですね。

 整腸、利尿、口臭予防。

http://www.hana300.com/hakobe.html

 ⑤ほとけのざ(田平子たびらこ):いわゆる紫の仏の座ではなく、たびらこが間違って仏の座と呼ばれたと。

 葉っぱの形から仏の座。

 筋肉痛、歯痛によいと。

http://www.hana300.com/tabira.html

 ⑥すずな(かぶ)
 ⑦すずしろ(だいこん):これらは説明不要でしょう。

 整腸、解熱効果ありと。