Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…さて、高市早苗氏の「タンカ」も、アベ様同様、有耶無耶になってしまうのだろうか、それとも…

2023年03月20日 00時00分01秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(20230305[])
2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…さて、高市早苗氏の「タンカ」も、アベ様同様、有耶無耶になってしまうのだろうか…、それとも、きっちりと大臣も議員も辞職するのか? 「2023年3月3日は高市早苗元総務相のタンカ記念日」。アベ様や当時の最低の官房長官による《メディアコントロール》の威を借り、《当時、高市早苗総務相が国会で「電波停止もありうる」と発言》していた訳で、何十頁にもわたる今回の文書が捏造であるとまでタンカを切ったのだが、墓穴を掘ったのではないか。自分が長を務めていた総務官僚が「捏造文書」を作成していたなどと言える大臣って、一体?

   『●『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文を書ける 
     高市早苗氏は「公平」とか、「倫理」「法」とか口にできるのか?
   『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文:
                      20年前に既にその萌芽が

    《高市氏は国会議員になった翌年に、この本について「候補者と
     認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。私も家族も

     苦しみ抜いた。著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ。
     国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」と
     推薦文を書いていたという》

   『●《閣僚としての器量に欠ける大臣がもう1人いた。…高市早苗だ。…
     閣僚が公に発言することがセキュリティー・クリアランスに不適格》
    「(斎藤貴男さん)《ならばなぜ、同じSC基準が首相や閣僚、
     与党政治家たちには適用されず、今回の組閣でも改善が
     徹底されなかったのか》?? 《要はセキュリティークリアランス
     (SC)でハネられ》ないのでしょうか?」

   『●《高市早苗…政治資金規正法違反の疑い…疑惑隠蔽のために「虚偽の
     領収書」を発行…さらなる証言を突きつけられるという事態に発展》

 てつら由伽@yuga_tetsu00055 さんのつぶやき。その画像から文字起こし(https://twitter.com/yuga_tetsu00055/status/1632196406395162625)。東京新聞の【本音のコラム「勇気ある内部告発者」前川喜平】によると、《当時の高市早苗総務相と安倍首相の電話会談の記録について、高市氏は「捏造文書だ」と主張。「捏造文書でなければ大臣も議員も辞職するか」と問われて「結構ですよ」と答弁した》。

   『●「電波」な「凶器」高市総務相の暴走と
     「報道現場の声」: 「自粛」「忖度」「委縮」…が「内部から」
   『●ヒヨる「マスコミがもう一度軍靴の行進に旗を振」る
         世の中で、「東京新聞の読者の数が平和の数」
   『●「メディア側の“自発的隷属化”」のトップランナー
       NHKが、「アベ様の国営放送・犬HK」へと完全変態
   『●東電核発電人災から5年: 「今や世界の笑い者…
      政権批判をいとわないキャスターの首を差し出した」
   『●ニッポンは民主主義国家? 《明白な事実や数字を権力者が
                   都合のいいように変え、信じ込ませようと》…

    《ジョージ・オーウェル 『1984年』だ。これは1949年に出版された
     近未来小説で、高度な全体主義が張り巡らされたディストピア
     (反ユートピア)がテーマとなっている》
    《ジョージ・オーウェルの『一九八四年』…
     「“もう一つの事実”を示したのだ」
     ▼明白な事実や数字を権力者が都合のいいように変え、
     信じ込ませようとする。それこそオーウェルが描いた世界
     ではないか》

   『●スガ殿曰く「報道が萎縮するような実態は
     全く生じていない」…「日本は今や世界の笑い者」、恥ずかしい…
   『●2016年報道の自由度ランキング72位:
      「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪
    《多様な視点や様々な主張が集積された公共的な言論空間を届ける
     ことが、本来のメディアの機能です。公正中立や客観などは
     幻想です。高市早苗総務相のいわゆる「電波停止」発言は、
     政治家が政治的公平性を判断するとのレトリックの段階ですでに
     アウトだけど、そもそも放送法の解釈を間違っているのに、
     メディアは反論できなくなっている。「公平中立」を自分たちの
     エクスキューズとしてきたからです。「両論併記」も同じです。
     両端の位置を誰かが決めなくてはならない。つまり主観です
     絶対的な中立などわからない。それは神の視点です》

   『●軽減税率というお零れと「ジャーナリズムの義務」:
      「権力の犯罪を暴くためなら、権力に対しては…」
   『●卑劣で幼稚で残虐な事件、5月「3日で30年に」…
     「異論を排除する、すさんだ言葉の横行」のその源流
   『●放送法「四条の規律を撤廃することは、
     自由の拡大ではなく、自由縮小」…報道へのアベ様の不当な政治介入
    《政治的公平などを定めた四条を撤廃するという。政権に親和的な番組が
     増えるという狙いが透けて見える気がする…四条の規律を撤廃することは、
     自由の拡大ではなく自由縮小につながる恐れがある…国民の信頼が
     薄れることは放送の自由の縮小である》
    「簡単に言えば、こんな番組だらけにするつもり」
    「最後に、日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/
     放送法4条撤廃問題 テレビが“総安倍チャンネル化”の懸念】…には、
     《放送界もなめられたものである。政府が「政治的公平」や
     「事実の報道」などを求めた放送法第4条の撤廃を検討している問題の
     ことだ。最近の報道で概要がわかってきた。内部文書「放送事業の大胆な
     見直しに向けた改革方針」が明記している由。規制の少ない通信と放送…》。
       斎藤貴男さんに言わせれば《総安倍チャンネル化》だそうだ。世も末だ」

   『●指差しヤジ再び…《責任を問うべきなのは安倍ではない。
      責任を取れない社会の■■を…放置してきた日本社会…》
    《ところが、その杉尾議員が高市総務相に、放送法における
     「政治的公平性」の解釈について問おうとしている最中、安倍首相が
     大臣席から突如、「共産党か!」なるヤジを飛ばしたのだ。
     …安倍首相はその間も、腕を組んだまま椅子にふんぞり返り、
     またもや野党側に指をさして何か口を動かしていた

   『●<それにつけてもアベ様や小池「ト」知事の無能さよ>…《政治の
       無策による人災》の片棒を担いだマスメディアにも大きな責任
    《安倍政権の報道圧力は、国連でもたびたび問題を指摘されてきた。
     同じ2016年4月には、国連特別報告者、デイビッド・ケイ
     (米カリフォルニア大学教授)による調査で「日本の報道機関の
     独立性は深刻な脅威に直面している」と指摘された。…。
      さらに、安倍政権が放送法を盾に放送メディアに圧力をかけている
     ことをズバリ指摘。ケイ氏は、放送法4条に記されている政治的公平
     について「何が公平であるかは政府が判断するべきではない」とし、
     当時、高市早苗総務相が国会で「電波停止もありうる」と発言した
     ことに関連して、「政府は脅しではないというが、メディアは脅し
     と受け取る」などと、政府による報道圧力を危惧。そして、
     「政府は放送法4条を廃止して、メディア規制から手を引くべきだ」
     と述べ、政府以外の独立行政機関が監督すべきだとの考えを
     示したのだ。
      「政府による『中立性』と『公平性』への絶え間ない圧力が、
     高いレベルの自己検閲を生み出しているように見えます」》

