路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳・05.07】:まとまらないと野党は戦えない 立憲は実践と信頼が必要、維新の他党批判に違和感

2024-05-13 07:40:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・05.07】:まとまらないと野党は戦えない 立憲は実践と信頼が必要、維新の他党批判に違和感

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・05.07】:まとまらないと野党は戦えない 立憲は実践と信頼が必要、維新の他党批判に違和感 

 ★後半国会では政治資金規正法改正案で与野党が激しく論戦を戦わせる。だが、4日、5日に行ったJNNの世論調査では自民党の改正案を「評価しない」と答えた人が72%に上った。では野党に期待は持てるのか。野党第1党の立憲民主党は補選に勝って浮かれムードだが、自民党敵失との評価国民にはある。自民党ダメだから頼りないが立憲にという消去法的支持では脆弱(ぜいじゃく)だ。同党の前代表・枝野幸男は前月30日、自身のYouTube番組で次期衆院選では定数の過半数(233議席)の独自候補擁立を目指すべきと発言したが、党内には党代表・泉健太降ろしを画策し、復権をもくろむ節があるという。

 ★今の立憲に独自候補を過半数まで増やせるメドはなく野党共闘は必至だ。党は政治パーティー禁止など厳しい法改正を訴えるが、党幹部をはじめ、若手まで6月までパーティー開催ラッシュなのはどういうわけなのか。法改正ができないことを見越しているのか改正される前に全面禁止にすべきではないのか。つまり、パーティー禁止などするつもりはないのだろう。やるべきは政治資金のデータ化を先んじてネットで公開するなど率先して国民に改革を見せることといった政権政党としての信頼を勝ち取ることではないのか。国会内での崇高な理屈よりも実践と信頼が党には必要ではないのか。

日本維新の新ポスター「古い政治を打ち破れ。」(右から馬場伸幸代表、柳ヶ瀬裕文氏 藤田文武幹事長)© 東スポWEB

 ★日本維新の会補選でも振るわず、また立憲批判を繰り広げたことに有権者違和感を持ったことだろう。先月25日、党代表・馬場伸幸と共同代表・吉村洋文(大阪府知事)の写真を並べた新ポスターを発表した。馬場が言うにはキャッチコピーの「古い政治を打ち破れ。」は自民、立憲、共産の3党が対象という。政界からは「万博みたいに時代遅れのコンテンツに力を入れる人たちこそ古い政治」と早速ブーメランだ。他党批判で浮かび上がろうとするところも保守政治とは違うとみられそうだ。野党はまとまらなければ立ち向かえない。(K)※敬称略 

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年05月07日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【政界地獄耳・05.04】:自民... | トップ | 【JNN世論調査解説】:「なん... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】」カテゴリの最新記事