[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2022年04月24日[日])
山本康介記者による、毎日新聞の記事【森友文書改ざん訴訟 赤木さんの妻が佐川氏の本人尋問申請】(https://mainichi.jp/articles/20220420/k00/00m/040/129000c)。
《妻雅子さん(51)の代理人弁護士が明らかにした。雅子さん側は申請書で、改ざんを主導した佐川氏の指示内容や、佐川氏が謝罪をしていない理由も尋問で明らかにしたいとしている》。
二つのうちのこちらの裁判、「国」の《認諾》で終わりではない。赤木雅子さん「やっぱり佐川宣寿さんの話が聞きたい」…佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を!
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
『●【大嘘つきの後始末/狙撃兵】《彼らがかばっているのは、他ならぬ
お友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした…安倍晋三》』
『●《今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を
孕んでいる…日本の民主主義の根幹に…》(ビデオニュースドットコム)』
『●公開の法廷で、堂々と《認諾》できるのか? ――― 公文書改ざん…
《大阪地裁の山地修裁判長が告げた。異例の宣言に法廷がどよめいた》』
『●卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、
同裁判は継続中…佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を!』
『●卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、
同裁判は継続中…赤木雅子さん「やっぱり佐川宣寿さんの話が聞きたい」』
『●Netflixドラマ『新聞記者』…《綾野剛演じる官邸官僚が最後は事実を
明かす内容だ。それは、赤木さんの周辺では起きていないことだ》』
『●《大阪地検特捜部に任意提出した文書を開示するよう求めている。…
…国は…「存否応答拒否」を行い、それが妥当だと書面で主張した》』
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、お維も当然のごとく関与している。むしろ、お維がきっかけ・原因とも言える。
『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…
「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」』
『●「日本教育再生機構大阪」という「教育破壊」つながり…
「安倍首相を中心とする異様な翼賛と癒着の構造」』
『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」
今井尚哉氏。そして、お維・松井一郎氏は…?』
《松井一郎大阪府知事はメディアに出てきていない。ちょうど1年前、
籠池(夫)氏は証人喚問で「(松井知事に)特別な計らいをされた」
「(それなのに)松井さんにはしごを外された」と言っていた》
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
いま一度、前川喜平さんの言葉を…《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》。
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【https://mainichi.jp/articles/20220420/k00/00m/040/129000c】
森友文書改ざん訴訟 赤木さんの妻が佐川氏の本人尋問申請
毎日新聞 2022/4/20 15:38(最終更新 4/20 19:51)
(佐川宣寿氏=国会内で2018年3月27日、川田雅浩撮影拡大)
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が佐川宣寿(のぶひさ)・元理財局長に損害賠償を求めた訴訟で、妻側は20日、佐川氏への本人尋問を実施するよう大阪地裁に申請した。改ざんに関わった同省幹部ら計4人の証人尋問も求めた。地裁が今後、この申請を採用するかが焦点になる。
妻雅子さん(51)の代理人弁護士が明らかにした。雅子さん側は申請書で、改ざんを主導した佐川氏の指示内容や、佐川氏が謝罪をしていない理由も尋問で明らかにしたいとしている。
赤木さんが改ざんの詳細を記した「赤木ファイル」には、本省と財務局間で交わされたメールなどがとじられ、佐川氏の「直接指示」を示す内容も含まれていた。ただ、理財局内での詳細なやり取りなど未解明な点は少なくない。
雅子さん側はこうした経緯も踏まえ、理財局の元総務課長や元国有財産審理室長らの証人尋問も求めた。雅子さんに赤木ファイルの存在を初めて伝えた財務局の元上司も対象に含めた。
雅子さんは2020年3月、国と佐川氏を相手に提訴。赤木さんが改ざんを強いられた真相の解明が目的だったが、国は21年12月、雅子さん側の請求を全面的に受け入れる「認諾」の手続きを取り裁判を終結させた。【山本康介】
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2022年0413日[水])
日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/財務省は法廷でも後ろの席とごにょごにょ…「持ち帰って検討します」を連発した】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/303697)。
《雅子さんは別途、国に情報開示を求める裁判を起こしている。その弁論が8日、大阪地裁で開かれた。この裁判で雅子さんは財務省に対し、大阪地検特捜部に任意提出した文書を開示するよう求めている。改ざんなどの捜査で提出されたものだが、国はそういう文書があるかどうかも答えない「存否応答拒否」を行い、それが妥当だと書面で主張した》。
こちらの《情報開示を求める裁判》では、《ごにょごにょ…「持ち帰って検討します」》…。「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ」! 「ふざけんな」!
キシダメさん、この間、何やったんだ? 聞き置くだけ? 単なる放置どころか、「認諾」。キシダメ氏の首相就任時、赤木雅子さんの手書きのお手紙を「確かに読みました」…あれは、一体何だったのか?
(相澤冬樹さん)《◆予想外に大きかった総理への手紙の反響 …「再調査はどうした!」 はっとして野党席を見つめた。今、誰かが「再調査」と言った。「人の話を聞く力がある」と自認する岸田総理にとって、もっとも聞きたくないヤジの一つだろう。その言葉が国会の議場に響いたことが純粋にうれしかった。演説中、再調査に関するヤジは少なくとも3回聞こえた》《手紙を読み終えると辻元議員は岸田総理に向き直った。「どんな思いでお手紙を出したのですか?と(雅子さんに)お聞きすると、『岸田総理は人の話を聞くのが得意とおっしゃっていたから、私の話も聞いてくれるかと思い、お手紙を出しました』とおっしゃっていました。総理はこのお手紙、どのように受け止められましたか? 総理、お手紙で求めていらっしゃる『第三者による再調査』、実行されますか?」 岸田総理は答えた。「御指摘の手紙は拝読いたしました。その内容につきましては、しっかりと受けとめさせていただきたいと思います」 手紙を読んだことを認めたが、対応については…。》《しかし回答は、すべて「不開示」。まさにゼロ回答。岸田総理の答弁と同じだ。これより先、岸田総理は「裁判の中で、財務省として丁寧に対応するよう、私からも財務省に指示を出した」とも発言している。そこにこの回答、雅子さんもあきれた。「丁寧に出した答えがこれです。何度も聞かされてきたフレーズです」》(『●「財務省の調査は行われましたが、夫が改ざんを苦に亡くなったことは(調査報告書に)書かれていません。なぜ書いてないのですか?」』)。
赤木雅子さんは、「聞く力はあるけれど、答える力はないようだ」とキシダメ氏を切り捨てたそうだ (4月11日(月)、日本記者クラブでの会見)。全くその通り。
外野が言う、「いつまでやっているのか」、だって? さっさと証言させてから言ってくれ。さっさと資料を出せば済む話だ。
佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を!
《事件に関わったのに口を閉ざしている人物》は佐川氏だけではない。《証言を求めたいのは佐川氏だけではない。俊夫さんが死の直前に改ざんを告発した「手記」。改ざんをめぐる資料を保管した「赤木ファイル」。そこには財務省や近畿財務局、それ以外にも多数の関係者の実名が記されている。その人々すべてから真実を聞きたい》。そして、〝外野〟が言っても詮無いが、責任者である当時の行政府の長や財務相に法廷で証言させることぐらい、裁判所はやってはどうかね?
赤木雅子さんの望みはささやかだ ――― 《改ざん事件で命を絶った夫、俊夫さんの「真実」を知りたい》それだけだ。《事実を明か》してほしい、それだけ。
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、また、真の野党に罪を被せようと必死だったが、お維も当然のごとく関与している。むしろ、お維がきっかけ・原因とも言える。
『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…
「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」』
『●「日本教育再生機構大阪」という「教育破壊」つながり…
「安倍首相を中心とする異様な翼賛と癒着の構造」』
『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」
今井尚哉氏。そして、お維・松井一郎氏は…?』
《松井一郎大阪府知事はメディアに出てきていない。ちょうど1年前、
籠池(夫)氏は証人喚問で「(松井知事に)特別な計らいをされた」
「(それなのに)松井さんにはしごを外された」と言っていた》
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
いま一度、前川喜平さんの言葉を…《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
『●【大嘘つきの後始末/狙撃兵】《彼らがかばっているのは、他ならぬ
お友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした…安倍晋三》』
『●《今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を
孕んでいる…日本の民主主義の根幹に…》(ビデオニュースドットコム)』
『●公開の法廷で、堂々と《認諾》できるのか? ――― 公文書改ざん…
《大阪地裁の山地修裁判長が告げた。異例の宣言に法廷がどよめいた》』
『●卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、
同裁判は継続中…佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を!』
『●卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、
同裁判は継続中…赤木雅子さん「やっぱり佐川宣寿さんの話が聞きたい」』
『●Netflixドラマ『新聞記者』…《綾野剛演じる官邸官僚が最後は事実を
明かす内容だ。それは、赤木さんの周辺では起きていないことだ》』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/303697】
相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
財務省は法廷でも後ろの席とごにょごにょ…「持ち帰って検討します」を連発した
公開日:2022/04/10 06:00 更新日:2022/04/10 06:00
(国の文書の「押収」に雅子さんが「にんいていしゅつ」
と書き込んだ(撮影)相澤冬樹)
何を聞いても後ろの席とごにょごにょ相談。あげく「持ち帰って検討します」。そんな光景が法廷で繰り返された。
公文書改ざんで夫を亡くし、真実を知りたいと裁判を起こした赤木雅子さん。財務省は昨年12月“認諾”という手続きで裁判を一方的に打ち切ったが、雅子さんは別途、国に情報開示を求める裁判を起こしている。その弁論が8日、大阪地裁で開かれた。
この裁判で雅子さんは財務省に対し、大阪地検特捜部に任意提出した文書を開示するよう求めている。改ざんなどの捜査で提出されたものだが、国はそういう文書があるかどうかも答えない「存否応答拒否」を行い、それが妥当だと書面で主張した。
この書面に徳地淳裁判長が疑問を呈した。「捜査機関が押収」という言葉があったからだ。実際にはこの事件で大阪地検特捜部は財務省の強制捜査をしていないから、押収された文書はない。文書はすべて財務省が任意提出したものだ。
国は「押収された文書について詳細を明かすと捜査の内容を明らかにすることになる」と主張しているが、任意提出した文書の扱いは財務省の判断であり、捜査内容には関係ない。そこを裁判長に指摘されると、国の担当者は背後を振り返って後ろの席にいる担当者とごにょごにょ相談を始めた。数分間相談した末に「持ち帰って検討します」という。
■雅子さん「税金の無駄遣いやなあ」
次に雅子さんの代理人の生越照幸弁護士が、雅子さんの夫、赤木俊夫さんが改ざんに関する資料をまとめたいわゆる「赤木ファイル」についても、国は存否応答拒否をするのか明確ではないとして確認を求めた。すると再び後ろを振り返ってごにょごにょ。そして再び「持ち帰って検討します」。徳地裁判長が「いつまでに回答しますか?」と尋ねると、またも背後とごにょごにょかなり長いこと相談したあげく、「1カ月ほどください」。これには傍聴席から失笑が漏れた。
「たったそれだけのことに何でそんなに時間がかかるん?」
時間の引き延ばしをしているとしか思えない。そのために国の担当者は11人も法廷に並んでいる。雅子さんは思った。
「税金の無駄遣いやなあ。さっさと資料を出してくれたら裁判はすぐに終わるのに……」
救いは、公文書開示に詳しい弁護士が「この文書は絶対に出てきますよ」と言ってくれたこと。それが心強かったという。それを励みにこれからも裁判に臨む。
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2022年03月30日[水])
日刊ゲンダイのコラム【立岩陽一郎 ファクトチェック・ニッポン!/Netflixドラマ「新聞記者」について赤木雅子さんと語り合ったこと】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/303173)。
《しかし、赤木さんが問題視した点はその次に語った内容だった。赤木さんは、「そんなに国は甘くなくて『認諾』されて何も教えてくれないのに」と語った。これは、ドラマに登場する一人の官僚を指している。綾野剛演じる官邸官僚が最後は事実を明かす内容だ。それは、赤木さんの周辺では起きていないことだ。そして、それこそがこの「森友問題」の根幹とも言える。これはドラマ論を離れて傾聴に値すると感じた》。
佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を!