=====================================================
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1596712162323755011

本音のコラム「勇気ある内部告発者前川喜平
2023.3.5

 二〇一四年から一五年にかけて、安倍首相官邸がTBSの『サンデーモーニング』といった個別の番組を問題視し、総務省に圧力をかけて番組の「政治的公平」をめぐる放送法の解釈を変えさせた。その経緯に関する総務省の内部文章をもとに、立憲民主党の小西洋之参議院議員が二日に記者会見し、三日に参院予算委員会で質問した。

 「政治的公平」は「一つの番組ではなく、放送事業者の番組全体を見て判断する」としていた解釈を「一つの番組でも、極端な場合は政治的公平を確保しているとは認められない」と変えたことで、政権が個別の番組を「政治的公平」に反すると狙い撃ちできるようになり、放送の自由を委縮させた。首謀者は当時の礒崎陽輔首相補佐官だった。山田真貴子首相秘書官は「変なやくざにに絡まれたって話」と評したという。

 当時の高市早苗総務相と安倍首相の電話会談の記録について、高市氏は「捏造文書だ」と主張。「捏造文書でなければ大臣も議員も辞職するか」と問われて「結構ですよ」と答弁した。今後文書は本物だと分かったら、高市氏は本当に議員辞職するのだろうか?

 文書を提供した総務官僚は「国民を裏切る違法行為を見て見ぬふりをすることはできない」と語ったという。この勇気ある内部告発者こそ真の全体の奉仕者である。(現代教育行政研究会代表)
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●《高市早苗…政治資金規正法違反の疑い…疑惑隠蔽のために「虚偽の領収書」を発行…さらなる証言を突きつけられるという事態に発展》

2023年02月24日 00時00分10秒 | Weblog

[※ 「自民党と旧統一教会の闇」(週刊金曜日 1386号、2022年07月22日) ↑]


 (2023年02月11日[土])
異次元のヅボヅボ、次元の異なるヅボヅボ…「政治とカルト」「アベ様とカルト」「自民党とカルト」「ヅボヅボ党とカルト」。自民党にマトモな議員っているのかね? …これも、どうせ、有耶無耶になるんでしょうけれどもね…。哀しく、情けない国です。

   『●『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文を書ける 
     高市早苗氏は「公平」とか、「倫理」「法」とか口にできるのか?
   『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文:
                      20年前に既にその萌芽が

    《高市氏は国会議員になった翌年に、この本について「候補者と
     認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。私も家族も

     苦しみ抜いた。著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ。
     国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」と
     推薦文を書いていたという》

   『●《閣僚としての器量に欠ける大臣がもう1人いた。…高市早苗だ。…
     閣僚が公に発言することがセキュリティー・クリアランスに不適格》
    「(斎藤貴男さん)《ならばなぜ、同じSC基準が首相や閣僚、
     与党政治家たちには適用されず、今回の組閣でも改善が
     徹底されなかったのか》?? 《要はセキュリティークリアランス
     (SC)でハネられ》ないのでしょうか?」

 あのウルトラ差別主義者の元財務相・副総理にも、ようやく、【麻生自民副総裁を刑事告発 パー券収入不記載で 「裏金の可能性」と専門家 自民主派閥で横行】(アジアプレス・インターナショナル、https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2f85aafbee5bd1e61faf69d9cf9c9dd70db3e5)。これも、《◆「しんぶん赤旗」報道で発覚》。これまた、どうせ、有耶無耶になるに決まっています...。

   『●ド「アホウ節」の《こんな人間が国家の中枢に入り込んでいること
     自体が、麻生風に言えば「みぞうゆう」の事態なのだ》(適菜収さん)
   『●軍事費倍増や増税について「多くの国民の理解を得た」? 繰り返さ
     れるド「アホウ節」…いつまでヅボヅボ党・下駄の雪党の独裁が続くの?
   『●《相変わらず「麻生節」の何のと甘やかす。石原慎太郎の時もこう
     だったが、日本社会の根源的な愚劣さを見せつけられているようで悲しい》

 (適菜収さん)《安倍の周辺はこんなのばかりだが、安倍の総理復帰を猛烈にプッシュしていた高市早苗も同類だ。2014年9月にはネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが発覚。高市は「思想信条が分かっていたら、会いもしなかったし、写真も撮らなかった」と釈明したが、過去にナチス礼賛本「HITLER ヒトラー選挙戦略」に推薦文を寄せていたことも判明。著者は自民党東京都支部連合会事務局広報部長だった小粥義雄だ。13年7月、麻生太郎は憲法改正をめぐるシンポジウムに出席し、「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」と発言。17年8月には、派閥研修会で「(政治は)結果が大事だ。何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ」と述べている。ヒトラーの動機は正しいらしい。要するにナチス礼賛は現在の自民党の体質によるものであり、連中はうっかり本音を漏らしただけだ》。

 リテラの記事【高市早苗と赤旗が「政治資金規正法違反」報道でバトル! 高市が「赤旗」をデマ呼ばわりも領収書偽造や隠蔽工作の実名証言が次々】(https://lite-ra.com/2023/02/post-6261.html)によると、《だが、岸田政権にはいま、もうひとり、閣僚が追い詰められている。大手メディアは大きく報じていないが、じつは、高市早苗・経済安全保障担当相が政治資金規正法違反の疑いで刑事告発された上、高市大臣側が疑惑隠蔽のために「虚偽の領収書」を発行したという疑惑を「しんぶん赤旗 日曜版」が報道。ところが、高市大臣はこれを認めようとせず、「赤旗」の報道をデマ呼ばわりしたところ、さらなる証言を突きつけられるという事態に発展しているのだ》。

=====================================================
https://lite-ra.com/2023/02/post-6261.html

高市早苗と赤旗が「政治資金規正法違反」報道でバトル! 高市が「赤旗」をデマ呼ばわりも領収書偽造や隠蔽工作の実名証言が次々
2023.02.06 07:30

     (高市早苗公式HPより)

