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Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●小沢一郎氏陸山会事件: 採用された証拠は一つでオッケー!?

2012年03月18日 00時14分45秒 | Weblog


来栖宥子★午後のアダージォ/さながら水面に浮かぶうたかた、手すさびのようなもの』の記事(http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/4a8db56c40e17e6c28d5755d081a15a5)のうち、「〈来栖の独白2012/02/19 Sun.〉」の部分を引用させていただきます。

 私も、すんなり無罪になるようには思えない。

   『●魚の目: 陸山会事件、魚住昭さんの〝目〟
   『●続報=水谷建設裏金問題、小沢一郎氏でなく自民党議員だった!?
   『●水谷建設裏金問題、小沢一郎氏でなく自民党議員だった!?
   『●推認裁判官よりはまともか?
   『●小沢一郎氏関連冤罪事件、推認に推認を重ねた裁判長

 「被告人を有罪とするに証拠は多くは要らぬ。1つあればよい」の部分にひどく唸らされた。全く仰る通りである。やはり、先行き厳しいと見ておくべきで、東京地裁大善文男裁判長の判決後、またしても、マスコミのバッシングが見えるようだ。はたして大善文男裁判長は〝犬〟か、それとも、〝犬〟になれない裁判官だろうか? 死刑判決が出るような裁判ではないけれども、小沢氏の〝政治的抹殺〟へと導くものであり、熊本典道さんの苦しみを感じ取れる裁判官であろうか?

   『●〝犬〟になれなかった裁判官
   『●『美談の男』読了
   『●マスコミと癒着する「司法・最高裁」の堕落ぶり
   『●原発裁判はどれも完敗: 井戸謙一元裁判官と小出裕章さんの対話
   『●そりゃぁ、東京電力原発人災以降を見ただけでも、「司法」にも絶望するよな
   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●井戸謙一元裁判官再び: 最高裁は常に国側に、そして、努力は無駄に
   『●金沢地裁原発差し止め判決: 井戸謙一元裁判官

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http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/4a8db56c40e17e6c28d5755d081a15a5

小沢一郎氏裁判/有罪とするには、採用された池田光智被告の1つがあればよい/小沢氏の政治生命は断てる

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〈来栖の独白2012/02/19 Sun.
 裁判とは、怖いものだ。石川知裕議員の披露宴に出席している鈴木宗男氏の顔(画像)を見ていて、ふと小沢一郎氏の裁判、裁判長大善氏の目論みを思った。
 そもそも小沢氏の強制起訴は、愚かな市民(委員)を操って、国と検察、そして政界が既得権益を守らんがために小沢氏を葬ろうとでっち上げたもので、メディアを走狗としてフルに使った。
 今月17日金曜日、東京地裁大善裁判長は、検察側証拠書類の大半を信用できないとして却下。しかし、楽観できない。小沢無罪を言い渡すことは、検審会の存在意義が問われることであるし、司法官僚の受けも決してよいはずはない。大善氏の将来(出世)を考えれば、氏の得点になるとは考えにくい
 いや、そのようなことよりも何よりも気になってならないのは、証拠却下されたのが「大半」であって、「全部」ではないということだ。池田光智被告の調書は採用されている。被告人を有罪とするに証拠は多くは要らぬ。1つあればよい。池田光智被告の1つによって有罪になれば(微罪で執行猶予でも)、その瞬間に(確定の瞬間に)小沢一郎さんの政治生命は断たれる選挙権及び被選権が停止される。鈴木宗男氏がそうだ。「微罪でよい。執行猶予も付けてやろう」、大善氏は有罪の青写真を描いたうえで---小沢氏の息の根を止める手はずを整えて---大半の証拠を却下、身内同然の検察に「これからは気をつけなさいよ」と余裕で、たしなめて見せたか。
 振り返ってみれば、このようにして(特捜)事件は造られ、権力の側に好いように判決されてきた。小沢排除を狙って、このこと(~強制起訴)を仕掛けた検察が、最後の矢を外すとは思えない。小沢無罪は奇跡に近い。胸が騒ぐ。騒いでならない。

・・・・・・。
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●検察不信の戦犯

2010年12月13日 00時08分43秒 | Weblog

山岡俊介さんのアクセスジャーナルの記事の一部。

 

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【http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/】


                                                  2010/12/02
伊藤鉄男最高検次長に関する仰天天下り説
                                        
執筆者: Yamaoka (11:30 pm)

 
例の「郵便不正事件」における村木厚子元厚労省局長の無罪判決、FD改ざん事件は、特捜検察はむろん検察全体の威信を地に貶め、現状を見ても、特捜検事の捜査活動だけでなく、公判にも悪影響を与えている。

