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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

「see+目的語+動詞の原形」と「see+目的語+動詞のing形(現在分詞)」の違い【 |連続| 第1134回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 22 for the month of November.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

サンタのところに出勤しようとしているのでしょうか……。
「「see+目的語+動詞の原形」と「see+目的語+動詞のing形(現在分詞)」の違い」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

「see+目的語+動詞の原形」と「see+目的語+動詞のing形(現在分詞)」の違い

▷今日の例文

英文▷ The animal can be seen taking a stroll in the middle of a street on a grassy lane divider in Alaska as drivers look on.

訳例▷ その動物(ヘラジカ、ムース)は、アラスカの道路の中央の草で覆われた分離帯の上を散歩しているのを見られることができます。運転手たちが見ているように。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

「see」「look (at)」「watch」「hear」「listen (to)」「feel」など、視覚や聴覚、嗅覚といった「知覚」に関する動詞を「知覚動詞」と呼びます。

「知覚動詞」には、「知覚動詞+目的語+動詞の原形」という形で使う場合と「知覚動詞+目的語+動詞のing形(現在分詞)」という形で使う場合があり、この2つは意味が微妙に異なります。

知覚動詞の後に「動詞の原形」が来る場合は、その動作の最初から最後まで全部を見たり聞いたりしたことを表しています。
一方、知覚動詞の後に「動詞のing形」が来る場合は、その動作が行われている途中の一部を見たり聞いたりしたことを表します。


I saw three men run in the park.
(私は3人の男が公園を走るのを見た。)
この場合、ニュアンスとしては3人の男が走り始めて走り終わるまで、あるいは走り去って見えなくなるまでをずっと見ていたということを示しています。


I saw three men running in the park.
(私は3人の男が公園を走っているのを見た。)
こちらの場合は、3人の男が走っているのをちょっと見かけたということです。

動詞の原形「run」を使う場合は、最初から最後まで見るということなので、100m走など短距離競争などを見た場合に使う感じです。現在分詞の「running」だと走っている途中を見かけるということなので、ジョギングなど比較的長距離を走っている様子の一部を見る感じです。

「今日の例文」の「The animal can be seen taking a stroll」では、「taking」という「現在分詞」が使われています。またここでは受動態になっています。

「その動物が散歩している」様子の一部分を見ることができる、といったニュアンスです。

▷その他の単語

animal: 動物
take a stroll: 散歩する
in the middle of a street: 通りの真ん中で
grassy: 草で覆われた
divider: 分離帯
Alaska : アラスカ ※北米大陸西北端にある州。
driver: 運転手、ドライバー
look on: 見る、眺める、見物する

▷今日の例文は「The Sun」から
Moose casually walks down the road



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