 同性婚をめぐる荒井勝喜・首相秘書官の差別発言で、大批判を浴びている岸田政権。だが、岸田政権にはいま、もうひとり、閣僚が追い詰められている

 大手メディアは大きく報じていないが、じつは、高市早苗・経済安全保障担当相が政治資金規正法違反の疑いで刑事告発された上、高市大臣側が疑惑隠蔽のために「虚偽の領収書」を発行したという疑惑を「しんぶん赤旗 日曜版」が報道。ところが、高市大臣はこれを認めようとせず、「赤旗」の報道をデマ呼ばわりしたところ、さらなる証言を突きつけられるという事態に発展しているのだ。

 まず最初に、これまでの流れを整理しよう。事の発端は昨年、高市氏と、高市氏が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部の会計責任者(高市氏の公設第一秘書)を、上脇博之・神戸学院大学教授が政治資金規正法違反の疑いで奈良地検に刑事告発をおこなったことにはじまる。

 告発状などによると、第2選挙区支部は、2019年3月17日に大阪市で、2021年7月24日に奈良市で、それぞれ政治資金パーティを開催。対して、高市氏の選挙区である奈良県山添村の「自民党山添村支部」は、第2選挙区支部に「パーティチケット購入」費として各22万円を支出したことを政治資金収支報告書に記載していた。ところが、各22万円を受け取っているはずの第2選挙区支部の政治資金収支報告書には、山添村支部からの収入が記載されていなかったのだ。

 政治資金規正法では、1回の政治資金パーティで同一の者から20万1円以上のパーティ券の収入があった場合、金額や相手の名前などを記載することを義務付けており、不記載には5年以下の禁錮または100万円以下の罰金という罰則が設けられている。つまり、この高市氏が代表を務める第2選挙区支部には政治資金規制法違反にあたる不記載の疑いがあるとして、上脇教授は奈良地検に告発をおこなったのだ。

 政治資金規正法違反といえば、昨年末、自民党の薗浦健太郎衆院議員が政治資金パーティの収入を約4900万円も過少記載していたことが判明して議員辞職に追い込まれたことが記憶に新しいが、じつはこの一件も上脇教授が政治規制法違反の疑いで2021年に東京地検に薗浦氏の告発状を出したことがきっかけだった。

 ただ、じつのところ、パーティ券収入が記載されていないという問題はとくに自民党議員に頻発しており、メディアなどから不記載の指摘を受けると議員の事務所側は「事務的なミス」「確認漏れだった」と言い訳し、「直ちに訂正する」などと対応することで違法性の追及から逃げ、有耶無耶にしてきた

 ところが、高市大臣は今回の政治資金規正法違反の告発に対し、驚きの対応に打って出る


■違法の証拠である領収書が差し替え! 高市早苗大臣に都合のいい内容に…

 この告発を受けて「しんぶん赤旗 日曜版」編集部が、昨年より取材を開始したところ、高市氏が代表を務める第2選挙区支部の会計責任者が、12月16日におこなわれた同編集部の取材に対し、奈良地検から呼び出されたことを認めながらも、「山添村支部に販売したパーティー券は、19年は20万円分、21年は12万円分だ。先方が勘違いして22万円と記載した」と主張したのだ。

 しかし、「赤旗日曜版」は、2019年に山添村支部が第2選挙区支部に22万円を支出したことを示す振り込み明細と、2021年に山添村支部から第2選挙区支部が22万円を受け取ったことを示す領収書の写しを入手していた。また、購入した側の山添村支部の会計責任者も赤旗の取材に「支部では(パーティー券を)11枚購入し、11人が参加した。高市さん側から案内があり、行く人を募ったところ、11人だった」と具体的に証言していた。

 ところが、高市大臣が代表を務める第2選挙区支部側は「山添村支部側が間違っている」「山添村支部には12万円分しか買ってもらっていない」などと主張。

 しかも、「赤旗日曜版」の取材から3日後、山添村支部が高市大臣側の主張どおりに2021年分の政治資金収支報告書を訂正したのだが、「赤旗日曜版」によると、〈違法の疑いの“証拠”である22万円の領収書を、編集部の取材後に第2選挙区支部が再発行した12万円分の領収書に差し替え、奈良県選挙管理委員会に提出〉したという。

 「赤旗日曜版」は、この「領収書差し替え」について、1月15日号で〈違法の疑いの“証拠”を“亡きモノ”とした〉と指摘。上脇教授も「山添村支部の支出が22万円だった場合、高市氏側の不記載となる。その訂正を免れるため高市氏側が虚偽の領収書を再発行し、山添村支部側に虚偽の報告をさせた疑いが出てくる」「領収書は支出側と受領側が取り交わした証明書だ。告発後に違法の“証拠”となる領収書を差し替えるなど聞いたことがない違法性を否定するために虚偽の領収書を発行したとすればこれ自体が重大問題だ」とコメントした。

 だが、この「赤旗日曜版」の報道に高市大臣は強気の姿勢に出た。13日におこなわれた閣議後会見で、日本テレビの記者がこの問題について質問すると、「まったく事実ではない」「『(領収書を)差し替えた』という件に強く抗議したい」「強く憤っている」と報道を否定。さらに、高市大臣は、1月16日にこうツイートした。

〈共産党の「赤旗」の報道で大迷惑をしていますが、私が支部長を務める自民党奈良県第二選挙区支部は、正しい領収書を発行し、正確な収支報告をしています。事務的ミスをした他の地域支部が収支報告を修正したまでの話です。〉

 つまり、高市大臣は「領収書差し替え疑惑」を全面否定し、報道に対し「強く憤っている」「大迷惑をしている」と怒りをあらわにしたのだ。

 しかも、高市大臣のこうした“怒りの表明”によって、高市応援団やネトウヨまとめサイトなどは「しんぶん赤旗がデマ!」「赤旗はデマで高市さんを引き摺り下ろす作戦したが失敗しました」「赤旗はちゃんと訂正したの?」などと赤旗の報道をデマ扱い他のマスコミも後追いや疑惑を深掘りすることはなかった


■高市早苗大臣は「山添村支部のミス」と説明するが、そんなミスあり得るのか?