  「取り調べしようとしたら、証拠をデッチ上げる、公判では、調書の信ぴょう性が
   疑わしいと言われる始末。ともかく仕事にならない様子。また、このところ逮捕せず、
   在宅起訴で済ますケースが目立ちますね」(関係者)

 こうした検察不信を招いた戦犯の一人に、伊藤鉄男最高検次長検事がいる。
 FD改ざん事件では、大坪弘道前大阪地検特捜部長まで逮捕されるという前代未聞の事態にもなったが、その捜査を行う最高検の2であり、大坪前部長ら逮捕の際には謝罪会見も行った(冒頭写真はその時のもの)。
 もっとも、三井環元大阪公安部長が「検察官一体の原則」により検察官適格審査会に罷免を求めて申し立て、また、「取り調べメモ破棄」の件で告発しているメンバーのなかに伊藤氏も入っているように、直接、犯罪に問われている前田恒彦元検事、大坪前部長らとしょせん同じ穴の狢とも見られている(FD改ざん事件では、伊藤氏も訓告処分を受けている)。
 それに、東京地検特捜部長時代には鈴木宗男前代議士(横写真。受託収賄罪などで12月6日に収監の模様。約1年5カ月)の一連の事件を担当した。
 それはともかく、こうしたなか、大林宏検事総長と共に、伊藤氏も折を見て辞職するとも見られているのだが、ここに来て、その伊藤氏の天下り先としてある企業名が具体的に浮上している。
・・・・・・。
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●低投票率

2010年11月03日 05時03分21秒 | Weblog

THE JOURNALの田中良紹氏「国会探検」の頁に『予算委員会の不思議という文章がアップされていました。

 長いので全文はそちらを直接見ていただくことにして、末尾の2段落のみをコピペさせてもらいます。

 「
政治に対する嫌気」については理解できますけれども、あまりの投票率じゃないでしょうか? それから、民主党がダメなら自民党という投票行動にも首をかしげしまいます。さらに、両党協力して社会保障」費の確保のために消費税アップで、なんて勘違いされてはたまったものではない。

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http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/10/post_236.html 

予算委員会の不思議
 

 北海道5区の補欠選挙は「政治とカネ」が最大のテーマと言われた。そのため予算委員会の議論も「政治とカネ」に力が入り、最高裁は「政治とカネ」で有罪になった鈴木宗男氏の上告を退け、小沢氏は検察審査会で強制起訴になり、あらゆる状況が自民党候補者に有利に働くように作られた。その結果、自民党候補者が勝利したが、本当に「政治とカネ」で勝利したのだろうか。
 「政治とカネ」が争点と言われた事に嫌気がさしたのか、投票率は史上最低になり、去年の衆議院選挙を23%も下回った。勝利した自民党の町村候補は、去年獲得した票を3万票も減らした。北海道新聞の調査では「選挙で何を重視するか」と問われた有権者の58%が「社会保障」と答え、「政治とカネ」と答えたのは14%しかいなかった。にもかかわらず政治家とメディアは選挙結果を「政治とカネで自民党が大勝した」と言う。「政治とカネ」のキャンペーンで生み出されたのは自民党に対する支持ではない。政治に対する嫌気である。その事に気付かないと再び政治は痛撃を受ける。

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●『官僚とメディア』読了(3/3)

2010年04月04日 07時03分58秒 | Weblog

魚住昭著、官僚とメディア

 思考停止。「特捜検察はいまブレーキの壊れた車のように暴走し始めている。誇張でも冗談でもない。ライブドア・村上ファンド事件の推移を見て、私は本気でそう思うようになった。/一見華やかでも、捜査の中身は疑問だらけ。これほど無理筋の経済事件は戦後検察史にもほとんど例がない。・・・検察の公正さに対する信頼は音を立てて崩れつつある・・・」(p.130)。郷原信郎さん(p.138)。
 ムネオ疑獄の鈴木宗男氏佐藤優氏(p.140)。「要は学会参加費のひねり出し方が悪かったというのだが、・・・。こんな犯罪のかけらもない容疑事実で逮捕されるのなら、公務員はみな逮捕の恐怖に脅えなくてはならなくなる」。「司法官僚のおごり」(p.141)と『特捜検察の闇』(p.143)。最高検の命令による大阪地検特捜部による三井環大阪高検公安部長の口封じ逮捕(p.146)。