《事件に関わったのに口を閉ざしている人物》は佐川氏だけではない。《証言を求めたいのは佐川氏だけではない。俊夫さんが死の直前に改ざんを告発した「手記」。改ざんをめぐる資料を保管した「赤木ファイル」。そこには財務省や近畿財務局、それ以外にも多数の関係者の実名が記されている。その人々すべてから真実を聞きたい》。そして、〝外野〟が言っても詮無いが、責任者である当時の行政府の長や財務相に法廷で証言させることぐらい、裁判所はやってはどうかね?
赤木雅子さんの望みはささやかだ ――― 《改ざん事件で命を絶った夫、俊夫さんの「真実」を知りたい》それだけだ。《事実を明か》してほしい、それだけ。
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、また、真の野党に罪を被せようと必死だったが、お維も当然のごとく関与している。むしろ、お維がきっかけ・原因とも言える。
『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…
「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」』
『●「日本教育再生機構大阪」という「教育破壊」つながり…
「安倍首相を中心とする異様な翼賛と癒着の構造」』
『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」
今井尚哉氏。そして、お維・松井一郎氏は…?』
《松井一郎大阪府知事はメディアに出てきていない。ちょうど1年前、
籠池(夫)氏は証人喚問で「(松井知事に)特別な計らいをされた」
「(それなのに)松井さんにはしごを外された」と言っていた》
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
いま一度、前川喜平さんの言葉を…《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
『●【大嘘つきの後始末/狙撃兵】《彼らがかばっているのは、他ならぬ
お友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした…安倍晋三》』
『●《今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を
孕んでいる…日本の民主主義の根幹に…》(ビデオニュースドットコム)』
『●公開の法廷で、堂々と《認諾》できるのか? ――― 公文書改ざん…
《大阪地裁の山地修裁判長が告げた。異例の宣言に法廷がどよめいた》』
『●卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、
同裁判は継続中…佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を!』
『●卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、
同裁判は継続中…赤木雅子さん「やっぱり佐川宣寿さんの話が聞きたい」』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/303173】
立岩陽一郎 ジャーナリスト
ジャーナリスト。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て退職。現在は調査報道とファクトチェックを専門とするNPOメディアInFact編集長。同コラムを書籍化した「ファクトチェック・ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実」発売中。毎日放送「よんチャンTV」、フジテレビ「めざまし8」出演中。
ファクトチェック・ニッポン!
Netflixドラマ「新聞記者」について赤木雅子さんと語り合ったこと
公開日:2022/03/30 06:00 更新日:2022/03/30 06:00
(ドラマ論を離れて傾聴するに値した(赤木雅子さん
=2020年撮影)/(C)日刊ゲンダイ)
壮絶な人生を生きている女性がいる。赤木雅子さん。夫が苦しむ姿を見続け、そして最後の姿も見ている。そしてその原因である国などと争う。
実は、報道の範囲でしか知らない。私は基本的に主要メディアが取材する事件に割って入って取材をすることはしない。主要メディアが取材するものは任せればよいと考えているからだ。
その私が赤木さんを自宅に訪ねたのは3月20日。理由がある。NETFLIX版ドラマ「新聞記者」について小欄で書いたのだが、その内容に赤木さんが不満を持ったということだった。既に週刊文春で報じられているように赤木さんはドラマ「新聞記者」に強い憤りを覚えている。詳細は週刊文春に譲るが、赤木さんの怒りは関係した新聞記者にも向かっている。そしてジャーナリストがジャーナリストを批判する展開となっている。極めて残念なことだ。
そして赤木さんのお宅。笑顔の柔らかな女性が迎えてくれた。赤木さんを描いた漫画のままという印象だ。俊夫さんの遺影に手を合わさせていただいた後、赤木さんの考えを聞いた。赤木さんは「自分の人生を勝手に誤った内容でドラマにされて公表された」と一言。その問題に小欄では触れられていない点に不満があるということだ。
■「そんなに国は甘くない」
確かに、描かれる側という視点が欠けていたことは認めなければならない。もちろん、小説、映画では実際に起きた出来事を題材にするケースがあり、その全てで描かれた側が納得する内容になるとは思えない。しかし、赤木さんが問題視した点はその次に語った内容だった。赤木さんは、「そんなに国は甘くなくて『認諾』されて何も教えてくれないのに」と語った。
これは、ドラマに登場する一人の官僚を指している。綾野剛演じる官邸官僚が最後は事実を明かす内容だ。それは、赤木さんの周辺では起きていないことだ。そして、それこそがこの「森友問題」の根幹とも言える。これはドラマ論を離れて傾聴に値すると感じた。
赤木さんとの対話は終始和やかなものだったが、私からいくつか失礼な質問を投げている。そのひとつに、赤木さんが俊夫さんを撮った動画のことがある。「森友問題」が報じられるたびにテレビで流されている。
私は、「苦しんでいる俊夫さんを撮影している部分に少し違和感を覚えています」と前置きして、なぜ撮影したのか質問した。赤木さんは、「あれは精神科の先生に見せるために撮影したものです」と話した。俊夫さんは病院では「まともな自分」を演じ、「僕は問題ない」としていたとのことだった。これでは回復しないと思った赤木さんが「夫の本当の姿を先生に知ってもらいたい」と撮影したとのことだった。
なるほど、と思った。「視聴者にはその点は届いていますか?」と問うと、「記者の方には伝えているのですが、そこは伝えられていないかもしれませんね」と言った。
赤木さんとの対話は3時間を超えた。その全てを小欄1回で伝えることはできないが、メディアの問題にかかわる重要な指摘もあり、今後も触れていきたい。
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2022年03月27日[日])
米田優人・森下裕介両記者による、アサヒコムの記事【「やっぱり佐川さんの話が聞きたい」 赤木雅子さんがいま、願うこと】(https://www.asahi.com/articles/ASQ3464GZQ2PPTIL022.html)。
《夫の自死から7日で4年。国との裁判終結で真相解明の道筋が一つ閉ざされ、一時は気持ちが沈んだが、佐川宣寿(のぶひさ)・元理財局長を訴えた別の裁判に期待しているとし「佐川さんに話してほしい」と訴えた》。
《事件に関わったのに口を閉ざしている人物》は佐川氏だけではない。《証言を求めたいのは佐川氏だけではない。俊夫さんが死の直前に改ざんを告発した「手記」。改ざんをめぐる資料を保管した「赤木ファイル」。そこには財務省や近畿財務局、それ以外にも多数の関係者の実名が記されている。その人々すべてから真実を聞きたい》。そして、責任者である当時の行政府の長や財務相に法廷で証言させることぐらい、裁判所はやってはどうかね?
赤木雅子さんの望みはささやかだ ――― 《改ざん事件で命を絶った夫、俊夫さんの「真実」を知りたい》それだけだ。
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、お維も当然のごとく関与している。むしろ、お維がきっかけ・原因とも言える。
『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…
「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」』
『●「日本教育再生機構大阪」という「教育破壊」つながり…
「安倍首相を中心とする異様な翼賛と癒着の構造」』
『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」
今井尚哉氏。そして、お維・松井一郎氏は…?』
《松井一郎大阪府知事はメディアに出てきていない。ちょうど1年前、
籠池(夫)氏は証人喚問で「(松井知事に)特別な計らいをされた」
「(それなのに)松井さんにはしごを外された」と言っていた》
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
いま一度、前川喜平さんの言葉を…《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
『●【大嘘つきの後始末/狙撃兵】《彼らがかばっているのは、他ならぬ
お友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした…安倍晋三》』
『●《今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を
孕んでいる…日本の民主主義の根幹に…》(ビデオニュースドットコム)』
『●公開の法廷で、堂々と《認諾》できるのか? ――― 公文書改ざん…
《大阪地裁の山地修裁判長が告げた。異例の宣言に法廷がどよめいた》』
『●卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、
同裁判は継続中…佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を!』
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【https://www.asahi.com/articles/ASQ3464GZQ2PPTIL022.html】
「やっぱり佐川さんの話が聞きたい」 赤木雅子さんがいま、願うこと
米田優人、森下裕介
2022年3月6日 17時00分
(国側が「認諾」を表明した書面を読む赤木雅子さん
=2022年1月23日午後3時17分、神戸市内、森下裕介撮影)
森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられた近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さん(50)が、朝日新聞の取材に応じた。夫の自死から7日で4年。国との裁判終結で真相解明の道筋が一つ閉ざされ、一時は気持ちが沈んだが、佐川宣寿(のぶひさ)・元理財局長を訴えた別の裁判に期待しているとし「佐川さんに話してほしい」と訴えた。
《国は、昨年12月に大阪地裁であった非公開の裁判手続きで「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」として、雅子さんの損害賠償請求に応じる「認諾」をした》
始まって2分経った時、国の代理人が「認諾します」と言ったんです。裁判官は、法律書をぱらぱら見て「これだと、認諾しかないですね」と書面を受け取りました。国の代理人は「じゃあ帰ります」と出て行ってしまったんです。
不意打ちでした。何も分から………
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
赤木雅子さんのど正論 ――― 「私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!」
――― 「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」
――― 「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや。麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに」
――― 「夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません。真相を知るためには世論の力が大事なんです。皆さん、関心を持ってください」
――― 「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」
[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
(2022年02月12日[土])
日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/佐川宣寿氏“認諾”せず 最大の武器「証人尋問」で真実は明らかになるか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301172)。
《雅子さんは、改ざん事件で命を絶った夫、俊夫さんの「真実」を知りたいから裁判を起こした。その最大の武器が「証人尋問」。事件に関わったのに口を閉ざしている人物に法廷で証言してもらいたい。国があわてて認諾したのは、それを恐れたからだろう。だが佐川氏への裁判が続く限り、可能性は残されているのだ》。
卑劣・卑怯にも札束で頬を張るように国は《認諾》したけれど、同裁判は継続中…佐川宣寿氏に、法廷で《最大の武器「証人尋問」》を! 《事件に関わったのに口を閉ざしている人物》は佐川氏だけではない。《証言を求めたいのは佐川氏だけではない。俊夫さんが死の直前に改ざんを告発した「手記」。改ざんをめぐる資料を保管した「赤木ファイル」。そこには財務省や近畿財務局、それ以外にも多数の関係者の実名が記されている。その人々すべてから真実を聞きたい》。そして、責任者である当時の行政府の長や財務相に法廷で証言させることぐらい、裁判所はやってはどうかね?