 だが、高市大臣が“身の潔白”のためにおこなった説明は、かなり不自然なものだった。

 まず、高市大臣の説明によると、第2選挙区支部が22万円を集金した際に山添村支部宛で領収書を発行したが、そのあとすぐに電話がかかってきて「山添村支部で購入した分は12万円分。あとは個人がそれぞれ自分のお金で購入したので個人宛で領収書を送ってほしい」と言われた。そのため山添村支部宛に12万円分の領収書と計10万円分の個人宛の領収書を発行した。つまり、山添村支部からの支払いは22万円でなく10万円も少ない12万円であり、領収書を再発行したのは告発後ではなく2021年7月当時だったと主張した。

 さらに高市大臣は、こうも説明した。

「山添村支部の状況を聞いたら、毎年、総会のたびに会計責任者が変わっている。お金の出入りがあった時期と収支報告を作成する時期は違うので、全然違う人が(会計責任者を)やっている。なので、たまたま先に発行して廃棄してくれと言った22万円のほうの領収書を使って、向こう(山添村支部)は報告書をつくってしまった」

 ようは、すべて山添村支部のミスと体制に問題があって、高市大臣側は何ら間違いはなかったと主張しているわけだ。

 しかし、この主張に対し、上脇教授は「収支報告書を提出した際の会計責任者は当時、事務担当者だった。領収書を切りなおすという出来事を知らないはずがない」「年間収入が数十万しかない山添村支部で、収支が10万円もあわなければ、すぐに誤記に気が付くはずだ」と指摘(「しんぶん赤旗 日曜版」1月22日号)。朝日新聞(1月14日付)によると、〈与党内からは「これはダメだ大丈夫なわけがない」との声が出た〉という。

 しかも、高市大臣は「赤旗 日曜版」最新の2月5日号で新たな疑惑と証言を突きつけられることになった


■高市早苗大臣側の偽装工作をうかがわせる実名証言が続々と…

 前述したように、高市氏が代表を務める自民党第2選挙区支部のパーティをめぐっては、領収証を差し替えた2021年だけでなく、2019年にも山添村支部が22万円を支出。同支部が2019年3月15日、第2選挙区支部に22万円を一括で支払った際の払込票兼受領証も残っていた。

 しかし、高市大臣がTwitterで「赤旗の報道に大迷惑をしている」と投稿したのと同じ1月16日には、奈良県選挙管理委員会のHPに山添村支部が訂正した2019年分の政治資金収支報告書が掲載。昨年11月22日に山添村支部はこの払込票兼受領証を削除し、第2選挙区支部が新たに発行した20万円の領収書に差し替えるかたちで、奈良県選挙管理委員会に収支報告書の訂正をおこなっていたのだ。

 そして、「赤旗日曜版」編集部が山添村支部を取材したところ、疑惑隠蔽のための偽装工作をうかがわせる証言が次々と浮上したのである。

 差し替えられた領収書の日付は、2019年3月15日となっていたが、収支報告書の訂正をおこなった2019年当時の事務担当者である大谷敏治・山添村議が取材に対し、このような証言をおこなった。

「(訂正は)高市事務所とのやりとり(がきっかけ)」
「(20万円の)領収書は、昨年11月の告発後に高市事務所が新たに発行したものを受け取った」

 なんと、上脇教授が不記載の疑いで刑事告発した昨年11月以降に、高市事務所が領収書を新たに発行していたというのだ。

 しかも、高市サイドの偽装工作疑惑を証言したのは大谷村議だけではなかった。訂正をおこなった収支報告書には、訂正印として山添村支部の現在の会計責任者である西忠護・山添村議の名字である「西」のハンコが押されているのだが、当の西氏もこう証言したのだ。

「19年、21年のいずれの訂正も私は関与しておらず、詳細も聞いていない。大谷さんが訂正するような話は聞いたが、『西』のハンコは私が貸したものではなく、大谷さんが用意した。(20万円の)領収書も見たことがない」

 さらに、2019年6月から2022年2月まで同支部の会計責任者を務めた向井秀充・元山添村議も、こう証言している。

「山添村支部の2019年分の収支報告書は私が作成した。しかし20万円の領収書など見たことがない」
「19年分の収支報告書は奈良県選管に提出する前に自民党奈良県連にも確認してもらった。収支報告書は会計帳簿や資料をもとに作成しており、根拠がある。訂正には根拠がないと思う」

 そればかりか、山添村支部の現在の代表者である福井新成・元山添村議も、こう述べているのだ。

訂正は(赤旗)日曜版報道で知った。事前にも事後にも報告はなかった」

 つまり、これらの証言をまとめると、刑事告発をされて高市氏側は慌てて20万円の領収書を発行し、山添村支部の現在の代表者や会計責任者が知らないなか、高市氏に違法性が問われないかたちに訂正された収支報告書が選管に提出されていた疑いがあるのだ。

 その上、新たな疑惑を突き止めた「赤旗日曜版」編集部の質問に対し、高市事務所は回答せず。1月13日の会見で高市大臣は「赤旗からの取材にも誠意をもって対応している」と主張していたにもかかわらず、だ。

 虚偽の領収書差し替え疑惑に、国民に対する虚偽説明の疑惑──。そもそも高市大臣にはこれまでも、約875万円の収入の不記載問題や高市後援会企業の不透明融資問題など、カネをめぐる疑惑がたびたび浮上。また、最近は「嘘つき」疑惑も話題に。昨年、会合で高市大臣が「(安倍晋三・元首相の)国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」と発言したと三重県議が投稿したことに対し、高市大臣は「そのような発言をすることはない」「そもそも大陸という言葉は使わない」などと否定したが、「AERA.dot」の取材に対し、会合に出席したある市議は、高市大臣からその旨の発言があったことを証言したからだ。

 しかも、問題は言い逃れの嘘にとどまらない。もし、高市大臣側が、政治資金規正法違反から逃れるために虚偽の領収書を発行していたとなれば、これは証拠の捏造とも言うべきとんでもない重大問題だ。捜査の進展に注目するだけでなく、高市大臣には収支報告書の訂正にいたった経緯をはじめとして、しっかりと説明する責任があるのは言うまでもない。

(編集部)
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●《閣僚としての器量に欠ける大臣がもう1人いた。…高市早苗だ。…閣僚が公に発言することがセキュリティー・クリアランスに不適格》

2022年10月21日 00時00分23秒 | Weblog

[※ 「統一教会だけじゃない! 自民政治の背景に これだけの宗教右派」(週刊金曜日 1395号、2022年10月07日) ↑]


(20221009[])
《閣僚としての器量に欠ける大臣がもう1人いた。経済安保相・高市早苗だ》(日刊スポーツ)…な~んで、閣僚になってんの? ズブズブ壺壺ヅボヅボなアベ様のおかげ? 《「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」…に不適格》でしょうに。

   『●統一協会汚染議員一掃…《支持者こそが提言しなければならない善後策
      …あれだけ奉り続けた…元首相が、彼らのせいで殺されたのだから》
    【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/自民党は独善の塊…
     カルトに支配された政権では国民は救われない
    《冷戦が終わって30年余。もはや自民党は、反共うんぬんという
     よりは、己と己の権力を保障してくれる米国のためなら何でもする
     独善の塊だ。政権与党の情報を統一教会経由でダダ漏れさせる
     一方で、デジタルでがんじがらめの監視社会構築に血道を上げる
     かの経済安保の文脈でも、いずれ「セキュリティークリアランス」
     なる制度の導入が急がれることになるだろう。機密情報に触れる
     可能性のある人物の家族や友人・知人の属性、職業、言動の履歴、
     思想傾向までを洗い出して評価・格付けする。「権力に従順である
     べしとする“調教”効果も狙われている
      考えてみれば、安倍氏の国葬だなんて、それだけでカルトでは
     ないのか最悪の腐れ縁を絶てない権力に支配され続ける限り、
     日本国民は永久に救われない。自民党はこの際、徹底した
     自己検証の上で統一教会絡みの人とカネだけでも一掃し、
     ゼロから出直すべきである

