【WHO】:新型肺炎の中国国外での感染拡大に警戒
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【WHO】:新型肺炎の中国国外での感染拡大に警戒
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、中国を訪問していない人からの新型コロナウイルス感染例が各国で報告されていることについて「今はまだ火花にすぎないが、大きな火事に発展する可能性もある」と述べ、警戒を強めた。
WHOの10日付の状況報告によると、シンガポールの感染者43人のうち22人、ドイツの14人のうち12人などが中国渡航歴がなく、人から人への感染が生じた疑いがある。
中国湖北省武漢市の人が参加していたシンガポールでの会合に出席し、感染したとみられる英国人男性の例も懸念されている。AP通信によると男性は1月20~22日の会合後にフランス南東部の保養地を訪れ、同じ宿に泊まっていた計6人の感染が発覚。28日にスイス西部ジュネーブ発の航空機でロンドンに戻っており、英当局が男性の近くに座っていた乗客に連絡を取っているという。
各国の専門家で構成されるWHOの調査団の先遣隊も2月10日に中国入り。10人規模で中国当局との連携強化を図る。調査を行う場所や期間は未定。
WHOによると、感染者は10日付で28カ国・地域の4万554人。死者は910人に上った。日本の感染者数は26人で、横浜で停泊中のクルーズ船は別に計上されている。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の被害拡大】 2020年02月11日 12:12:00 これは参考資料です。転載等は各自で判断下さい。
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