赤木雅子さんの望みはささやかだ ――― 《改ざん事件で命を絶った夫、俊夫さんの「真実」を知りたい》それだけだ。
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、お維も当然のごとく関与している。むしろ、お維がきっかけ・原因とも言える。
『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…
「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」』
『●「日本教育再生機構大阪」という「教育破壊」つながり…
「安倍首相を中心とする異様な翼賛と癒着の構造」』
『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」
今井尚哉氏。そして、お維・松井一郎氏は…?』
《松井一郎大阪府知事はメディアに出てきていない。ちょうど1年前、
籠池(夫)氏は証人喚問で「(松井知事に)特別な計らいをされた」
「(それなのに)松井さんにはしごを外された」と言っていた》
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
いま一度、前川喜平さんの言葉を…《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
『●【大嘘つきの後始末/狙撃兵】《彼らがかばっているのは、他ならぬ
お友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした…安倍晋三》』
『●《今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を
孕んでいる…日本の民主主義の根幹に…》(ビデオニュースドットコム)』
『●公開の法廷で、堂々と《認諾》できるのか? ――― 公文書改ざん…
《大阪地裁の山地修裁判長が告げた。異例の宣言に法廷がどよめいた》』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301172】
相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
佐川宣寿氏“認諾”せず 最大の武器「証人尋問」で真実は明らかになるか
公開日:2022/02/10 14:15 更新日:2022/02/10 14:27
(逃げずに「真実」を(佐川宣寿元財務相理財局長)/(C)日刊ゲンダイ)
「ふざけんな!」の認諾。財務省公文書改ざん事件で赤木雅子さんが「私は真実が知りたい」という一心で起こした裁判は、認諾という国の不意打ちにより無理やり終わらされてしまった。雅子さんの無念が記者会見で「ふざけんな」という言葉となってあふれた。
しかし裁判はすべてが終わったわけではない。佐川宣寿元財務省理財局長を相手にした裁判が残っている。認諾から2カ月を前に9日、大阪地裁で裁判が行われた。
最大の注目は、佐川氏も認諾してくるのではないかということ。裁判を終わらせたい気持ちは同じはずだから。しかし雅子さんの弁護団もそうはさせない。事前に佐川氏に対する損害賠償の請求額を3倍の1650万円に引き上げた。金額が増えれば認諾はしづらい。実際、してこなかった。
すると焦点は、訴訟はどう進むのかという本筋に戻る。裁判長の問いかけに代理人の生越照幸弁護士は答えた。
「証拠調べになりますね」
この時点で原告の雅子さん側は立証に必要な証拠はほぼすべて出している。残る証拠といえば、事件の背景を知りうる人物の証言、すなわち証人尋問しかない。誰を証人として呼びたいのか? 生越弁護士は答えた。
「少なくとも被告の佐川さん本人ですね。それ以外にも検討します」
■被告の代理人は表情がこわばった
法廷に佐川氏本人は来たことがないが、代理人の弁護士は来ている。表情がこわばった、ように見えた。
雅子さんは、改ざん事件で命を絶った夫、俊夫さんの「真実」を知りたいから裁判を起こした。その最大の武器が「証人尋問」。事件に関わったのに口を閉ざしている人物に法廷で証言してもらいたい。国があわてて認諾したのは、それを恐れたからだろう。だが佐川氏への裁判が続く限り、可能性は残されているのだ。
私が思うに、証言を求めたいのは佐川氏だけではない。俊夫さんが死の直前に改ざんを告発した「手記」。改ざんをめぐる資料を保管した「赤木ファイル」。そこには財務省や近畿財務局、それ以外にも多数の関係者の実名が記されている。その人々すべてから真実を聞きたい。裁判がその方向へ進むことを、雅子さんは願っている。
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
赤木雅子さんのど正論 ――― 「私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!」
――― 「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」
――― 「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや。麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに」
――― 「夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません。真相を知るためには世論の力が大事なんです。皆さん、関心を持ってください」
――― 「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」
[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
(2021年12月20日[月])
今日もまだ怒りがおさまらない。赤木雅子さんの言葉の通り、本当に「ふざけんな!」だ。
《今回の国の「認諾」によって、逆にこの問題の次元が日本の民主主義の根幹に関わる重大な問題に引き上げられたと言っても過言ではないだろう》(ビデオニュースドットコム)。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
『●【大嘘つきの後始末/狙撃兵】《彼らがかばっているのは、他ならぬ
お友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした…安倍晋三》』
神保哲生さんのビデオニュースドットコムの記事【ニュース・コメンタリー/1億円を払ってでも政府が隠したかったことと、それでも「認諾」が許されない理由】(https://www.videonews.com/news-commentary/211218)によると、《夫が自殺に至った経緯の真相究明を求め続けてきた赤木さんの心情は察するに余りあるが、今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を孕んでいる。今回の国の「認諾」によって、逆にこの問題の次元が日本の民主主義の根幹に関わる重大な問題に引き上げられたと言っても過言ではないだろう》。
異例中の異例であり、《今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を孕んでいる》という指摘。《日本の民主主義の根幹に関わる重大な問題》だ。論点①~③を、是非、ご覧ください。
日米合同委員会に関連して、かつて国に(4例目)《認諾》された三木由希子さんのお話は、以下の映像。川村晃司さんは、村木厚子さんの冤罪においての(3例目)《認諾》の問題点についても。野党合同ヒアリングに消極的な立憲民主党…。
【「森友」赤木さん訴訟 卑劣幕引きの国は統計もごまかし WeN20211218】
(https://youtu.be/fb2-nokUGzo)
《デモクラシータイムス》《【今週のテーマ】・赤木さん訴訟突如「認諾」…》
《【出演】 川村晃司さん (ジャーナリスト、新潟国際情報大客員教授)
三木由希子さん (情報公開クリアリングハウス理事長)
池田香代子さん (ドイツ文学者、翻訳家)
北丸雄二さん (ジャーナリスト)
司会は 高瀬毅
2021年12月18日ライブ配信》
《すべての発端は首相だった安倍晋三及びその妻である昭恵であり、まるで自分の土地を友だちにあげるかのように国有地を私物化し、そのような品位のかけらもない取引に官僚機構が付き合わされたことから起きた事件である。この責任は誰にあるのか? などと問うのも野暮な話で、誰がどう見ても安倍晋三夫妻なのである》(狙撃兵)。
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、お維も当然のごとく関与している。
《そもそもこの裁判の主目的とされていた真相解明は何ら実現しないまま幕引き》…訴状の冒頭の訴訟の目的は《真相解明》であり、それ無しに〝認諾〟を詐称し、「おカネさえ払えばいいんでしょ」…というのは、一体どういう了見なのか。おカネではなく、雅子さんが第一に求めていた《真相解明》なしに、なぜに国の〝認諾〟が許されるのか。デタラメである。
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに』
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
『●【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために】《どうすれば俊夫さんを
死なさずに済んだのかなどを考えた》(ビデオニュースドットコム)』
『●麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏の
ように《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》の様に』
『●赤木俊夫さんに「法を犯」させた側、「官僚にあるまじき行為を」
させた側、「決して穢してはならないものを穢」させた側の責任は?』
『●東京新聞原田晋也記者の記事【森友改ざん、財務省の行政文書も
開示を 赤木さん妻が請求...初めて入った省内、撮影禁止巡り抗議も】』
『●《「…これからの政権に前の政権の評価を聞いて読者の関心があるのか
ねえ?」と笑い交じりに述べた》…泥棒達に縄を綯わせてはいけない』
『●ド正論 ―――「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任
じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」』
『●このまま自公政権のままでは、赤木雅子さんの望む「再調査を実施して
ほしい」は叶えられない… #政権交代で命を守る新しい政権を!』
『●「財務省の調査は行われましたが、夫が改ざんを苦に亡くなった
ことは(調査報告書に)書かれていません。なぜ書いてないのですか?」』
『●《赤木俊夫さんの公務災害に関する文書が一転開示された。だが、
そこに「改ざん」の記載はなく、改ざんの理由などはわからないままだ》』
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【https://www.videonews.com/news-commentary/211218】
【1億円を払ってでも政府が隠したかったことと、それでも「認諾」が許されない理由】
(https://youtu.be/Bo-2EEGm3_0)
1億円を払ってでも政府が隠したかったことと、それでも「認諾」が許されない理由
ニュース・コメンタリー
2021年12月18日
概要
――――――――――――――――――――――――――――――――――
国から、森友学園への国有地の払い下げ交渉をめぐる公文書の改ざんを強いられたことによって自殺に追い込まれた元近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻、赤木雅子さんは、なぜ夫が死ななければならなかったのか、その真相を知りたいという一念から、2020年に国と佐川宣寿元財務省理財局長を訴えていた。
後に財務省公文書の改ざん事件と呼ばれることになるこの問題をめぐっては、刑事事件としては既に関係者が全員不起訴処分となっていたため、真相の究明を求めたい赤木さんに残された道は民事裁判、すなわち国家賠償請求訴訟という形しかなかった。国と佐川氏を訴えたその訴状の冒頭には、この裁判の目的が「なぜ亡俊夫が本件自殺に追い込まれなければならなかったのか、その原因と経緯を明らかにする点にある」ことがはっきりと記されていた。
しかし、今週(12月15日)国は大阪地裁において、唐突に原告の訴えをすべて認める「認諾」に転じ、この裁判を強制的に終わらせる手続きをとった。これにより裁判は終結し、請求通り1億1000万円余の賠償は満額が支払われることになるが、雅子さんが求めていた関係者らの証人尋問は行わないことになり、そもそもこの裁判の主目的とされていた真相解明は何ら実現しないまま幕引きが行われることになった。国会賠償請求訴訟で被告である国が原告の主張を「認諾」した場合、原告はこれを拒絶することはできず、裁判はいわば強制的に終了することになるからだ。
この決定を受けて赤木雅子さんは「国が認諾したことについて、私は強く抗議します。ふざけるなと言いたいです。こんな形で終わってしまったことが悔しくて仕方ありません。(中略)私も夫も国の認諾は絶対に許しません。国は夫が亡くなったことと認諾したことについて私に謝罪すべきですし、認諾するようになった経緯や理由を説明すべきです」と語り、同様の言葉を綴った抗議文を12月17日に財務相に提出している。
夫が自殺に至った経緯の真相究明を求め続けてきた赤木さんの心情は察するに余りあるが、今回の「認諾」は法的にも、また政治的にも、非常に多くの問題を孕んでいる。今回の国の「認諾」によって、逆にこの問題の次元が日本の民主主義の根幹に関わる重大な問題に引き上げられたと言っても過言ではないだろう。
まず、最初におさえておかなければならないことは、国賠訴訟で国が「認諾」、つまり当初は裁判で賠償責任はないことを主張していながら途中で責任を受け入れるのは、兎にも角にもほとんど前例のない、異例中の異例ということだ。17日の参議院予算委員会で共産党の小池晃書記局長が過去に国が認諾した前例はあるのかと質したのに対し、法務省の武笠圭志訟務局長は「過去に少なくとも4回認諾の前例があったことが確認されている」と答えている。逆に言うと、法務省でも過去に4回しか前例が確認できないほど、国賠訴訟における「認諾」というのは異例のことなのだ。
番組内では過去4回の「認諾」事案が具体的にどのような内容だったのかも紹介しているが、最近では情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長が、日米合同委員会の議事録の開示請求をめぐり起こした国賠訴訟(裁判に負けてでも外務省がどうしても隠したかったこと(2018年03月03日))[← ※ブログ主 注: リンクを貼っておきます] で、何が何でも日米合同委員会の議事録(この時請求されていたのは日米の担当者間の単なるメールのやりとりで、しかも一般に公開するのではなく裁判官にのみ開示することを求めていただけだった)を開示したくない国側(この時は外務省)が、請求を「認諾」することでメールの開示を回避するという選択をしている。それが歴史上4回目の認諾事例だったことになるようだが、今回、政府は日米合同委員会の議事録を出したくない度合いに匹敵するほどの強い思いで、どうしてもここでこの裁判を終わらせておきたかったということを、われわれはまず認識しておきたい。ちなみに歴史上3回目の認諾は検察官が証拠を捏造したことによって不当に逮捕、起訴された厚生労働省の村木厚子さんの国賠訴訟だった。
しかも、今回の赤木さんの裁判では、認諾によって真相究明が妨害されるのを防ぐ目的もあって、あえて1億1262万円あまりの高額な賠償額を設定していた。お金が目当てではないと言いながら非常に高額の賠償額が設定されていたのは、そのためだった。しかし、国は1億円を超える賠償金を払ってでも「認諾」を選ぶことで、この裁判が続かないことを望んだ。1億円を払ってでも国が隠したかったこととは一体何だったのだろうか。
なお、番組では他にも以下の点を議論した。
①日本国憲法83条は「国の財政を処理する権限は国会の議決に基づいてこれを行使しなければならない」と定めている。「認諾」によって賠償金の歳出が確定する以上、もっぱら国の裁量でこれだけ高額な賠償金の「認諾」が許されるのか。地方自治体は地方自治法96条13で、損賠賠償裁判の和解や認諾には議会の議決が必要になることが定められている。ところが国の場合、この手の賠償金は各省予算の「賠償償還及払戻金」という細目で毎年の予算の中に予め計上されているため、既に国会の議決を経ていると解されることから、個別の事件における認諾の是非は国の裁量の範囲内だとの解釈がなされているそうだ。しかし、そのような裁量が今回のような国の不祥事に関わる事件においても認められるのか。
②今回の認諾について岸田首相や鈴木財務相は、国の責任が明らかだと判断したので認諾に転じたと説明している。しかし、この事件では2020年3月18日の提訴後に新たな証拠が出てきたという事実はない。何も状況は変わっていないのに当初争っていた国側が突如として認諾に転じたのだ。