   『●第2次キシダメ改造内閣の悲惨な船出 ―――― 統一協会非汚染者
     による組閣や役員人事もままならない、ズブズブヅボヅボな自民党…
    【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/2次岸田改造内閣発足
     閣僚には安全保障の人物審査をやらないのか
    《「(自衛隊では)統一教会=韓国という認識であり、文鮮明は北朝鮮
     ・朝鮮労働党の工作員という見方もある。また、彼には借金もあった。
     多額の借金を抱える人の場合、情報を金で売る可能性もある」
      要はセキュリティークリアランス(SC)でハネられたというわけだ。
     機密情報に触れる可能性のある人物の犯罪歴や財務状況をはじめ、
     家族、親族、友人・知人らの属性、職業、言動の履歴、趣味嗜好、
     思想に至るまでを調査して人材の配置等に反映させる。経済安保の
     法制化とともに、官庁や企業への本格的な導入が進められつつある
     制度であり、概念である。
      私は原則的に反対の立場だ。若者の就職等における深刻な人権侵害
     が必定で、かつ「権力に従順でない者は排除するというメッセージ
     がまき散らされる結果が明白だからだが、現実にはとっくの昔に実施
     されていた
      ならばなぜ、同じSC基準が首相や閣僚、与党政治家たちには適用
     されず、今回の組閣でも改善が徹底されなかったのか。いくら自衛隊
     でも末端の隊員と彼らのどちらが機密に近いか、わかり切っている
     にもかかわらず。》

 (斎藤貴男さん)《ならばなぜ、同じSC基準が首相や閣僚、与党政治家たちには適用されず、今回の組閣でも改善が徹底されなかったのか》?? 《要はセキュリティークリアランス(SC)でハネられ》ないのでしょうか?
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/器量に欠ける大臣がもう1人】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202210070000054.html)によると、《★閣僚としての器量に欠ける大臣がもう1人いた。経済安保相・高市早苗だ。1年前の自民党総裁選挙では元首相・安倍晋三の後押しなどもあり、保守派の先鋒(せんぽう)として台頭したが、党政調会長になると幹事長・茂木敏充とそりが合わず、改造人事で入閣となったが、その時もグズグズと入閣に難癖をつけ、党内をあきれさせた。この調子で党内に軋轢(あつれき)を生じさせているが、今回は閣僚としての発言であり、この決着次第では高市の将来の政治生命までも脅かしかねない ★2日に名古屋市内で行われた「日本会議」の講演会での発言。「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという」というものだが、真偽も含め閣僚の発言としては重大だ》。

   『●『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文を書ける 
     高市早苗氏は「公平」とか、「倫理」「法」とか口にできるのか?
   『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文:
                      20年前に既にその萌芽が

    《高市氏は国会議員になった翌年に、この本について「候補者と
     認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。私も家族も

     苦しみ抜いた。著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ。
     国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」と
     推薦文を書いていたという》

 (適菜収さん)《安倍の周辺はこんなのばかりだが、安倍の総理復帰を猛烈にプッシュしていた高市早苗も同類だ。2014年9月にはネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが発覚。高市は「思想信条が分かっていたら、会いもしなかったし、写真も撮らなかった」と釈明したが、過去にナチス礼賛本「HITLER ヒトラー選挙戦略」に推薦文を寄せていたことも判明。著者は自民党東京都支部連合会事務局広報部長だった小粥義雄だ。13年7月、麻生太郎は憲法改正をめぐるシンポジウムに出席し、「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」と発言。17年8月には、派閥研修会で「(政治は)結果が大事だ。何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ」と述べている。ヒトラーの動機は正しいらしい。要するにナチス礼賛は現在の自民党の体質によるものであり、連中はうっかり本音を漏らしただけだ》。

=====================================================
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202210070000054.html

コラム
政界地獄耳
2022年10月7日7時49分
器量に欠ける大臣がもう1人

閣僚としての器量に欠ける大臣がもう1人いた。経済安保相・高市早苗だ。1年前の自民党総裁選挙では元首相・安倍晋三の後押しなどもあり、保守派の先鋒(せんぽう)として台頭したが、党政調会長になると幹事長・茂木敏充とそりが合わず、改造人事で入閣となったが、その時もグズグズと入閣に難癖をつけ、党内をあきれさせた。この調子で党内に軋轢(あつれき)を生じさせているが、今回は閣僚としての発言であり、この決着次第では高市の将来の政治生命までも脅かしかねない

★2日に名古屋市内で行われた「日本会議」の講演会での発言。「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという」というものだが、真偽も含め閣僚の発言としては重大だ。もっともその発言を三重県の県議がツイッターに上げ、拡散されたものだが、高市がどんな情報ソースから手に入れた話かを含めて要領を得ない。前幹事長・甘利明も同様の発言をネットに上げているので、何らかの情報に基づいているのかもしれないが、もしこの情報が本当ならば、とんでもないことが我が国のネット空間で起きていて、ハッキングのレベルでない状況があるということになる。一方、隣の大陸とは「中国を指す」と県議は認めており中国政府から何らかの照会があった場合に岸田内閣はどう返答するのか。野党も手ぐすね引いているに違いない。

★そもそも、経済安保相としての発言の責任はどうするのか。高市が取り組んでいるのは機密などを扱う人材の適正とアクセス権を確立しようという経済安保の骨格になる「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」制度の実現だ。うわさであろうが閣僚が公に発言することがセキュリティー・クリアランスに不適格といえる。官房長官や首相がこの問題に反応しないこともおかしい。またそれをよかれと思ってツイートする県議。いずれも自民党と政府のリテラシーやガバナンスが問われるのは必至だ。(K)※敬称略
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●第2次キシダメ改造内閣の悲惨な船出 ―――― 統一協会非汚染者による組閣や役員人事もままならない、ズブズブヅボヅボな自民党…

2022年09月01日 00時00分00秒 | Weblog

[※ 「自民党と旧統一教会の闇」(週刊金曜日 1386号、2022年07月22日) ↑]


