【政界地獄耳・09.04】:「ポエム」批判対策、小泉家伝家の宝刀とは
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・09.04】:「ポエム」批判対策、小泉家伝家の宝刀とは
★自民党総裁選で6日に出馬表明を予定する元環境相・小泉進次郎。国民からも党内若手からも人気の自民党の切り札だ。自民党中堅議員が言う。「青年局長をやっていた時の仲間が小泉を支え、陰で操るといわれる前首相・菅義偉の影を消すこともぬかりない。メディアも小泉勝利を織り込んだ無責任報道を既定路線にしているようだ。これで直後にあるといわれる『衆院選挙は安泰だ』という選挙地盤の弱い若手の安堵(あんど)の声を聞くが、そうでもない。小泉人気は衆院選挙で大勝した後まで。国会が始まれば小泉の“ポエム”答弁では野党の攻勢をかわせないという不安が広がっている。なぜなら晩秋から来年6月までの国会論戦の後に参院選が控えているからだ。目先のことだけで党は再生できるか」。
★前経済安保相・小林鷹之が党内保守層の取りまとめを進め、現同相・高市早苗の支持層をごっそり持っていったといわれ、多くの1年生議員も小林が取り込み、余波は小泉陣営にも及び、参院の硬化も相まって小泉陣営には焦りもあるという。「今週、来週に出馬表明が相次ぐが、党内は疑心暗鬼だ。過去の総裁選挙のように派閥単位の動きがない分、つながりがよくわからない会合も頻繁。陣営を固めるものの、こちらはまだ全体像がつかめていない」とは自民党若手。当然だろう。・・・続きは、会員登録で、
※:このコンテンツは有料料会員になると閲覧いただけます。すべての会員記事が読み放題
◆政界地獄耳
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】 2024年09月04日 08:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます