【ビッグモーター】:兼重宏行社長「不正知らなかった」で大炎上…“寝耳に水”姿勢にジャニーズ社長と共通点
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ビッグモーター】:兼重宏行社長「不正知らなかった」で大炎上…“寝耳に水”姿勢にジャニーズ社長と共通点
25日、保険金の不正請求問題を巡り、社長辞任を表明したビッグモーターの兼重宏行氏(71)は、記者会見で、6月26日の特別調査委員会の調査報告書を受けるまで、「不正は知らなかった」と語った。終始、「耳を疑った」「がくぜんとした」「衝撃的だ」などと発言し、“寝耳に水”の姿勢を貫いていた。
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記者会見するビッグモーターの兼重宏行社長(C)日刊ゲンダイ
また、一連の不正が発覚後、会見が遅れたことについて記者から指摘されると「私の認識の甘さが原因」とし、「報告書を開示し、役員の処遇と再発防止を開示すればいいと思っていた」と説明した。報告書には、店舗の従業員が現場での不適切な行為について、2022年時点で、社長らに内部告発した旨が記載されていたと報じられている。
この会見を見て視聴者からツッコミが入ったのがジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(57)だ。
SNSでは、《ジャニーズ事務所みたいな言い訳は、下策だと思うなあ。どうせ誰も信じやしない》《そんなわけない。ジャニーズのジュリーさんと一緒で知らなかったわけがないじゃないか》《無責任経営者のお決まりフレーズ『知らなかった』》《ビッグモーター 兼重宏行社長が会見で、「私は、今回の不正に関して全く知りませんでした。」と、述べているようですが、この件に関して どう思われますか?藤島ジュリー景子さん》などと両者の姿勢に批判が相次いでいる。
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ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(提供)ジャニーズ事務所
◆藤島ジュリー景子社長は動画で性加害を「知りませんでした」
ジャニーズ事務所は創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の元タレントへの性加害問題を巡って今年5月に公式HP上で、被害者などに謝罪する動画を掲載したのみ。
ジュリー氏は、2003年の週刊文春との高裁判決で敗訴していた当時、取締役だったが、この問題について「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と話している。
最近になって、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が元所属タレントらの結成した「当事者の会」へのヒアリング調査を行うことなどが影響したのか、同社は公式HPで「記者会見を行う予定」と発表。第三者による「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査の現状を報告し、今後の対応について報告するという。
ジュリー氏は会見で何を語るのか。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】 2023年07月25日 16:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。