// (2022年08月21日[日])
《国葬には値しない》、 断固として国葬反対
 《民主主義を踏みにじって力で物事を進めてきたのが「安倍政治」》。目取真俊さんのブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/〈季刊 目取真俊〉30回】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/e4a09cb66a86f3c7d43272fc9329446d)によると、《こういう社会を立て直そうと思うのなら、安倍晋三元首相の死を悼むだけでなく、その功罪をきちんと問うべきだ。「空白の30年」「失われた30年」で日本社会がどのように変質し、問題はどこにあったのかを洗い出すべきだ。政治と宗教の癒着や新自由主義による貧困、格差の拡大などを改めていかないかぎり、問題はさらに深刻になっていく。沖縄の基地問題にしてもそうだ。市民が選挙や県民投票、デモや集会など民主的な手法で訴えても、国が力で押し潰し、地方自治をないがしろにして辺野古新基地建設を強行する。民主主義を踏みにじって力で物事を進めてきたのが「安倍政治」であり、それこそが克服されなければならない。国会の場で質問する野党議員にヤジを飛ばし、鼻で笑って嘘をついていた安倍元首相の姿を私は忘れない森友学園問題加計学園問題桜を見る会の問題など、政治を私物化してきた実態を見れば、その死がどれだけ悲惨であっても国葬には値しない》。
 《功罪》の《罪》しか思い浮かばない政治家ばかりで、その筆頭がアベ様だ。

 統一協会非汚染者による組閣や役員人事もままならない、ズブズブヅボヅボな自民党。前川喜平さん《カルト対策が進まないのは、政治家と宗教団体が持ちつ持たれつの関係だからです。政治家は集票や選挙中の勤労奉仕を期待し、教団側は所轄庁や税務署との緩衝材の役割をあてにする》。アベ様は票の差配までするヅボヅボさ。さらには、『報道特集』などの報道を見ていると、地方政治にまで統一協会が侵食していて、暗澹たる気分になる。《この期に及んでカルト教団と絶縁できず、関係の深い人間を切れない集団が日本を差配》するニッポンでいいのか?
 日刊ゲンダイの【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/第2次岸田改造内閣発足 閣僚には安全保障の人物審査をやらないのか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309847)によると、《異常に過ぎはしないかこの期に及んでカルト教団と絶縁できず、関係の深い人間を切れない集団が、なおも日本の国を差配し続けるというのだ。…いま統一教会を叩く報道は安倍氏を貶める行為に他ならないとする主張もあるやに聞く。だが違う。事は元首相の殺人に関わる問題だ。日本の未来を考える限り、この機に膿を出し切る以外の選択肢などあり得ない》。

 沖縄県知事選。自公系の佐喜眞敦氏は、しかも、日本会議系だ。一方、お維の下地幹郎氏はカジノ利権系。統一協会汚染日本会議系氏やカジノ利権系氏が沖縄県知事候補って、どんだけ悲惨な地獄絵図…。
 再び、【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/海上行動メンバーによる街宣活動】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/dc7af413972c3e6184c6e627c4d1c1e9)によると、《9月11日に行われる沖縄県知事選挙や名護市議会議員選挙まで1ヶ月をきっている。街宣活動では辺野古新基地建設反対を訴えると同時に、県知事選挙や名護市議会議員選挙についても訴える発言が続いた。県知事選挙で自民党・公明党が推す佐喜眞敦氏は、統一教会やその関連団体の集会などにかなりの回数参加している。インターネットのウィキペディアで佐喜眞敦氏の項目を見ると、〈統一教会との関係〉について参加した催しなどが記されている。2019年9月には台湾で開かれた統一教会の既婚信者の〈既成祝福式〉に来賓として参加したようだが、旅費や宿泊費、飲食費などはどうなっているのだろうか。そもそも、来賓として招かれること自体が、統一教会との関係の深さを示しているのではないか。沖縄県内にも統一教会の霊感商法などによる被害者はいる。佐喜眞氏は県民に対し、来賓として招かれた経緯や金銭のやり取りなどをきちんと説明すべきだ》。
 2022年8月20日(土) の『報道特集』でも詳しく報じられた。統一協会票の影響をどこまで排除できるか、心配だ。

 ズブズブ壺壺ヅボヅボなアベ様は票の差配までしていた訳で、国葬など許されようはずもない。《党内の安倍シンパ》の皆さんから、なぜに、統一協会批判が噴出しないのでしょうね。僅かながらも、統一協会非汚染自民党議員も居るでしょうに。
 日刊ゲンダイのコラム【立岩陽一郎 ファクトチェック・ニッポン!/岸田新内閣で注目は葉梨法務大臣 地検特捜部と国税の連携で旧統一教会を捜査する可能性】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309866)によると、《もうひとつには、教団との関係を最も知り得る立場の幹部が既に死亡しているという事実だ。調査の結果、全ては安倍元首相のみが知り得る立場という結論で終わる可能性は高い。その時、安倍元首相の国葬は断念せざるを得なくなる。それでは世論はもちろん、党内の安倍シンパからの突き上げも起きて政権はもたないだろう》。

