ミントティーをのみながら

午後のひとときお茶を飲みながらの独り言です

優しい時間から

2005-02-04 | MY ノート

最初に断っておきますが今日の話はながーいです。
遅刻しそうになりました。

1月から始まったテレビドラマ「優しい時間」を毎回楽しみにして見ている。
見ている人は多いらしいので、ドラマの内容は簡単に書きますが昨日の話は

■喫茶店のマスターに常連客がお金を借りに来るのです。
それも、仕事(家電品店経営)の資金繰りに行き詰まり他の常連客(憩いの場である喫
茶店で出会う人)にも借金を申し込んでいたのです。
マスターは「お金の貸し借りは困ります」と言ってキッパリと断ります。
その断られた人は自殺します。
他にも色々な展開はあるんですが、それは省略します。■

いつもはこのドラマの始まる前にベットに入る家族にドラマの内容を説明すると
見たいと言う。
二人で見終ってそれぞれ寝室へ、なかなか寝付かれなかった。

今朝起きてきて昨日のドラマについて自分達の事に置き換え朝から話合いました。
何かというと、「借金」についてです。

ドラマのように何度も借金の申し込みを受けた家族は、未だにお金を貸してほしいと
いうような電話をかけてくる人の事が気になっています。
お金の貸し借りは絶対したくないので、断るのですが忘れた頃にまた電話くるんです。
また電話来たらなんて断るかいつも話題になり、断り方を考えています。

私も友人に一人お金借りたい病の人がいます。

お金を借りたい人は簡単に貸してと言います。
それも、こちらは見た事もない人に貸してと言われ困っていると言って。

でも、言われたほうはとても嫌な気持ちを抱いているんです。
断る=冷たいなどとグスグズ悩みます。
こちらの方が借りたい病の人よりもずっと質素な生活なのです。
毎回シャンプーは美容室ではしません。お風呂に入る時に自分でします。
食べる物でも、着る物、生活全般すべて比べても質素です。
それに関係のない人のために貸さなければならないのかと。

普通の生活でしかない我が家にときどき訪れる「借金申し込み事件」は頭の痛い問
題です。お金持ちでもない小市民なのに。

人との交わりのなかで、良い人でいたいのですが、こういう問題には甘い顔もでき
ませんので、ビシャリとやります。

いい人をやり損ねます。

普通の生活している人に借金の申し込みするなんて考えられないのです。
両親の教育方針は(あるとすれば)自分のお金の管理はしっかりするようにです。
少ない給料の中で暮らし、僅かずつでも貯金する事をずっと続けて来たのですから、
忠実に方針を守ってきたと思います。

そんな事で話は尽きず、時計は無常にも出勤時間が過ぎていました。
朝の忙しい時間に話すには、大きく尽きないテーマです。

こちらを訪れてくださる方もこんな経験はありませんか。
どのように対処してますか。
-2℃

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
経験ナシ。 (ジョルジュ)
2005-02-04 20:09:37
お金の臭いがしないんですね、きっと。

券売機のまえで 硬貨をねだられたことぐらい、

しかも、学生時分に。

キッパリ! 断わるのが一番ですね、きっと。

たとえ悪者になっても。

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わたしは・・・ (kiku0205)
2005-02-04 21:28:02
父の教育がお金に関してとても厳しいものでした。

裕福ではない家庭だということもありますが、

お小遣いは、周りの友達よりも少なく、友達たちは、お小遣いが足りなくなると

臨時収入として貰っていました。



しかし、わたしの父は、「お金は木に成り、誰でも簡単に取れるものではない。

労働の対価としてもらうもの。そう簡単に渡すわけにはいかん。」これが口癖でした。

おかげさまで、お金の使い方には、今でもとても慎重になる性格になりました。(笑)



人様から借りることは、もちろん。親からでもです。

3年前、会社員からフリーになったときには、すぐに仕事が貰えるわけでもなく、

本当にひっ迫した生活でした。パン屋さんで耳を貰っって冷凍庫に保存したり!

それでも、親からお金を借りることが出来ませんでしたね。

まだ大丈夫、まだなんとかなる、とやり繰りしていました。



お金に慎重なわたしですが、お金を貸したことが何度かあります。

お金を借りる人って、2パターンいますよね。

お金を借りたことに責任感があり、すぐに返す人と、

借りることに罪悪感が無い、もしくは、あってもすぐに薄れてしまう人。

返してくれない人は、返さないのに、また借りたがります。

そういう人たちは、我慢することを知らない人たちだと思うのです。



わたしだって、女独り生きていくために最低限の蓄えを作るため、

生活の中に制限を設け、我慢することも多々あります。

遊びに行く金があるのなら、返せ!と思うのです。

貸した一人は、この前、イタリアへ旅行してきた!と平気で報告するんです。

ア然です。

一応、ツアーの一番安いのだったから、なんて、言い訳をしていましたが。

お金を何度も借りると、麻痺するそうです。



わたしは、一度は安い金額ですが、貸します。

責任感がある人なのかを見分けるためのようなものです。

二度目頼まれたら「あの時に呑んでいたよね、あの分でも先に返して」と言います。

すると、二度と言ってきません。

でも、友達としては続けています。

その部分に関しての病気だと思うからです。

病気だということを分かった上で、上手に付き合っています。良いところもあるので。



モモンガさんのお知り合いも、病気だと思います。

きっと断っても、相手は、断られることにも慣れていて、

すぐにモモンガさんに断られたことも忘れてしまうと思います。

っていうか、そういう病気の人に言わせると、そうらしいです。



断ることへの罪悪感・・・とても分かります。

でも、相手は、さほど気にしていないようです。

だから、モモンガさん、今まで通りでいいのではないのでしょうか。

長くなってしまいましたm(..)m

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σ(・・)の場合 (とほ)
2005-02-04 22:55:26
借金の申込を受けたら、本人にあげてもよいと思う額を貸します。