提訴の後で変わったことがあるとすれば、赤木さんの代理人が地道に開示請求を続けた結果、司法手続きを経て、国が頑なに公開に抵抗し続けてきた赤木ファイルなどの情報が財務省側から開示されたことだ。それが開示されたことにより、確かに赤木さんの自殺に関する経緯が以前よりは明らかになった。しかし、赤木雅子さんや市民社会がその中身を知ったのはそれが開示された今年に入ってからのことだったが、その情報は元々国側が持っていた情報だ。つまり被告の国にとっては、裁判を通じて何か新たな事実が出てきたわけではない。それを突如として認諾に転じる以上、そして認諾によって多額の公金が使われることになる以上、なぜ認諾に転じたのかについて、単に「国の責任が明らかになった」よりはまともな理由を説明する責任が首相にはあるはずだ。
③また、首相や財務相が、国の責任は明らかで、赤木さんの求めに対して真摯な対応を取りたいと考え、認諾に転じたとしているが、先述の通り原告にとってこの裁判の主目的は真相の解明であり賠償金の支払いではない。赤木さんの抗議文にもあるように、その裁判で「認諾」に転ずることは真摯とは正反対の、あからさまに原告の思いを踏みにじる行為であることは、首相も財務相も重々承知しているはずである。訴状の最初の1ページだけでも目を通せば、裁判を継続することによって真相を明らかにすることこそが真に真摯な対応であることは、誰の目にも明らかなはずだ、など。
上記の論点を含め、なぜ今回の「認諾」による幕引きが容認されるかどうかが日本の民主主義の根幹を問う重大な問題なのかについて、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
赤木雅子さんのど正論 ――― 「私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!」
――― 「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」
――― 「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや。麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに」
――― 「夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません。真相を知るためには世論の力が大事なんです。皆さん、関心を持ってください」
――― 「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」
[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
(2021年12月19日[日])
まったく怒りがおさまらない。本当に「ふざけんな!」だ。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)』
2021年の「今年の漢字」は「金(カネ)」だ、カネ。カネで頬をはたく。《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。
日刊ゲンダイの記事【“最後は金目”の連中ばかり “札束”で“命”を踏みにじる自民党】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/298919)によると、《内閣官房参与をわずか8日で辞任した石原伸晃元自民党幹事長が、原発事故に伴う中間貯蔵施設の建設を巡って吐いた暴言「最後は金目でしょ」の“名ゼリフ”について、ジャーナリストの高野孟氏が本紙連載コラム(15日発売)で興味深い指摘をしていた。「最後は金目」が石原の人生哲学であり…》。
(前川喜平さん)《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》。雅子さんの仰る通り、「ふざけんな!」だ。
長周新聞のコラム【大嘘つきの後始末/コラム狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/22322)によると、《関係者の証人尋問や自殺との因果関係、経緯について何ら明らかにされないまま、入口の段階で求められた賠償額1億1000万円を支払い、札束で頬を叩くようにして敵前逃亡をはかった。そこまでして隠蔽したい公文書改ざんの経緯とは何なのか、逆に黒々とした闇を感じさせるものでもある。赤木氏の妻が「ふざけんな!」と会見で思いを吐露し、カネの問題ではなく夫の死の真相を知りたいと訴えていたが、遺族の思いに反してカネ(税金)で手を打って臭い物に蓋をするという、一人の人間の死に対する余りにも冷酷で無情で、愚弄した対応となった。彼らがかばっているのは、他ならぬお友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした当時の総理大臣たる安倍晋三であり、そのために忖度集団と化して行政を歪めた財務省という組織機構の犯罪なのである》。
《すべての発端は首相だった安倍晋三及びその妻である昭恵であり、まるで自分の土地を友だちにあげるかのように国有地を私物化し、そのような品位のかけらもない取引に官僚機構が付き合わされたことから起きた事件である。この責任は誰にあるのか? などと問うのも野暮な話で、誰がどう見ても安倍晋三夫妻なのである》(狙撃兵)。
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、お維も当然のごとく関与している。
『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…
「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」』
『●「日本教育再生機構大阪」という「教育破壊」つながり…
「安倍首相を中心とする異様な翼賛と癒着の構造」』
『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」
今井尚哉氏。そして、お維・松井一郎氏は…?』
《松井一郎大阪府知事はメディアに出てきていない。ちょうど1年前、
籠池(夫)氏は証人喚問で「(松井知事に)特別な計らいをされた」
「(それなのに)松井さんにはしごを外された」と言っていた》
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
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【https://www.chosyu-journal.jp/column/22322】
大嘘つきの後始末
コラム狙撃兵
2021年12月17日
公文書の改ざんを苦に自殺した近畿財務局元職員・赤木氏の妻が、国と当時の佐川理財局長を相手どって損害賠償を求めていた裁判で、国が突如、「認諾」といって全面的に訴えを認め賠償金を全額支払うことを明らかにし、強制的に裁判を終了させる挙に出た。赤木氏は森友学園への国有地売却を巡る公文書の改ざんを命じられたことを苦にして2018年に自殺し、その後、妻が真相解明を求めて訴えていたが、「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」(国側)などといって打ち切りに動いたのである。関係者の証人尋問や自殺との因果関係、経緯について何ら明らかにされないまま、入口の段階で求められた賠償額1億1000万円を支払い、札束で頬を叩くようにして敵前逃亡をはかった。そこまでして隠蔽したい公文書改ざんの経緯とは何なのか、逆に黒々とした闇を感じさせるものでもある。
赤木氏の妻が「ふざけんな!」と会見で思いを吐露し、カネの問題ではなく夫の死の真相を知りたいと訴えていたが、遺族の思いに反してカネ(税金)で手を打って臭い物に蓋をするという、一人の人間の死に対する余りにも冷酷で無情で、愚弄した対応となった。彼らがかばっているのは、他ならぬお友だちの森友学園に国有地をタダ同然で払い下げようとした当時の総理大臣たる安倍晋三であり、そのために忖度集団と化して行政を歪めた財務省という組織機構の犯罪なのである。その経緯が裁判を通じて赤裸々になっては困るからこそ、「認諾」という不意打ちに及んだのだ。財務省にとって1億1000万円は、「どうせ税金」くらいのものなのだろう。
時の首相が国有地をお友だちに払い下げる――。そのためにあの手この手で官僚たちがスキームを作成し、私物化のために身を粉にしていた。事が進まなければ首相の妻までが秘書・谷査恵子を通じて首を突っ込み、その事実が追及されると国会で「私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめる」といったことから公文書改ざんをせざるを得なくなった。そして、組織の中で任を負わされた末端の職員が自殺に追い込まれた。すべての発端は首相だった安倍晋三及びその妻である昭恵であり、まるで自分の土地を友だちにあげるかのように国有地を私物化し、そのような品位のかけらもない取引に官僚機構が付き合わされたことから起きた事件である。この責任は誰にあるのか? などと問うのも野暮な話で、誰がどう見ても安倍晋三夫妻なのである。
改ざんといえば、国交省も第二次安倍政権の発足からこの方、建設業の受注動向を示す基幹統計を改ざんしていたことが発覚している。そうやってGDPの数値を底上げして、まやかしの好景気を演出していたようである。実際とは異なる統計では有効な経済政策など打ちようがないが、よくもこんな度外れたことができたものだ。もうなんでもかんでも改ざんで、安倍政権八年とは嘘やはったりだらけだったことをこれでもかと突きつけている。桜を見る会を巡る問題では国会で事実とは異なる嘘答弁が118回、森友問題では139回と虚言癖もあからさまになったが、首相の座を追われた(みずから放り投げた)大嘘つきの末路は、果たして狼少年と同じ道をたどるのであろうか。引き続き国会議員として居続けてはいるものの、これだけ次から次へと嘘や改ざんが発覚し始めて、いったい誰が相手にするというのだろうか? 常軌を逸していることについて是正する力が働かなければまともではない。
某物流倉庫には8000万枚のアベノマスクが眠り、その保管費用が6億円もかかっているのだという。あんなマスク、本人以外につけている人間などいないのだから、もう安倍晋三宅にみな送りつけて買い取らせればよいのにとも思う。何ら責任を負わない者が責任ある要職についてはならないことを、一連の騒動は教えている。
武蔵坊五郎
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『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに』
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
赤木雅子さんのど正論 ――― 「私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!」
――― 「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」
――― 「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや。麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに」
――― 「夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません。真相を知るためには世論の力が大事なんです。皆さん、関心を持ってください」
――― 「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」
[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
(2021年12月19日[日])
怒りがおさまらない。「ふざけんな!」だ。
永井陽一@2AJxEIhdHx4PkqHさんのつぶやき(https://twitter.com/2AJxEIhdHx4PkqH/status/1472195828823752708)、昨日の『報道特集』の金平茂紀さん《…12.18 森友公文書の改ざんを苦に自殺した赤木俊夫さんの妻雅子さんの裁判でむごい動きがありました。金は全額払ってやるから国との裁判は一方的におしまいにする。真相解明はやらないと言う事です! ふざけんな! 雅子さんの怒りの声に共感します!》。
チャラ純平@charajunpeiさんのつぶやきの画像から文字起こし(https://twitter.com/charajunpei/status/1472419031651332099)。東京新聞の【本音のコラム「ふざけんな!」前川喜平】。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
『●卑怯・卑劣な「認諾」―――《「報道機関が声を上げてほしい」》し、
野党も《批判》してほしい。そして《人々の「許せない」という声》も』
9月の【本音のコラム「安倍前首相の暗い影」前川喜平】でも、《退陣後一年を経てなお安倍前首相の暗い影を感じる報道が続いている。森友学園問題で安倍昭恵氏らの名が記載された決裁文書を改竄させられ自殺した赤木俊夫さん。妻雅子さんが開示を求めた公務災害認定報告書のうち、赤木さんの業務内容などを人事院が不開示にしたのは違法だと、総務省の審査会が十六日に答申した。人事院はなぜ赤木さんの業務内容を隠そうとするのか?》
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。それから、知らない顔を決め込んでいるが、お維も当然のごとく関与している。
『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…
「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」』
『●「日本教育再生機構大阪」という「教育破壊」つながり…
「安倍首相を中心とする異様な翼賛と癒着の構造」』
『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」
今井尚哉氏。そして、お維・松井一郎氏は…?』
《松井一郎大阪府知事はメディアに出てきていない。ちょうど1年前、
籠池(夫)氏は証人喚問で「(松井知事に)特別な計らいをされた」
「(それなのに)松井さんにはしごを外された」と言っていた》
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、野党も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
前川喜平さん《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》、そう、《人々の「許せない」という声》が必要だ。
《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
最後にもう一度。《雅子さんは抗議文の提出に先立ち、立憲民主党の部会に出席。「夫の死はマスコミと野党のせいだとネットではよく言われているが、夫の死の原因は改ざんをさせられたことに尽きる。私は近くで見ていたので1番夫のことを分かっている。もう2度と、夫のようにつらい思いをする人を出してはいけない」と訴えた》。
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【https://twitter.com/charajunpei/status/1472419031651332099】
本音のコラム「ふざけんな!」前川喜平
2021.12.19
森友学園に関する決済文章を改竄 (かいざん) させられ自殺した赤木俊夫さんの妻雅子さんが、事件の真実を知りたいと国と当時の財務省理財局長佐川宣寿氏を相手に起こした訴訟で、国が突然損害賠償を全額認める「認諾」を行い、裁判を「強制終了」させた。「金を払えばいいんだろ」と札束を投げつけて逃げるような行為だ。
「ふざけんな!」。穏やかで優しい雅子さんの口からこれほど激しい言葉が発せられたのは、彼女の怒りと悔しさの大きさを表している。僕も全く同じ思いだ。
こんな形で裁判を終結させたのは最終的には岸田首相の判断だ。岸田首相はなぜそうしたのか。実質的な審理に入って新たな証拠が出たり証人尋問で新たな証言が出たりすると困ることになるからだろう。
岸田首相は何かを隠そうとしている。それは何なのか。岸田首相は誰かを庇 (かば) おうとしている。それは誰なのか。まさにそれこそが、雅子さんが本当に知りたい事件の真実だ。それが明らかにならない限り森友学園問題は終わらない。
森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩 (やから) は畢竟 (ひっきょう) 悪事の隠蔽 (いんぺい) の共犯者にほかならない。五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する。(現代教育行政研究会代表)
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『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに』
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
(2021年12月18日[土])
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。