   『●「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟…どうするの」と
     ヤジり返して、アベ様にそれらの真偽を確認してもらうべきだった
   『●あとの祭り…《故人の過大評価、美化・神格化…「安倍元首相の悲願は
        憲法改正」「憲法改正が安倍元首相の夢だった」》の垂れ流し…
   『●《二〇二一年時点で民主主義国は八十九で、権威主義国は九十。世界人口
       の七割の約五十四億人が権威主義下で暮ら》す…91国目に堕ちる?
   『●《私は意見を言いません、強いものの近くにいたいのです、という宣言
      に、音楽業界の偉い人がすり寄っているという光景は、あまりに…》
   『●前川喜平さん《「暴力と言論」…言論の衰退と暴力の増長の悪循環を
     止めるには言論を立て直すしかない。だから今言論が委縮してはいけない》
   『●《メディアコントロール》という置き土産 … 《新聞・テレビはこの
      宗教団体の名前を報じていないが、ネット上では「統一教会」…》
   『●《彼のしたこと、しようとしてきたことはただただカネ儲け、戦争が
     できる国への道づくりだった》…それを支持する「1/4」と「2/4」
   『●《「民主主義への挑戦・冒涜」という点で言えば、それこそ安倍政権の
        8年とは、まさに民主主義への挑戦と冒涜、否定の連続であった》
   『●《元首相の死によってすべての疑惑を闇に葬り去るどころか、安倍氏を
     神格化しようとしている》…「民主主義を断固として〝破壊〟する決意」
   『●「不気味な兆候」は既に現実になっている…《まさに言論の砦たる
        メディアとメディア人の役割が問われています》(青木理さん)
   『●《少数意見を尊重し、歩調を合わせようと努めて議論を重ね、成り
     立ってきた戦後民主主義ではないか。それを「聞かない」とは。…》
   『●《メディアコントロール》は続いている…《だからといって、政治》と
     統一協会の《関係について徹底追及がおこなわれているわけではない》
   『●武田砂鉄さん《繰り返し問題視されてきた団体…付き合いが深い議員…。
      再発防止のためにも、宗教と政治の関係を洗い出すのが必要不可欠》
   『●つまり、アベ様は《堂々と、司法の場でも違法性が指摘されている》
     統一協会の《実質トップの名前を自ら挙げ、敬意を表したのである》
   『●キシダメ首相は「民主主義を断固守る」ために国葬を行うというが、
     (政界地獄耳)《よほど民主主義を逸脱し独裁的ではないのか》?
   『●統一協会名称変更問題…《実体が変わらないのに、名称を変えることは
         できない》はずなのに、《あり得ない》ことがなぜ可能になったの?
   『●元文科相からして、統一協会とズブズブだったのではないのか? 反面
      教師として、文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』に載せては?
   『●伊達忠一前参議院議長が元総理に統一協会票を依頼したと驚きの証言…
     《今回…安倍さんは…。『井上(義行氏)をアレ(支援)するんだ』…》
   『●汚染責任者アベ様という壺の蓋が割れた瞬間に、自民党“統一協会汚染”
      物質が壺から噴出…衆参院議長、防衛相、文科相、国家公安委員長…
   『●《暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または
     個人》=統一協会…《自民党が大っぴらに反社とつながっていることに》
   『●茂木敏充幹事長、統一協会と「党としては一切関係がない」…《その
     爛れた関係が岸信夫防衛相や二之湯智国家公安委員長、末松信介文科相…》
   『●《法外な寄付を集め、家庭を崩壊させるような活動が問題に…次々と関与が
       判明する自民党こそ、教団との関係を国会の場で丁寧に説明すべき》
   『●《このように安倍氏の一存で統一教会の組織票の差配が決まっていたと
     すれば…》…もはや開いた口が塞がらないよ。どこまでズブズブだったの?
   『●安田菜津紀さん《安倍政権とは何だったのか…「強きにすり寄り、
      弱きをへし折る政権」…「引き継がれた『膿』を出し切るのはこれから」》
   『●統一協会汚染議員一掃…《支持者こそが提言しなければならない善後策
      …あれだけ奉り続けた…元首相が、彼らのせいで殺されたのだから》
   『●斎藤貴男さん《安倍政治の最大の罪は、民主主義を完全に形骸化し、
     日本社会を根底から腐らせたこと…》《ネポティズム》《冷笑主義の蔓延》
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
     なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●悍ましい構図…さらには、アベ様が票の差配までするほどズブズブ
       ヅボヅボだった訳ですが、そんな自民党に投票するとはねぇ…
   『●統一協会…《自民党の政策決定や政権運営にどのような影響があった
     のか、真相を解明して再発防止策を講じる》べきなのに、全くその気無し
   『●憲法53条…《本来国会は開かなければならないが、安倍内閣では
     その要求を無視し続けていたことがある。岸田政権も応じる気がない》
   『●《自民党右派…政界の右派のみならず、それを支える日本最大の右派
     改憲団体、日本会議など》も統一協会と《「蜜月」関係を築いてきた》??
   『●統一協会が《法令に反するなどの例》は山のようにある訳で、《実体が

       変わらないのに、名称を変えることはできない》ことに何の問題?

=====================================================
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309847

斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

二極化・格差社会の真相
2次岸田改造内閣発足 閣僚には安全保障の人物審査をやらないのか
公開日:2022/08/17 06:00 更新日:2022/08/17 06:00
今だけ無料

   (この期に及んでカルト教団と絶縁できず
    関係の深い人間を切れない集団が日本を差配(C)共同通信社)

 第2次岸田改造内閣が発足した。統一教会との関係に配慮した人選とされるが、加藤勝信厚生労働相や寺田稔総務相ら、コネクションの存在が知られている人が幾人もいる。副大臣や政務官クラスとなると、宗教団体を所轄する文部科学省の井出庸生副大臣(井出一太郎元内閣官房長官の孫。元NHK記者)ら、20人にも上るという。

 いずれも比較的には浅い仲だと言われるものの、そこは自民党、どんな爆弾が潜んでいるかもわからない。実際、閣僚でこそなくなったが自民党政調会長の要職に納まった萩生田光一前経済産業相ごときは、統一教会の関連団体で理事を務めていた事実が報じられている。

 異常に過ぎはしないかこの期に及んでカルト教団と絶縁できず、関係の深い人間を切れない集団が、なおも日本の国を差配し続けるというのだ

 「文芸春秋」9月号のルポ「安倍元首相暗殺と統一教会」(森健)に、興味深い記述があった。山上徹也容疑者は海上自衛隊時代、特に母親のせいで閑職に追いやられていたという。海自関係者がこう語ったのだとか。

「(自衛隊では)統一教会=韓国という認識であり、文鮮明は北朝鮮・朝鮮労働党の工作員という見方もある。また、彼には借金もあった。多額の借金を抱える人の場合、情報を金で売る可能性もある」

 要はセキュリティークリアランス(SC)でハネられたというわけだ。機密情報に触れる可能性のある人物の犯罪歴や財務状況をはじめ、家族、親族、友人・知人らの属性、職業、言動の履歴、趣味嗜好、思想に至るまでを調査して人材の配置等に反映させる。経済安保の法制化とともに、官庁や企業への本格的な導入が進められつつある制度であり、概念である。

 私は原則的に反対の立場だ。若者の就職等における深刻な人権侵害が必定で、かつ「権力に従順でない者は排除するというメッセージがまき散らされる結果が明白だからだが、現実にはとっくの昔に実施されていた

 ならばなぜ、同じSC基準が首相や閣僚、与党政治家たちには適用されず、今回の組閣でも改善が徹底されなかったのか。いくら自衛隊でも末端の隊員と彼らのどちらが機密に近いか、わかり切っているにもかかわらず。

 いま統一教会を叩く報道は安倍氏を貶める行為に他ならないとする主張もあるやに聞く。だが違う。事は元首相の殺人に関わる問題だ。日本の未来を考える限り、この機に膿を出し切る以外の選択肢などあり得ない
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●統一協会汚染議員一掃…《支持者こそが提言しなければならない善後策…あれだけ奉り続けた…元首相が、彼らのせいで殺されたのだから》

2022年08月19日 00時00分56秒 | Weblog

[※ 「国葬反対」(週刊金曜日 1388号、2022年08月05日・12日合併号) ↑]


(2022年08月07日[日])
それでも、自公お維コミを支持するのですか? 正気ですか?
 統一協会汚染議員の一掃…《本来は支持者こそが提言しなければならない善後策であるはずだ。あれだけ奉り続けた元総裁であり、元首相が、彼らのせいで殺されたのだから》。真の保守・真の右翼の皆さん、何してるんですか? 斎藤貴男さんの仰る通り、《自民党は独善の塊…カルトに支配された政権では国民は救われない》。

