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「by」「until「in」【第761回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

韓国で都市圏での空中タクシーが実用化されようとしています。
「「by」「until「in」」について、「Reuters」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「by」「until「in」

▷今日の例文

 例1▷ South Korea aims to begin commercial urban air travel by 2025 and tested a system for controlling air taxis.

 例1の訳例▷ 韓国は2025年までに都市部での商用空中移動を始める予定です。空中タクシーを制御するシステムの試験を行いました。

 例2▷ We plan to conduct a demonstration project until 2024, and launch an actual demonstration route in the metropolitan area in 2025.

 例2の訳例▷ 私たちは実証プロジェクトを2024年まで行い、2025年に大都市圏で実際のルートでの運行を開始する予定です。




▷実際のニュース映像はReuters

▷解説

 日付や年などの前にどのような前置詞が来るかによって意味が違ってきます。
 「今日の例文」には「by」と「until/till」と「in」の3つが含まれています。

・「by」(〜までに)
 by 2025:2025年までに
  
 「by」は締め切りや期限を表し、その時までに何らかの行為が一回だけ行われる時に使います。

・「until/till」(〜まで)※「に」がつかない。
 until 2024:2024年まで

「until/till」はある日時まで何らかの行為が継続して、あるいは繰り返して行われることを表します。
「今日の例文」では2024年まで「何度も」実証プロジェクトが行われます。

・「in」(〜に)
 in 2025:2025年に

 特に「by」と「until(till)」は使い方を間違いないようにしましょう。
 例▷ I have to finish my homework by eight.(8時までに宿題を終わらせなければならない。)
 宿題を終わせるのは「何度も」あるわけではないので、「I have to finish my homework until/till eight.」という文章は意味的に成り立ちません。

 例▷ I have to do my homework until/till eight.(私は8時まで宿題をしなければなりません。)
 こちらを宿題を8時までずっとやり続けているという意味です。継続して行っている行為の場合は、「by」ではなく「until/till」を使います。

▷その他の単語

 South Korea: 韓国 ※正式名the Republic of Korea(大韓民国)
 aim to: 〜しようと努力する、志す
 commercial: 商用の
 urban: 都会の
 travel: 移動
 control: 制御する
 conduct: 実施する
 demonstration project: 実証プロジェクト
 launch: 始める
 actual: 実際の
 route: ルート
 metropolitan area: 大都市圏

▷今日の例文は「Reuters」から
South Korea tests system for controlling air taxis – Technology



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