東京新聞の【<社説>森友訴訟幕引き 裁判でも「隠蔽」なのか】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149382?rct=editorial)によると、《国は不意打ちの訴訟終結という手段を選んだ。裁判での学校法人森友学園をめぐる文書改ざんの真相解明は遠のき、自殺した元財務省職員の妻の思いはかなえられない。国会での徹底追及を望む。相手の請求をのみ、損害賠償を支払う「認諾」という方法がある。確定判決と同じ効力がある。元職員赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、国と財務省理財局長だった佐川宣寿氏に損害賠償を求めた訴訟協議で、国は一転、認諾を伝えた。つまり雅子さんが求めた約一億円の請求を受け入れる書面を国側が裁判所に提出し、訴訟は即日、終結してしまった。これは賠償金を払って、真相を「隠蔽(いんぺい)」する幕引きに他ならない。雅子さんは「負けたような気持ちだ。真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わり、悔しくて仕方がない」と述べた。すべてを物語っていよう。つまりは国側が訴訟の手続きを逆手にとったのだ。公文書改ざんの詳しい経緯の説明から逃れるためと疑われて当然だ。訴訟終結で証人尋問などは行われず、真相究明は遠のく。政治家や幹部職員の関与が闇に葬られるのは到底許されない。そもそも国は全容解明に後ろ向きだった。麻生太郎前財務相は二〇一八年に行った調査のやり直しもずっと拒んでいた。改ざんの過程を示す「赤木ファイル」の存否も「調査中」だったが、裁判所から提出を求められ、やっと今年六月に内容が明らかになった》。
この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。
東京新聞のコラム【筆洗】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149379?rct=hissen)によると、《伴った妻を任地で亡くした。知人の不幸を告げる知らせが追い打ちをかけるように届く。断腸の思いで涙したという大伴旅人の歌が、万葉集におさめられている。<世の中は空(むな)しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり>。世の中とはむなしいものであると知るにつけ、悲しみはいよいよますます込み上げてくるのですと▼夫を失った悲しみに追い打ちを加えるように、真相を知る道までも、むなしく閉ざされてしまった。世の中を治める人々の無情を知らされ、いよいよ悲しみ、打ちひしがれているはずである。赤木雅子さんの心中を察する▼森友学園に関する決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局の元職員、赤木俊夫さんの妻である。国に損害賠償を求めた訴訟は賠償責任を一転して認めた国側の手続きによって突然の終結となった▼「認諾」だそうだ。裁判の関係でしか見ない言葉である。名案と考えた人がいたのではないか。この手続きを取れば、賠償金を払うけれど、追及をかわすことができると▼鈴木財務相は遺族に対して心よりのおわびを口にし、国の責任を明確に説明している。ならば遺族の心をますます傷つけることになる認諾での幕引きなど、あっていいものだろうか▼情報開示に向けた遺族の願いに、国は応じてほしいが、この奇策の後でどうだろう。世の中のむなしさが、高じているようである》。
《「報道機関が声を上げてほしい」》し、国会(真の野党)も《批判》してほしい。
東京新聞のコラム【ぎろんの森/森友訴訟幕引きへの憤怒】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149667?rct=discussion)によると、《本紙に対して読者から「報道機関が声を上げてほしい」「このまま曖昧にせず取材を続けてほしい」と叱咤(しった)する声も届きます。真相を究明し、権力の誤った行為に、間違いだとはっきり言うのは、報道機関の義務の履行にほかなりません。私たちはこれまでも、そしてこれからも「言わねばならないこと」を言い続ける新聞であり続けたいと考えています。(と)》。
これも、東京新聞の記事【【抗議文全文】夫は国に2度殺された…赤木雅子さん、森友改ざん「悔しくて仕方ない」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149597?rct=national)。《森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関与させられ自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が17日、同省を訪れ抗議文を提出した》。
東京新聞の記事【財務省職員、赤木雅子さんとの同席拒む 「お墓参りを」伝えたいだけなのに…森友改ざん】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149588)によると、《雅子さんはその後、報道陣に「怒鳴り散らすようなことをするつもりはない。夫の残した物がまだあるなら出してほしいし、夫がどんな風に仕事をしていたのか知っていたら話してほしいし、もしお墓参りに行きたいという方がいたら、ぜひ来てほしいと伝えたかった」と話した》。
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、国会(真の野党)も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
日刊ゲンダイの記事【森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記 相澤冬樹/裁判打ち切りの抗議文を提出した雅子さんとは「同席しない」と言い放った財務省の卑劣さ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298925)によると、《理由を尋ねても「裁判の相手だから」の一点張り。自分たちで裁判を終わらせておきながら、今度は別の情報開示をめぐる裁判を理由に同席を拒否した。その後のヒアリングでも裁判を終わらせた理由について「いたずらに長引かせないため」としか言わない。だが、ここまでいたずらに長引かせたのは彼らの方なのだ。この後、雅子さんは弁護団とともに財務省を訪れ、打ち切りに対する抗議文を手渡した。最後に「必ずお返事をくださいね」とお願いしたが、明確な答えは返ってこなかった。何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理。人々の「許せない」という声で事態を動かしたいと願う》。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに』
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/149667?rct=discussion】
ぎろんの森
森友訴訟幕引きへの憤怒
2021年12月18日 07時54分
私たち論説室にとっても驚きでした。森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡る訴訟で、国が約一億円の賠償金を支払うことで幕引きを図ったことです。
国との訴訟が終結したことで、改ざんへの関与を苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が求めていた事実の解明は、法廷では困難になりました。
事前の通告はなく、国が訴訟の仕組みを逆手に取り、不意打ちした形です。
読者から本紙には「国の説明はあまりにもお粗末」「こんなことってあるのか。大変腹立たしい」「真相がはっきりしないまま結審させてはならない」「ここで諦めたら政府の思うツボ」などと怒りの声が相次いで届いています。
私たちもその怒りを共有します。十七日社説「裁判でも『隠蔽(いんぺい)』なのか」との見出しを掲げて「公文書改ざんは民主主義の根幹を破壊しうる重大な不祥事である。はびこる隠蔽主義は、国民への背信行為でもある」と訴えました。
鈴木俊一財務相は「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」と述べました。国は責任を認めたとはいえ、いきなり裁判の幕引きを図るのは、明らかにしたくない真相があるのではないか、と疑われて当然です。
雅子さんは岸田文雄首相に「第三者による再調査で真相を明らかにしてください」と求める手紙を送り、手紙を読んだ首相は「しっかり受け止めたい」と述べています。
「聞く力」を強調してきた首相ですが、不意打ちのような仕打ちをしては、聞く耳を全く持っていないと指摘されても仕方がありません。
本紙に対して読者から「報道機関が声を上げてほしい」「このまま曖昧にせず取材を続けてほしい」と叱咤(しった)する声も届きます。
真相を究明し、権力の誤った行為に、間違いだとはっきり言うのは、報道機関の義務の履行にほかなりません。
私たちはこれまでも、そしてこれからも「言わねばならないこと」を言い続ける新聞であり続けたいと考えています。 (と)
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/149597?rct=national】
【抗議文全文】夫は国に2度殺された…赤木雅子さん、森友改ざん「悔しくて仕方ない」
2021年12月17日 21時39分
(赤木雅子さんが財務省に提出した抗議文(雅子さん提供))
森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関与させられ自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が17日、同省を訪れ抗議文を提出した。
雅子さんの財務省への抗議文の全文は以下の通り。
◇ ◇
私の国に対する損害賠償の裁判は、国が認諾したことで終わりました。
国が認諾したことについて、私は強く抗議します。ふざけるなと言いたいです。こんな形で終わってしまったことが悔しくて仕方ありません。
この裁判は、夫がなぜ死んだのかを知るための裁判でした。でも、国の認諾によってもう知ることができません。そのようなことでは、またきっと夫と同じように自殺に追い込まれる公務員が出てくるでしょう。自分で何があったのか説明したがっていた夫も、とても悔しがっていると思います。
国の認諾は、不意打ちですし、あまりに酷いと思います。裁判官も知りませんでした。国は、これ以上裁判が進むと事実が明らかになっていくので、真相を隠すために認諾をしたのでしょう。本当に酷いと思います。
私は夫が国に殺されたと思っています。そして認諾によって夫はまた国に殺されてしまったと思います。夫は遺書で「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」と書いています。また認諾によってしっぽを切られたのだと思います。
私も夫も国の認諾は絶対に許しません。国は夫が亡くなったことと認諾したことについて、私に謝罪すべきですし、認諾するようになった経緯や理由を説明すべきです。
赤木雅子
【関連記事】財務省職員、雅子さんとの同席拒む 「お墓参りを」伝えたいだけなのに…
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/149588】
財務省職員、赤木雅子さんとの同席拒む 「お墓参りを」伝えたいだけなのに…森友改ざん
2021年12月17日 23時03分
森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関与させられ自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が17日、同省を訪れ抗議文を提出した。国に賠償を求めた訴訟が国の手続きで真相究明の機会が失われたためで、「ふざけるなと言いたい。こんな形で終わってしまったことが悔しい」などと手書きで記した。
訴訟は15日、雅子さん側の賠償請求を全面的に受け入れる「認諾」の手続きを国が取ったことで、改ざんの具体的な経緯が明らかにされないまま終結した。雅子さんは抗議文で、認諾への謝罪と、国がその手続きを行った理由の説明を求めた。
抗議文提出後、雅子さんは報道陣の取材に、国の対応を「本当にひどい」と批判。「もう手も足も出ないが、これから私は口を出していきますので、負けるつもりはありません」と語った。応対した財務省職員に「必ず返事をください」と何度も伝えたという。
財務省は認諾した理由を「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」と説明している。その点について、雅子さんは「赤木ファイルは1年3カ月も出てこなかった。それが『いたずら』じゃないんですかね」と皮肉り、「せめて抗議文に対して真摯に対応してほしい」と注文を付けた。
◆死因「改ざんさせられたことに尽きる」
雅子さんは抗議文の提出に先立ち、立憲民主党の部会に出席。
「夫の死はマスコミと野党のせいだとネットではよく言われているが、夫の死の原因は改ざんをさせられたことに尽きる。私は近くで見ていたので1番夫のことを分かっている。もう2度と、夫のようにつらい思いをする人を出してはいけない」と訴えた。
部会には、財務省理財局の担当者も認諾の経緯についてヒアリングを受けるために出席したが、雅子さんとの同席を拒んだ。
同党の議員が「雅子さんが一言でいいから伝えたいことがあると言っている。答弁は要求しない」と促しても、担当者は「別途の裁判が行われており、訴訟外でのやりとりは避けさせていただきたい。(雅子さんを部屋に呼ぶなら)いったん退席する」と応じなかった。
雅子さんはその後、報道陣に「怒鳴り散らすようなことをするつもりはない。夫の残した物がまだあるなら出してほしいし、夫がどんな風に仕事をしていたのか知っていたら話してほしいし、もしお墓参りに行きたいという方がいたら、ぜひ来てほしいと伝えたかった」と話した。(原田晋也)
【関連記事】夫は国に2度殺された…赤木雅子さん、森友改ざん「悔しくて仕方ない」【抗議文全文】
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298925】
相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
裁判打ち切りの抗議文を提出した雅子さんとは「同席しない」と言い放った財務省の卑劣さ
公開日:2021/12/18 13:20 更新日:2021/12/18 13:57
(財務省へ抗議に訪れた雅子さん(撮影)相澤冬樹)
公文書改ざんで夫を亡くした赤木雅子さんに対し、突然「賠償を全額払う」と言いだし、裁判を一方的に打ち切った財務省。「真相を知られないため国はそこまでするのか!」と世の中に衝撃が走った。
なぜこんな卑劣な行動に走ったのか? 立憲民主党は急きょ財務省の担当者から事情を聴く緊急ヒアリングを17日開いた。たまたまその日、雅子さんは、同じように親族を亡くした人たちと会うため東京に来ていた。以前から面識のある立憲民主党の階猛衆院議員からの招きで、ヒアリング会場に詰めかけた野党議員と報道陣の前で語った。
「よく、野党やマスコミの追及のせいで夫が死んだと言う人たちがいます。それは違います。夫が亡くなったのは改ざんをさせられたからです。夫は改ざんの直後から精神的におかしくなっていきました。私は夫の一番そばにいて、夫が苦しみ“壊れていく”姿を1年間、ずっと見ていたんです」
「夫は財務省に殺されたと私は思っています。今回、無理やり裁判を終わらせられたことで、夫を再び殺されたという思いです」
静かだが深い憤りのこもった言葉が、会場の人々に染み渡った。
■「裁判の相手だから」の一点張り
その時、財務省の担当者は室内にいなかった。雅子さんと議員との質疑応答が終わり、雅子さんが退席すると、入れ替わりに室内に入って席についた。ここで階議員が尋ねた。
「たった今、赤木雅子さんがここで思いを語ってくれました。その思いを財務省の皆さんにも一言聞いてほしいそうです。この席に再び招いて少し話してもらってもよろしいですよね?」
ただ聞くだけでいいのだ。答えは求めていない。ところが財務省の担当者は……。
「そういうことであればいったん退席させていただきます。(雅子さんと)同席することは避けさせていただきます」
理由を尋ねても「裁判の相手だから」の一点張り。自分たちで裁判を終わらせておきながら、今度は別の情報開示をめぐる裁判を理由に同席を拒否した。その後のヒアリングでも裁判を終わらせた理由について「いたずらに長引かせないため」としか言わない。だが、ここまでいたずらに長引かせたのは彼らの方なのだ。
この後、雅子さんは弁護団とともに財務省を訪れ、打ち切りに対する抗議文を手渡した。最後に「必ずお返事をくださいね」とお願いしたが、明確な答えは返ってこなかった。
何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理。人々の「許せない」という声で事態を動かしたいと願う。
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
(2021年12月17日[金])
2021年の「今年の漢字」は「金(カネ)」だ、カネ。カネで頬をはたく。《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
この裁判は「おカネじゃないんだよ」!!