 朝日新聞の誤報などでは決してない「番組改変が政治的圧力によって行われた」間違いのない事実(p.150、『国家とメディア』)。「NHK・・・らが中川昭一・経産相(当時)、安倍晋三自民党幹事長代理(当時)内閣総理大臣に呼ばれ、・・・などと放送中止を求める発言もした」。「中川NHKに事前に圧力をかけたことをはっきり認めている。これだけはっきりしゃべったことを後でひっくり返すのは、無責任極まりない態度だと言うほかない」(p.167)。辰濃哲郎記者の〝無断〟録音〝事件〟。「・・・辰濃の名誉はどうなるのだろう。ことの真相を伏せられ、必要以上の汚名を着せられたまま退社処分になった彼の人権はどうなるのか」(p.170)。

 「・・・産経新聞・・・が最高裁と共催した裁判員制度タウンミーティングでサクラを動員・・・」(p.180)。保坂展人元議員(p.182、203)。「次々と明らかになる最高裁のデタラメな契約実態に、委員席からは驚きと失望のため息が漏れた。国民が「法の番人」として信頼を寄せてきた最高裁のエリート裁判官たちの正体は、こんなにもお粗末なものだったのか」(p.203)。政治評論家の森田実さん(p.186)。パックニュース方式。「・・・産経大阪本社には五段広告三回分の料金として、八百万円近いカネが入る。サクラに日当を払っても十分儲かる仕組みなのである」(p.194)。
 「刑事裁判の迅速化と効率化だけが強調され、企業法務に携わる弁護士を大量に増やすという意図が明確だった。早い話が小泉政権時代に進められた規制緩和構造改革路線の司法である。そのためか、被告が無罪を主張すると一年でも二年でも身柄を拘束され続ける「人質司法」や、冤罪の温床とされる代用監獄をなくそうとする姿勢はまったく見られなかった」(p.204)。
 司法とメディアの深い闇。森喜朗元首相(p.207)。

 あとがき(p.209)、「メディアはだれのものか」。名作『不当逮捕』を著した、尊敬してやまない先輩記者である本田靖春さんから、「魚住君。いい仕事をするんだよ。そうしたら君のようになりたいと言う記者が陸続として出てくるから」。青木理さん。
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●密約破棄

2010年03月19日 22時43分46秒 | Weblog

東京新聞のTOKYO WEBに以下の記事が出ていました自民党の政治家の顔色を見てもみ消したわけですね。西山太吉・元毎日新聞記者の記者生命を奪っておいて、さんざん嘘を吐き、最後はもみ消してあげるわけ。

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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/
 politics/news/CK2010031902000218.html】

密約文書破棄 聞いた』 東郷元局長が証言       2010319日 夕刊

 衆院外務委員会は十九日午前、日米間の密約に関する参考人質疑を行い、斉藤邦彦元外務事務次官、東郷和彦元外務省条約局長、森田一・元自民党衆院議員、西山太吉・元毎日新聞記者の四人が証言した。東郷氏は局長時代に核搭載艦船の寄港をめぐる密約などに関する重要文書を後任局長らに引き継いだと明言。「外務省をよく知る人から(二〇〇一年の)情報公開法施行前に関連文書も破棄されたと聞いたことがある」と述べ、一部文書が破棄された可能性があると指摘した。
 密約に関与した同省OBらが国会で証言したのは初めて。
 東郷氏の局長在職時期は一九九八年七月から九九年八月。東郷氏の重要文書は五十八件に上り、うち十六件を最重要資料として二重丸の印を付け、五つの赤い箱型ファイルに年代別に整理して納めたと説明。
 後任の条約局長だった谷内正太郎前事務次官に引き継いだほか、文書リストを当時、北米局長だった藤崎一郎現駐米大使に送ったという。
 ところが、有識者委員会の報告書では「最重要文書は八件発表されたが、(残り)八件は見ていない」と証言。見つかっていない文書の中には、米核艦船の日本寄港に言及したライシャワー元米駐日大使の発言に対する歴代条約局長の意見書などが含まれると述べた。
 文書破棄の事実確認については「いま外務省で勤務する人たちにしか判断できない。きちんと調べて発表してほしい」と訴えた。
 一方、斉藤氏は事務次官在職当時に、米核艦船寄港について「何が持ち込みに当たるか、日米に了解の差が存在すると思っていた」と述べ、核持ち込みの可能性を認識していたと証言。密約については「引き継ぎを受けてないし、首相にブリーフ(説明)したこともない」と述べ、当時の首相だった宮沢喜一、細川護熙、羽田孜、村山富市の四氏に伝えなかったことを認めた。
谷内前次官に招致を要請へ
 鈴木宗男衆院外務委員長は十九日、密約をめぐる文書破棄問題で谷内正太郎前外務事務次官に参考人として出席を求める考えを示した。
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