そして、催促するまで返済しない人とは縁を切ります。完済したとしてもです。

催促する前に返済した場合は、とりあえずちゃらとしますが、やっぱり心のどこかで距離を置いてしまいます。



というわけで、強烈な想い出はありません。結果的に借金申込まれた時点で気持ちが離れていきます。



ところで、もうひとつの問題は、とほ家でもしょっちゅうあります。

大切な事案は、いつも朝の忙しい時間にとりあげられるということです。

今朝の話題は「今月の生活費がない?!?!!」

朝の分刻みのスケジュールの中で言われても、対処しようがありません。

でも夕食後はまったりして、スイッチ切れるんですよねぇ。



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私にはないけど・・・ (kumi8793)
2005-02-04 23:43:08
なんだか割に合わないと思うんですよね。

お金を貸したほうが小さくなって借りたほうが堂々としてるってよく聞きますよ。「返して」と言いにくくなるの、おかしいですけど。だからやっぱり、私は貸しませんね。

借りた事ももちろんないです。

私の友人なんですが最初に20万円貸してまた貸してと言ってきたから今度は旦那さんに相談したらもう帰ってこないものと思えといわれたのにさらに20万円貸し合計40万円

もだそうで。。。

借りた人からはそれ以来何の連絡もこないそう。しばらくして久しぶりに電話があったので返して貰えるかと期待したら毎年代筆していた年賀状を今年もお願いと頼まれ送られてきた賀状をご丁寧に代筆して尚且つ送料こちら持ちで送り返したそう。

それを聞いた私は借りた人よりもさることながら貸した人も一層変人と判断してその人とのお付き合いをやめました。現金じゃなくても「人のフンドシで相撲をとる人」結構いますよ。キッパリ断るかあげてもいい額をさしだしてお付き合いはここまでにしてと言うかですね。

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なぜ? (kumi8793)
2005-02-05 08:44:29
どうしてお付き合いをやめたかというとその貸した人が私に会うたび借りた人の悪口を言ったり貸した事を後悔するようなグチをこぼすからでした。そんなにいうのなら最初から貸さなければいいのにと思います。ちょっと厳しいかもですがお金ってこわいです。
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借金 (nene)
2005-02-06 00:14:52
モモンガさんの仰る「借金」とは、

個人と個人の貸し借り、ですよね。

これについては、私も否定派です。

(夫婦間の話になると、ややこしくなりますが)

した事もないし、されたこともない。



ただ、「借金」には、

借りる側と貸す側、共に、

「個人」と「企業」があります。



借り主が「個人」の場合、

「企業」から借りる時には

その本人と企業が判断すれば良いと思います。



借り主が「企業」の場合、

時に「借金」が信用に置き換わったりします。

「借りれるだけの信用がある」って事です。

あるいは、税金対策で負債を増やすって事もあります。



で、今回の『優しい時間』では、

借金を申し込んだ彼は「自営業者」です。

「企業」から借りる分には問題なかったと思います。

また、借りる相手が「個人」だとしても、

借り主が「企業」として依頼するのなら、

主人公(寺尾さん)から諭される事もなかったでしょう。

でも、あの時点で彼は、

「自営業者」ではなく「個人」として

借金を申し入れていた。

それが「友人」という言葉に表れているのではないかと思います。

そして、「従業員の女性がレジのお金を合わせようとするエピソード」、

これも、「職場の金」と「個人の金」を混同してはいけない、というメッセージと受け止めました。



今回の『優しい時間』は私も記事にしました。

全然、ちがう視点でしたけど。(笑)

よろしければご一読ください。
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Unknown (モモンガ)
2005-02-06 09:18:16
ジョルジュさん、貴重な体験ありがとうございます。きっぱりですねやはり。





kiku0205さん、ご意見ありがとうございます。やはり「借金問題」はいろいろと体験されているんですね。お金の事は自分自身が主人公の生き方(使うも管理するも自分で決める)したいです。



とほさん、同じ気持ちです。

以前親戚に20万円の借金申し込まれましたが、私の金銭感覚から無理な金額と思い、5万円だけあげました。それからは年賀状だけの付き合いになりましたが。



kumi8793さん、コメントありがとうございます。他人に借りる人には罪悪感が欠落しています。例の病気の友人には、「お金のおの字を口にしたら付き合いは止める」とはっきりいったのです。二人の付き合いの中にお金の事は入り込ませないでとも言いました。

その後、暫くは問題なかったのですが、この頃はお金に困っていることをしきりに言います。「貸して」とは言いませんが。



neneさん、同じドラマ見ていたんですね。

自分がちょうど借金問題にたびたび見舞われていますので、より身近なテーマになりました。断られた相手が自殺したという嫌な展開になり、後味悪かったです。だから余計に考えさせられました。



◎皆さん貴重な体験書きこんでいただきありがとうございます。すっきりしました。
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