明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。
いやぁ、本当にこの記事のタイトルの通り。あまりに醜悪な幕引き。
リテラの記事【赤木さんへの国賠で森友改ざんを強引幕引き!元凶・安倍夫妻の責任が闇に/赤木さんへの1億円国賠で森友改ざんを強引幕引き! 改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣】(https://lite-ra.com/2021/12/post-6099.html)によると、《これほど下劣な話があるだろうか。森友公文書改ざん問題で自殺に追い込まれた赤木俊夫さんをめぐる国家賠償請求訴訟で、昨日16日、国側がいきなり認諾し、1億700万円の賠償金を支払うことで裁判での真相究明を強引に幕引きし、都合の悪い事実に蓋をした件だ》。
AERAの記事【遺影に向かって「ごめんね」 森友公文書改ざん訴訟で国の”終結宣言”に赤木雅子さんが怒り】(https://dot.asahi.com/aera/2021121600022.html)によると、《■あえて高額にしたのは認諾させないため この日は本来、双方の主張を整理する場だった。それが、提訴から約1年9カ月で、事前のすり合わせもなく突然の「終結宣言」だった。異例のことで、雅子さんの代理人弁護士は、「認諾するわけにはいかない」と、その場で抗議。雅子さんも、「また夫を殺すんですか」と訴えたが、国側の申し出は認められた》。
「認諾」⇨「国民の理解を得る努力をするもの」に非ず。放棄、白旗に税金投入。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/森友裁判幕引きに「国民の理解」は?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202112170000040.html)によると、《この助成金も違法なものでないと言いながら「国民の理解を得られない」という。実は政治家にとって、この言葉はポピュリズムを利用する禁断の言葉ではないか。政治は国民の理解を得られないことだらけだ。国民の理解を得られないまま、政府が押し通したこと、うやむやになっているもの、放置されてきた事柄はたくさんある。それぞれの事案で国民は我慢を強いられるか、泣き寝入りとなる。 ★森友事件で元首相・安倍晋三夫妻の名前を削除するなど関与を隠蔽(いんぺい)するために近畿財務局勤務の赤木俊夫さんが決済文書改ざんをさせられ自殺した事件。国に真相解明を求めた民事訴訟は、国の認諾、つまりあっさり認めてしまうことで裁判が成立しなくなった。これで裁判に関係者を引っ張り出すこともできない。幕引きになる。政権が変わり「聞く耳」を持つ首相・岸田文雄の判断が官房副長官・磯崎仁彦の「赤木さんが公務に起因する心理的、肉体的負荷が原因で亡くなられたことについて、国の責任は明らかとの結論に至り、損害賠償請求を認めた」という言い方になった。このまま裁判を続ければ「国民の理解が得られない」事態が広がるからだろう。政治はこの「国民の理解を得られない」を使い分けてはいけない。すべての政治は「国民の理解を得る努力をするもの」ではないのか。》
赤木雅子さんによる森友訴訟、何もかも放り投げ、国が逃げ出す。白旗。国は何の説明もせず…誰も責任取らず。何の再調査もせずに〝蓋〟。裁判での証拠調べも無しで〝幕〟。
損害賠償費用1億700万円、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生元財務相? いえ、税金です。我々がニッポン国にお預けしている血税です。こんなふざけた話があるでしょうか? 雅子さんをも激しく傷つけるデタラメな行為。《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》(リテラ)。
この1億円強の国の支出に対して国を訴える術がないようだ。では、国会は何をやっているのか。今後、どうするのか。「批判ばかり」というデマにビビり、「提案型」野党に愚かにも〝脱皮〟しようとしている立憲民主党は? もともとこの問題に大きく関与している癒着党・お維には何の期待も出来ない。(批判されるようなことばかりをしている国や与党自公、ゆ党お維を批判することが大きな役割のはずの)真の野党は徹底的にこの支出に関して堂々と国会で「批判」すべきだ。国は、財務省は、与党自公・ゆ党お維は、一人の心ある公務員の死を何だと思っているのか。雅子さんを、そして、我々主権者をあまりにバカにしている。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!!
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》…自公お維を支持した結果、あとの祭りだ。いつまで支持し続けるつもりか?
日刊ゲンダイの記事【赤木雅子さんと辻元清美氏 怒りの緊急対談「(岸田首相は)誠実そうに見えたけど裏切られた」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298860)によると、《森友学園問題に関する公文書改ざんを強要され、自死した財務省近畿財務局の元職員・赤木俊夫さんの妻・雅子さんが国を相手に起こした訴訟が15日、突然、強制終了となった一件。政府は「認諾」により、1億円の賠償金を払うひきょうな手口で真相解明から逃げた。雅子さんは岸田首相に再調査を求める直筆の手紙を出し、それを10月の臨時国会の代表質問で読み上げたのが前衆院議員の辻元清美氏だった。2人が16日大阪で、怒りの緊急対談──。》
【辻元清美が訊く 赤木雅子さんが今、伝えたいこと】
(https://youtu.be/Oy-Ca2qCRQI)
《赤木雅子さん(財務省公文書改ざん問題で自死に追い込まれた赤木俊夫さんの妻)に昨夜お会いしました。岸田政権は裁判を「認諾」して税金を使って強制終了。「悔しくて体調が悪い」と私が言うと「私も」と雅子さん。怒りや悲しみの只中にある雅子さんの生の声を聞いて下さい。》
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに』
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
最後に、どうでもいいことですが…。
「認諾」…どこかで聞いた言葉と思っていたら…《あの武富士の代理人として、同社の犯罪行為を隠蔽するためのスラップ訴訟にかかわっていたという過去だ》 … リテラ《吉村知事を賞賛する声…そのイメージは巧みな自己演出によってつくり上げられた部分が多く…》(https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd52caf14028c9ad603f7627ebd2d633)。
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【https://lite-ra.com/2021/12/post-6099.html】
赤木さんへの1億円国賠で森友改ざんを強引幕引き! 改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣
2021.12.16 07:20
(自民党HPより)
これほど下劣な話があるだろうか。森友公文書改ざん問題で自殺に追い込まれた赤木俊夫さんをめぐる国家賠償請求訴訟で、昨日16日、国側がいきなり認諾し、1億700万円の賠償金を支払うことで裁判での真相究明を強引に幕引きし、都合の悪い事実に蓋をした件だ。
赤木さんの死に国の責任があることは明白で賠償じたいは当然だが、言うまでもなく、裁判を起こした俊夫さんの妻・赤木雅子さんは賠償金を目的に訴訟を起こしたわけではない。雅子さんが求めていたのは、俊夫さんを死まで追い詰めた公文書改ざんに至る具体的な経緯の真相解明だ。実際、昨年7月15日に大阪地裁でおこなわれた第1回口頭弁論で雅子さんが自ら読み上げた陳述書は、俊夫さんの無念を晴らしたい、真相を解明したいという覚悟がひしひしと伝わってくる迫真に満ちたものだった。
「夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにし、夫と同じように国家公務員が死に追い詰められることがないようにするため、そして、事実を公的な場所で説明したかったという夫の遺志を継ぐため、国と佐川さんを訴えるところまで進みました」
無論、この国賠訴訟で1億円以上という高額請求にしたのも、国に認諾させないための作戦だった。にもかかわらず、裁判での真相解明から逃げるために金で終幕を図ろうとは──。しかも、その金は国民の税金であり、ようするに岸田政権は、真相を明らかにしたくないために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ。
雅子さんは昨日おこなった会見で、その悔しさをこのように語った。
「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、きょうもまた打ちのめされてしまいました」
「お金を払えば済む問題じゃないです。私は夫がなぜ死んだのか、何で死ななければならないのか知りたい。そのための裁判でしたので、ふざけんなって思います」
「国とずっと闘ってきましたけど、惨敗したような、負けに負けたような気持ちでいます。いちばん、夫の苦しんだ改ざん作業、それをした財務局、財務省に、きょう、卑怯なやり方で裁判を終えられてしまって、夫はなんて言うだろうって考えています。こんなかたちで終わってしまったことが、悔しくてしようがないです」
しかも、問題なのは、この金の支出目的は赤木さんに対する賠償などではなく、あきらかに安倍晋三・元首相を守るために支出されるものだということだ。
■改ざんの元凶は安倍首相夫妻!その事実を隠蔽し安倍夫妻を守るために1億円で赤木さんを黙らせる卑劣
前述した裁判の第1回口頭弁論で雅子さんは、「安倍首相は、自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げているのではないでしょうか。安倍首相は自分の発言と改ざんには関係があることを認め、真相解明に協力して欲しいと思います。安倍昭恵さんも森友学園への国有地売却の関係を明らかにしてほしいと思います」と述べたが、あらためて指摘するまでもなく、公文書の改ざんがはじまったきっかけは安倍元首相が2017年2月17日に国会で言い放った「私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」という発言であり、その点は財務省の調査報告書でも事実上認定している。
さらに言えば、財務省が近畿財務局にいちばん最初に改ざんさせたのは、国有地売却にいたる経緯を時系列でまとめたもののなかに安倍昭恵氏が森友学園と関係していることが記された記述であり、このとき近畿財務局が作成したはずの森友側との面談にかんする交渉記録を、政府は「見つかっていない」として公開しておらず、いまだに「隠蔽」されたままだ。
つまり、公文書改ざんの真相を解明することは、必然的に安倍官邸の関与の有無に行き着く問題であり、さらには昭恵氏の存在が不当な国有地売却にどのように作用したかにも波及する恐れがあるものだった。ようするに、岸田政権は裁判を幕引きすることで、ほかならぬ安倍夫妻を守ったのだ。
国民の税金を使って、安倍夫妻を守る──。こんな下劣な話を黙って見過ごすわけにはいかないが、非道なのはそれだけではない。というのも、当の問題の元凶である安倍元首相は、これまでも、そしていまも、雅子さんを冒涜するような言動を繰り返しているからだ。
そもそも、昨年3月に赤木俊夫さんの遺書と手記が公開された際には、安倍首相は「胸が痛む」などと言いながら、「麻生大臣のもとで徹底的に調査し明らかにした」として再調査を拒否。その上、同年3月19日の参院総務委員会では、改ざんのきっかけが安倍首相の「私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」発言だったと指摘されると、「改ざんのターニングポイントとなったのは2月17日の発言だったとは手記のなかには(書かれて)ない」と言い出したのだ。
■改ざんの責任についてシラを切り、赤木俊夫さん・雅子さんを冒涜し続けた安倍元首相の鬼畜ぶり
繰り返すが、この安倍首相の答弁が改ざんのきっかけとなったことは財務省の調査報告書でも事実上認定しているものだ。にもかかわらず、自殺に追い込まれた俊夫さんの手記を持ち出して「ターニングポイントになったとは書いていない」などと言い出す……。もはや鬼畜としか言いようがないが、この安倍首相の卑劣な態度に対し、雅子さんは直筆の文書を公表。そこにはこう書かれていた。
〈安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います。〉
改ざんの原因をつくったのは安倍首相の発言であり、調査される立場だという指摘はまさにそのとおりだが、しかし、信じがたいことに、安倍首相は「安倍首相の国会発言が改ざんが始まる原因をつくった」とする雅子さんの反論がおこなわれたあとも、国会で「手記には書かれていない。(手記を)読まれたんですか?」などと連発。こうして赤木さん夫妻を冒涜しつづけたのだ。
