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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・06.26】:都議選で「ハイクラス人材」嫌われた理由 そろそろネット空中戦は終わりにすべき

2025-06-28 07:40:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・06.26】:都議選で「ハイクラス人材」嫌われた理由 そろそろネット空中戦は終わりにすべき

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【政界地獄耳・06.26】:都議選で「ハイクラス人材」嫌われた理由 そろそろネット空中戦は終わりにすべき 

 ★東京新聞によれば再生の道は都議選の候補者を公募で決め、年収800万円以上の応募者を「世に言うハイクラス人材」と表現。4月25日に合格者48人(辞退者などを含む)を発表した際には、年収「800万円以上」が77・1%、「1000万円以上」が64・6%だったという。街頭演説でも「彼は東大卒です。しかも東大院卒です。こんなキャリアを歩んでいる人、なかなかいないですよ」と有権者に訴えた。今回の都議選の総括と参院選の展望を見る際の大きな視点がここにある。

 ★自民党は政界の「ハイクラス」を長年担ってきた。それは政治のプロというべきで、どぶ板選挙のできる党人派と政策で生き抜く官僚、知名度で乗り切る世襲議員で構成されるので総合的に「ハイクラス」の政党だった。だが統治ばかりに力が注がれ、国民の声をつぶさに聴くという国民政党、責任政党の基礎が崩れ自民党1党支配の時代が終焉(しゅうえん)を迎えたことを物語る。ある外科医の「データ見て患者みない医者と同じ」という説明がわかりやすい。各党に言えることはネットは発信ツールとしての有効性ばかりが前面に出るが、ニーズをくむには不向きで、国民の現場の声から想像力を膨らませネットを活用する手法に転じなければ意味がない。そろそろネット空中戦は終わりにすべきだろう。

 ★都議選では東京でさえ中流が消えはじめ、富裕層と貧困層に2分され、そのおかげで共産の凋落(ちょうらく)が小さく済んだとみるべき。その変化に気づき明確な政策を示したところに自民票が逃げたといえる。相変わらず総花的で中途半端な政策では有権者には刺さらない。都民ファーストの躍進は都政の財政が潤沢だからで、他県では通用しない票の出方だろう。立憲・国民を支援する「連合」のサラリーマンたちは自らを中流や社会の中核に位置付けているが、底辺が拡大しているので国民から見れば、こちらもハイクラスな労働貴族だ。その視点でいる限り国民とはズレている。再生の道のハイクラスが嫌われたのもそこにある。参院選に向け、全国の自民党圧勝区で少なからず同様の地殻変動が起きていることを見抜いた候補者が抜け出すだろう。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年06月26日  07:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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