【クローズアップ】：G7閣僚会合「化石燃料の段階的廃止」合意 「日本は踏み込み不足」

【クローズアップ】：G7閣僚会合「化石燃料の段階的廃止」合意　「日本は踏み込み不足」

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【クローズアップ】：G7閣僚会合「化石燃料の段階的廃止」合意　「日本は踏み込み不足」

　16日に閉幕した主要7カ国（G7）気候・エネルギー・環境相会合ではG7として初めて、天然ガスも含めた化石燃料の段階的廃止で合意した。交渉過程では脱炭素に向けた議長国・日本の提案が不十分だとの指摘も相次ぎ、対策強化に後ろ向きの印象を残した。日本は今後、気候危機解決の道筋を示すことができるのか。

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主要7カ国（G7）気候・エネルギー・環境相会合を終え、記者会見で質問に答える西村康稔経済産業相（中央右）と西村明宏環境相（同左）＝札幌市中央区で16日、貝塚太一撮影

　◆提案に異論、終始難航

　「G7としての今回の目玉はいったい何だ？」

　日本政府関係者によると、今年1月、G7閣僚会合に向けた事務レベルの事前協議で、日本が各国に議論のたたき台となる共同声明素案を示すと、英国はこう迫ったという。、残り3227文字（全文3485文字）

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　元稿：毎日新聞社　東京朝刊　主要ニュース　社説・解説・コラム　【クローズアップ】　 ２０２３年０４月１８日 　０２：０１：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。