いや、そればかりか、今回の訴訟で雅子さんが求めていた「赤木ファイル」の開示についても、安倍氏は首相在任中、その要求を完全無視。結果として、安倍氏が首相を辞めたあとの今年6月に開示されるにいたったが、その際、安倍元首相のTwitterアカウントは、安倍元首相と昵懇の産経のネトウヨ記者・阿比留瑠比氏が“野党の追及がしつこいから改ざんがおこなわれた”などと主張するコラム記事を貼った上で、〈赤木氏は明確に記している。「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」この証言が所謂「報道しない自由」によって握り潰されています。《秘書アップ》〉と投稿した。
本サイトでは当時、この主張がいかにフェイクと責任転嫁を目的とした投稿であるかを詳しく指摘したが(詳しくは既報参照 → https://lite-ra.com/2021/06/post-5931.html)、安倍元首相はいまだに再調査される側だという自身の立場を無視し、改ざんの責任をまったく認めようとはせず、「報道しない自由」だの「野党の追及がしつこいから改ざんがおこなわれた」などというネトウヨを煽るようなフェイクの主張を繰り返しているのである。
本日おこなわれた参院予算委員会で岸田文雄首相は、「赤木ファイル」の開示をはじめとして、これまで政府は「可能な限りの対応をした」などと強調したが、第三者による再調査を拒否しておいて何を言うか、という話だ。明日、赤木雅子さんは、鈴木俊一財務相宛ての抗議文を財務省に直接持参して提出する予定だというが、メディアは税金の無駄遣いを問題として俎上に載せるならば、この一方的に税金を使って裁判の幕引きを図るという許しがたい暴挙こそ批判すべきだ。そして、安倍元首相の責任追及がおこなわれないかぎりは、森友問題を終わらせることはできないのである。
(編集部)
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【https://dot.asahi.com/aera/2021121600022.html】
遺影に向かって「ごめんね」 森友公文書改ざん訴訟で国の”終結宣言”に赤木雅子さんが怒り
AERAオンライン限定 2021/12/16 13:04
野村昌二
(非公開の進行協議の後に記者会見した赤木雅子さん。
「悔しい」と声を詰まらせた)
赤木雅子さん(50)は振り返る。夫の元近畿財務局職員の俊夫さん(当時54歳)が2018年3月、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざんを命じられたことを苦に、自ら命を絶った。
【写真】改ざんを命じられたことを苦に自ら命を絶った赤木俊夫さん
昨年3月、雅子さんは、夫の死の真相を知りたいと、国と改ざんを指示したとされる当時の理財局長・佐川宣寿(のぶひさ)氏に対し、あわせて1億1000万円余の賠償を求め提訴。国と佐川氏は、これまで争う姿勢を示してきた。
それが、一転したのだ。
15日、午後2時から大阪地裁で開かれた訴訟の非公開の進行協議。開始直後、国側の代理人は立ち上がり、雅子さんと雅子さんの代理人弁護士、裁判官に対し、国への請求を「認諾します」と伝えた。認諾とは、被告が原告の請求を全面的に受け入れることで、裁判所の調書に記載されると確定判決と同じ効力を持つ。つまり国は、雅子さん側の請求を全面的に受け入れると申し出たのだ。
■あえて高額にしたのは認諾させないため
この日は本来、双方の主張を整理する場だった。それが、提訴から約1年9カ月で、事前のすり合わせもなく突然の「終結宣言」だった。
異例のことで、雅子さんの代理人弁護士は、「認諾するわけにはいかない」
と、その場で抗議。雅子さんも、
「また夫を殺すんですか」
と訴えたが、国側の申し出は認められた。
国側は同日付の準備書面で、「(赤木さんが)精神疾患を発症し、自死するに至ったことについて、国家賠償法上の責任を認めることが相当」と、自死との因果関係を初めて認めた。
裁判が終結したことで、国は赤木さんに1億円余の賠償金を支払うことになる。雅子さん側が賠償請求額をあえて1億円以上と高額にしたのは、認諾させないためだった。だが、それでも国は裁判を終わらせることを選んだ。
雅子さんは言う。
「お金を払ってでもしゃべりたくなかった、本当のことを追求されたくなかったんじゃないかと思います」
(財務省近畿財務局職員だった赤木俊夫さん。妻の雅子さん提供)
協議後の記者会見で、雅子さんの代理人弁護士もこう述べた。
「これ以上解明されると、不都合な事実があったのではないかと思わざるを得ない」
その日、自宅に帰った雅子さんは俊夫さんの遺影に向かい、
「ごめんね」
と伝えたという。
■終わらせるわけにはいかない
今後どうなるのか。
一夜明け、雅子さんは、気持ちを切り替えまた頑張っていこうと決めた。提訴した別の訴訟を通じ、真相を明らかにしていこうと思いを新たにしたという。
まず、佐川氏を相手とした訴訟は今後も続く。佐川氏を証人として法廷に呼ぶことができれば、新たな事実が明らかになる可能性がある。
さらに今年10月、雅子さんは、改ざんに関連する行政文書が開示されないのは不当だとして、国に不開示決定の取り消しを求める訴えを大阪地裁に起こしている。この訴訟で文書が一部でも開示されることになれば、新たな事実が明らかになる可能性がある。
雅子さんは力を込める。
「まだ裁判は残っています。これからも戦いつづけます。終わらせるわけにはいきません」
(編集部・野村昌二)
※AERAオンライン限定記事
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
赤木雅子さんのど正論 ――― 「私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!」
――― 「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」
――― 「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや。麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに」
――― 「夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません。真相を知るためには世論の力が大事なんです。皆さん、関心を持ってください」
――― 「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」
[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
(2021年12月16日[木])
《代理人弁護士は「非公開の協議の場で訴訟を終わらせてしまった。国は隠したい事実があるのではないか」と批判》。
東京新聞によると【森友改ざん、国が損害賠償を受け入れ 赤木さん妻「負けたような気持ち」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149008)によると、《森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が、国と同省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官に損害賠償を求めた訴訟の進行協議(非公開)が15日、大阪地裁であり、国が請求を受け入れる書面を提出した。訴訟は今後、佐川氏のみを被告として続く見通し。雅子さん側が明らかにした。雅子さん側によると、国からの事前の通告はなかった。真相解明を求めていた雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「負けたような気持ちだ」と話した。代理人弁護士は「非公開の協議の場で訴訟を終わらせてしまった。国は隠したい事実があるのではないか」と批判した。国側は地裁に提出した書面で、赤木さんの自殺原因を「決裁文書改ざんを含め、森友学園案件への対応に忙殺された」と説明した。請求を受け入れた理由は「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」とした》。
雅子さん「ふざけんな。国は誰のためにあるのか」。
東京新聞の記事【「夫はまた国に殺された」 赤木雅子さん、涙浮かべ怒り】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149066)によると、《夫が命を絶った理由は何だったのか―。財務省の決裁文書改ざんを巡り、自殺した赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が真実を知りたいと起こした訴訟は15日、国から明確な説明がないまま打ち切られた。「夫は国にまた殺された」。提訴から約1年9カ月での突然の幕切れに、雅子さんは目に涙を浮かべ、国の対応を強い口調で非難した。「ふざけんな。国は誰のためにあるのか」。雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で声を張り上げた。財務省が赤木さんに苦しい改ざん作業を強いたと語り「ひきょうなやり方で裁判を終わらされた。夫はなんと言うんだろう」と口にすると、うつむいた》。
雅子さん「ひきょうなやり方で裁判を終わらされた」。
【【全文】森友改ざん 鈴木財務相、赤木雅子さんの訴訟お金目的でないこと「聞いている」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149077)によると、《Q であれば、上司がどのように赤木さんに影響を与えたのか、とかそういうことをおそらく知りたがっていると思うんですけど、お金を払って結局幕引きになるっていうことに対して、大臣ご自身は個人としてどうお考えですか。》
リテラの記事【赤木さんへの国賠で森友改ざんを強引幕引き!元凶・安倍夫妻の責任が闇に/赤木さんへの1億円国賠で森友改ざんを強引幕引き! 改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣】(https://lite-ra.com/2021/12/post-6099.html)によると、《これほど下劣な話があるだろうか。森友公文書改ざん問題で自殺に追い込まれた赤木俊夫さんをめぐる国家賠償請求訴訟で、昨日16日、国側がいきなり認諾し、1億700万円の賠償金を支払うことで裁判での真相究明を強引に幕引きし、都合の悪い事実に蓋をした件だ》。
いやぁ、本当にこのタイトルの通り。あまりに醜悪な幕引き。原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うためにこの国・ニッポンは何をやってしまったのか…。
東京新聞の記事【赤木さん妻「不意打ち、ひきょうだ」 政府、森友改ざん真相究明させず】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149108)によると、《公文書改ざんを強いられ自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんを巡る訴訟で、財務省は改ざんの詳細な経緯を明らかにしないまま突然の終結に持ち込んだ。国が訴訟の仕組みを逆手に取り、真相究明への道をふさいだ格好。「不意打ちだ」。俊夫さんの妻雅子さんは本紙の取材に、説明責任を果たそうとしない財務省に憤りをあらわにした。…◆賠償急きょ受け入れ 裁判官騒然 雅子さんによると、15日に行われた訴訟の進行協議で、損害賠償請求を受け入れる書面を国が示すと、当日までそれを知らされていなかった裁判官を含めて騒然となった。「あっけにとられた裁判官が別室に持ち帰り、手続きに違反はないことを確かめてから(国の書面が)認められた」と振り返る。雅子さんがこの訴訟を起こした狙いは、俊夫さんの自殺の原因となった公文書改ざんの詳細な経緯を国から説明させることだった。国はそれを拒んだ形で「国は国民に対しても夫の死の原因についての説明責任がある。非公開の場で臭い物にふたをするようなやり方は、ひきょうだ」と語った》。
赤木雅子さんによる森友訴訟、何もかも放り投げ、国が逃げ出す。白旗。国は何の説明もせず…誰も責任取らず。何の再調査もせずに〝蓋〟。裁判での証拠調べも無しで〝幕〟。
損害賠償費用1億700万円、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生元財務相? いえ、税金です。我々がニッポン国にお預けしている血税です。こんなふざけた話があるでしょうか? 雅子さんをも激しく傷つけるデタラメな行為。《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》(リテラ)。
この1億円強の国の支出に対して国を訴える術がないようだ。では、国会は何をやっているのか。今後、どうするのか。「批判ばかり」というデマにビビり、「提案型」野党に愚かにも〝脱皮〟しようとしている立憲民主党は? もともとこの問題に大きく関与している癒着党・お維には何の期待も出来ない。(批判されるようなことばかりをしている国や与党自公、ゆ党お維を批判することが大きな役割のはずの)真の野党は徹底的にこの支出に関して堂々と「批判」すべきだ。国は、財務省は、与党自公・ゆ党お維は、一人の素晴らしい公務員の死を何だと思っているのか。雅子さんを、そして、我々主権者をあまりにバカにしている。この裁判は「おカネじゃないんだよ」!!
