【揺れる県政】:斎藤知事とは「もう一緒にやっていけない」自民推薦難しく 次期知事選、水面下で候補者探し「状況かなり切迫」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【揺れる県政】:斎藤知事とは「もう一緒にやっていけない」自民推薦難しく 次期知事選、水面下で候補者探し「状況かなり切迫」
「斎藤知事とはもう一緒にやっていけない」。斎藤元彦知事に辞職を含む早期の政治判断を求めた自民党兵庫県連会長の末松信介参院議員。県連大会でこうした踏み込んだ発言をするのは異例で、次期知事選で自民が斎藤知事に推薦を出す可能性はほぼなくなった。党内では既に新たな候補者探しが始まっている。
斎藤元彦知事を巡る問題について、会見で質問に答える自民党兵庫県連の末松信介会長(左から2人目)ら=14日午後、神戸市中央区(撮影・斎藤雅
末松会長は大会冒頭のあいさつから斎藤知事の政治姿勢を批判。4月に面会した際に「3年前(の知事選で)、いろんな意見がある中で推薦したことをもう一度、胸に手を当てて考えてほしいと言った」と自省を促したことを強調した。
自民内で斎藤知事への不信感が決定的となったのが、知事が昨夏に打ち出した県立大無償化事業だ。直前まで自民側への説明が全くなかったことに加え、日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事と一緒に盛山正仁文部科学相(衆院比例近畿)を訪問し、国公立大の無償化を要望しようとしたことで急激に関係が悪化。自民議員は「すっかり維新の知事だ」と声を荒らげた。
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