【デモクラシータイムス/<森友訴訟、国が「認諾」!>【山田厚史の週ナカ生ニュース】】
(https://youtu.be/7UWgzAFoEFQ)
《・赤木森友訴訟、国1億払って隠蔽か、請求「認諾」》
つぶやきから:
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【https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1471018148925444097】
清水潔@NOSUKE0607
すげえな今度は税金使って裁判まで口封じなのか?
赤木雅子さんと国の裁判突然終わる 原告の訴えをすべて認める「認諾」と呼ばれる手続きをとり、裁判を終わらせた。賠償は請求通り1億1000万円余りが満額支払われるが、求めていた上司らの証人尋問は行われない
news.yahoo.co.jp
赤木雅子さんと国の裁判突然終わる 国が訴えを認める認諾の手続き 真相解明にはほど遠く(相澤冬樹) - 個人 - Yahoo!ニュース
財務省の公文書改ざん事件で命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんが国などを訴えた裁判で、国は15日、原告の訴えをすべて認める「認諾」と呼ばれる手続きで裁判を終わらせた。真相解明に程遠い幕引きとなった
午後4:23 2021年12月15日
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【https://twitter.com/kotarotatsumi/status/1471057619830046720】
たつみコータロー 前参議院議員@kotarotatsumi
認諾して真相解明にフタをしたって事。それだけ払っても表に出来ないことがあるって事だよね。岸田首相は総裁選で「森友の更なる説明が必要」とか言ってたのにね。菅政権より酷いわ。
asahi.com
森友公文書改ざん巡る国賠訴訟 国側が赤木さん側の請求を認めて終結:朝日新聞デジタル
学校法人森友学園(大阪市)の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ自死した同省近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さん(50)が、国に損害賠償を求めた訴訟は15…
午後7:00 2021年12月15日
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【https://twitter.com/pioneertaku84/status/1471048955136188421】
山添拓@pioneertaku84
森友公文書改ざん国賠訴訟、国が請求「認諾」で終結。
認諾は原告の言い分を認めるものだが、裁判所が判決で事実認定することはなく、したがって証人尋問も行わない。
事実を明らかにしたいというご遺族に対し、岸田政権は説明も再調査もせず金で終わらせる。「聞く力」とは。
asahi.com
森友公文書改ざん巡る国賠訴訟 国側が赤木さん側の請求を認めて終結:朝日新聞デジタル
学校法人森友学園(大阪市)の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ自死した同省近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さん(50)が、国に損害賠償を求めた訴訟は15…
午後6:26 2021年12月15日
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【https://twitter.com/brahmslover/status/1471138719839428610】
前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
赤木さんの裁判で国側がやった禁じ手。隠蔽のための認諾。岸田首相は誰を庇っているのか? 裁判で真実を明らかにできないなら、やっぱり国会で明らかにするしかない。公文書改竄の首謀者は誰だ!
午前0:22 2021年12月16日
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【https://twitter.com/tjimbo/status/1471091386812407815】
神保哲生@tjimbo
国が1億円払ってでも隠したかったことが何だったのかを追求する責任が、司法から国会と市民社会の側に移ったっつうことよ。賠償金は税金なんだぜ。人の金を払うとか勝手に決めてんじゃねえぞ。/「卑劣な打ち切り」 森友文書改竄訴訟 国対応に怒り
sankei.com
「卑劣な打ち切り」 森友文書改竄訴訟 国対応に怒り
学校法人「森友学園」をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で、自殺した近畿財務局の元職員、赤木俊夫さん=当時(54)=の妻、雅子さん(50)が国に損害賠償…
午後9:14 2021年12月15日
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/149077】
【全文】森友改ざん、鈴木財務相「国の責任明らか」赤木雅子さんの訴訟お金目的でないこと「聞いている」
2021年12月15日 20時12
森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡る訴訟で、鈴木俊一財務相は15日、近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の自殺について、「国の責任は明らか」と認めた。財務省内で記者団の取材に応じた。
【関連記事】森友改ざん、国が損害賠償を受け入れ 赤木さん妻「負けたような気持ち」
鈴木財務相の発言と記者団との主な質疑応答は次の通り。
鈴木財務相 森友学園案件に関し亡くなられました赤木俊夫さんのご遺族から提起されている国家賠償訴訟について、先刻の進行協議期日において、国として、認諾する旨を表明させていただきました。
本件訴訟では、赤木俊夫さんが、いかなる心理的、肉体的負荷を原因として亡くなられたかについて、裁判所の訴訟指揮のもと審理が行われて参りました。国としても、裁判所の訴訟指揮に従いつつ、公務災害認定に関連する資料や、いわゆる赤木ファイルなど、訴訟審理に必要な資料を裁判所に提出するなど真摯対応してまいりました。
その上で本年10月、これまで国が提出した資料を踏まえた原告側の主張の全体像が示され、その内容も踏まえて方針を検討した結果、赤木俊夫さんが当時、森友学園案件にかかる情報公開請求など様々な業務に忙殺され、ご自身も強く反発された本省からの決裁文書改ざん指示への対応も含め、厳しい業務状況に置かれる中、精神面、肉体面において、過剰な負荷が継続したことにより病気休職、さらには自死に至ったことについて国の責任は明らかとの結論に至りました。
そうである以上、いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではなく、また決裁文書の改ざんという重大な行為が介在している事案の性質などに鑑み、認諾するとの判断に至ったものであります。
この度、国の責任を認めるにあたり、財務省を代表して、高い志と倫理観を持ち、真面目に職務に精励していた赤木俊夫さんに、改めて哀悼の誠を捧げるとともに、ご遺族に対しては公務に起因して自死という結果に至ったことにつき、心よりおわびを申し上げますとともに謹んでお悔やみを申し上げます。
今後、二度とこうしたことを起こさないよう、文書管理の徹底はもちろん、組織風土の改革などを、引き続き、全力で推進し、信頼回復に努めていくとともに、説明については引き続き、しっかりと行わせていただく所存であります。
冒頭私からは以上です。
◆裁判がお金目的でないこと「聞いている」
Q 赤木雅子さんは、賠償金が欲しくてこの裁判を始めたわけではないというのは大臣も認識はありますでしょうか。
A そういう話は聞いております。
Q であれば、上司がどのように赤木さんに影響を与えたのか、とかそういうことをおそらく知りたがっていると思うんですけど、お金を払って結局幕引きになるっていうことに対して、大臣ご自身は個人としてどうお考えですか。
A 原告の方が内容に不満を持っていることに対する私の受け止めでございますが、本件訴訟は、赤木氏が公務による心理的・肉体的負荷を原因として亡くなったことに関する損害賠償請求にかかる訴訟であり、あくまでこうした観点から、裁判所の訴訟指揮のもと、審理が行われてきたと承知している。
その上で申し上げますと、国としては、これまでも裁判所の訴訟指揮に従いつつ、公務災害認定に関連する資料や、いわゆる赤木ファイルなどの訴訟審理に必要な資料を裁判所に提出して、今般の認諾に関しても、赤木氏の自死の経緯について、国側の認識をできる限り詳細にお示しした準備書面を提出するとともに、原告の資料等の求めにも、新たな資料の提出を含め、可能な限り対応するなど、できる限り丁寧な対応に努めてきた。
国としては、誠意をもって対応してきたところですが、現在、ご遺族が国に対して提起している別の訴訟が継続中ですが、その訴訟につきましても引き続き、真摯な対応をして参りたいと思います。
◆改ざん指示との因果関係認める
Q こういう形で裁判を幕引きされるということは、ご遺族にとってもかなり心外だと思うが、大臣ご自身はどう思われますか、この終わりかたっていうのは。
A 先ほども申しあげましたけれども、今回の訴訟は、これは、損害賠償についての訴訟でありました。
そこに、自死にいたった経過、原告側の主張を認め、国の非を認めて、認諾したということになりました。一つの訴訟についての判断をさせていただいたということでございます。
Q 今回財務省本省から、上司を通じて改ざんの指示があったことと赤木さんの死亡の因果関係を、国が認めたという理解でよろしいでしょうか。
A 赤木さんが公務による心理的・肉体的な、原因として亡くなられたことに対する損害賠償請求についての訴訟であります。認諾ということは、そうしたことも含めて国の責任を認めたということであります。
Q 麻生前財務相は、係争中であることを理由に、お墓参りに行かない、消極的であると仰っておりました。先ほど、奥様とお話ししましたが、鈴木さんにはぜひ来てほしいと。大臣の見解は。
A お墓参り等について、ご遺族が別途提起をされている訴訟においても原告と被告という立場。それを踏まえて慎重な検討が必要だと思ってございます。その今、行われております訴訟につきましても、真摯に対応をさせてしたい。誠意をもって対応させていただきたいと思っております。
Q 具体的にどれを指しているのか。
A 公文書の情報開示のもの。
◆国の態度急変、「原告の全体像がでたから」
Q これまでの訴訟について、争う姿勢を示したことについて。何が変わったのか。
A 先ほど来申しあげておりますけれども、本件訴訟において、国としては裁判所の訴訟指揮に従いつつ、公務災害認定に関連する資料や、いわゆる赤木ファイルなど、訴訟審理に必要な資料を裁判所に提出するなど真摯に対応してまいりました。
その上で、これまで国が提出した資料を踏まえた原告側の主張の全体像が、本年10月に示されました。前回の口頭弁論期日であったわけですが、国として原告側の主張の全体像が出たこと、その内容も踏まえて方針を検討した結果、国の責任は明らかであると。今回の期日で認諾するとの判断に至った。
Q 訴訟資料で提出したものは、全て国が持っていたものだったわけで、そうした判断はできたと思う。あらためて、なぜこんなに時間がかかってしまったのか。
A 最後まで、原告側の主張の全体像を踏まえなければいけないわけで。その原告側の主張の全体像が示されたのが、今年の10月だった。そうした全体像が示されたので、その内容を踏まえて検討いたしまして、その国の責任は明らかであるという判断をしたということであります。
◆岸田首相に事前報告「丁寧に対応を」
Q 10月に全体像が示されたとおっしゃいましたけれども。首相の交代があった。岸田首相は赤木雅子さんの手紙を読まれたと思うが、総理の判断は影響しているのか。
A 事実関係で言いますと、まず私がこの件について相談を受けましたのは12月10日でございます。12月13日月曜日に財務省組織としての意思決定を致しました。
そして総理には、12月14日に事務方を通じて事前にご報告しました。総理からは、事務方を通じて、ご遺族とは別件の訴訟が継続中であり、引き続き丁寧に対応するように。それから、森友問題については今後もさまざまな場にて、真摯に説明を尽くしていくようにと指示があった。
Q 原告側の請求額は、国としては妥当だと認識したということか。
A 結論からいうと、そういうことでございます。あの10月にですね。原告の主張の全体像が示されました。国としての方針を検討をしたわけでありますが、赤木さんが公務による心理的・肉体的負荷を原因として自死されたことについて、国の責任は明らかであるという結論に至ったわけでございます。
損害賠償額については、決裁文書改ざんという重大な行為が介在しております本件の事案の特殊性に鑑み見れば妥当なものであるという判断をしたところであります。
◆打ち切り?「さまざまな事柄、真摯に答えた」
Q 裁判の過程を考えれば、これから赤木さんの上司にあたる方々が、裁判所に出てきてどういうことがあったのか説明する段階だったんじゃないかと思うんですけど、やはりその前に認諾をされたということなんでしょうか?
A 別に、そのことを念頭に置いて、そのためにこのタイミングで認諾をしたということではありません。
Q ここで打ち切るのは卑劣じゃないか、という強い反発もあります。この裁判の終わらせ方、あるいは国民も、赤木さんがどのように亡くなられたのか経緯を知りたかったと思うが、説明を閉ざしてしまうことになるんじゃないかと思うんですけど、どう考えるか。
A 冒頭に申しあげたように、今回の訴訟を通じてですね、新たな資料の提出を含めまして可能な限り対応して、訴訟を通じて、できる限り丁寧な対応に努めてきたと思っております。
そういう中において、かなり資料の提出とかそういうこと訴訟を通じて、原告のさまざまな事柄に真摯に答えた、という風に思っております。
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