 日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/自民党は独善の塊…カルトに支配された政権では国民は救われない】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309181)によると、《つくづく呆れた連中だ。実兄あるいはボスが殺された元凶とされる組織を、この期に及んで擁護した。どちらも釈明に躍起だそうだが、もう遅い。腐れ縁は安倍晋三元首相にとどまらず、安倍派、さらには自民党全体に根を張っている現実を、モロに見せつけられた感がある》。

   『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
      「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」…「珍芸」
   『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』… 
      コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?
   『●「教育立国協議会」会長による「珍芸」…「不正文科相が子どもに
     「道徳心」を説き得る」「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」等々

 名称変更問題…元「珍芸」文科相案件ということは、数多のアベ様案件の一つということでもある。
 日刊ゲンダイの記事【追い詰められる自民党…旧統一教会の名称変更問題で「下村議員許すまじ」と文科省反乱か】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309247)によると、《■なぜ文化庁が間違いだらけの文書を開示したのか それにしても興味深いのは、なぜ文化庁が間違いだらけの文書を野党議員に開示したのか、だ。自分たちの対応が、いかにデタラメだったのか、自ら公表するようなものだからだ。名称変更当時の文科相・下村博文衆院議員に対する“反乱”が文科省内で起きているという見方がある。「下村氏は当初、ツイッターで『文化庁によれば、通常、名称変更については大臣に伺いを立てることはしない。今回の事例も最終決裁は、当時の文化部長』と弁解した。全責任を役人に押し付けようとした。しかしその後、有田芳生前参院議員が保有していた文書で、文化庁が大臣に事前報告していたことが明らかになり、下村氏は説明を変えた。文科省内では『下村氏は文化部長に全責任を押し付けるつもりなのか』と怒りが渦巻いています」(文科省関係者)》。

 統一協会の《実質トップの名前を自ら挙げ、敬意を表した》ズブズブヅボヅボな“天敵”! 票の差配までしていたヅボヅボな“天敵”。
 日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/安倍元首相が旧統一教会の“天敵”って…飲んでるお茶を噴いてしまったぜ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309337)によると、《「(前略)統一教会の“天敵”だった安倍晋三氏を真逆の“シンパ”に仕立てあげる地上波とアベガーの酷さ、創価学会丸抱えで中国共産党の主張と同一化する公明党の問題点を指摘。反響が大きくて驚いた」(門田隆将・作家、ジャーナリスト)…安倍元首相が、旧統一教会の天敵だった? ふぁっ、飲んでるお茶を噴いてしまったぜ。教会のダミー団体の人を、安倍さん主催の『桜を見る会』に招待していたじゃん。教団の大会に、嬉々としてお祝いメッセージ出してたじゃん。最近の報道では、安倍さんの了解がなければ、選挙の時、教団に応援を頼めなかった、ということまでわかっている。他の番組出演者も、なぜそのことを指摘しない? 情弱か?…門田氏と門田氏の番組を観ている人だけが理解できないでいるみたいだが、そういう関係を“天敵”とはいわない。むしろ、“ズブズブ”とか“仲良し”という言葉が適切である。…あのね、必死になってそんなことをしても、統一教会がこれまで日本でしでかした史上最大の消費者被害は消えないの。日本人が今も苦しめられているの。韓国の反社会的な夫婦に(韓国という国ではないからね)。そのことについて、どう思う? この人と、この人のシンパは、始終とんでもない陰謀論やデマを流し、隣国に拳を上げてみせることが愛国だと思ってる。今度の敵は、公明党と中国共産党だって。そういうの、同じ日本人として、恥ずかしいし、迷惑なんです》。

 統一協会の《実質トップの名前を自ら挙げ、敬意を表した》ヅボヅボな《関係は一切ない》人! 票の差配までしていたヅボヅボな《関係は一切ない》人!
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/旧統一教会に手助け持ちかけられると断れない】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202208050000094.html)によると、《★自民党もいろいろ考えなくてはならない。…旧統一教会が手を差し伸べるのは元首相・安倍晋三の指示ばかりではない。大方、選挙に弱いところに入り込んでいくものなのではないか。帯広市議会(自民会派)・清水誠一市議のように「霊感商法というのは勝手にマスコミが造語しただけの話」とまで言う。これが自民党幹事長・茂木敏充の言う「党との組織的な関係は一切ない」と同義語なのだろうか。つまり旧統一教会は組織的な関係ではなく党承知の裏部隊だったのではないか。…あれだけ旧統一教会との関係を開き直っていた自民党参院議員・井上義行は3日、「お騒がせ、ご心配をかけていることをおわび申し上げる」とコメントを発表。名称が変更された当時の文科相だった自民党衆院議員・下村博文までもが4日、「今となったら責任を感じる。大臣だったので(状況を)踏まえながら考えていく必要があった」と言い出した。茂木は修正した方がいい》。

   『●「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟…どうするの」と
     ヤジり返して、アベ様にそれらの真偽を確認してもらうべきだった
   『●あとの祭り…《故人の過大評価、美化・神格化…「安倍元首相の悲願は
        憲法改正」「憲法改正が安倍元首相の夢だった」》の垂れ流し…
   『●《二〇二一年時点で民主主義国は八十九で、権威主義国は九十。世界人口
       の七割の約五十四億人が権威主義下で暮ら》す…91国目に堕ちる?
   『●《私は意見を言いません、強いものの近くにいたいのです、という宣言
      に、音楽業界の偉い人がすり寄っているという光景は、あまりに…》
   『●前川喜平さん《「暴力と言論」…言論の衰退と暴力の増長の悪循環を
     止めるには言論を立て直すしかない。だから今言論が委縮してはいけない》
   『●《メディアコントロール》という置き土産 … 《新聞・テレビはこの
      宗教団体の名前を報じていないが、ネット上では「統一教会」…》
   『●《彼のしたこと、しようとしてきたことはただただカネ儲け、戦争が
     できる国への道づくりだった》…それを支持する「1/4」と「2/4」
   『●《「民主主義への挑戦・冒涜」という点で言えば、それこそ安倍政権の
        8年とは、まさに民主主義への挑戦と冒涜、否定の連続であった》
   『●《元首相の死によってすべての疑惑を闇に葬り去るどころか、安倍氏を
     神格化しようとしている》…「民主主義を断固として〝破壊〟する決意」
   『●「不気味な兆候」は既に現実になっている…《まさに言論の砦たる
        メディアとメディア人の役割が問われています》(青木理さん)
   『●《少数意見を尊重し、歩調を合わせようと努めて議論を重ね、成り
     立ってきた戦後民主主義ではないか。それを「聞かない」とは。…》
   『●《メディアコントロール》は続いている…《だからといって、政治》と
     統一協会の《関係について徹底追及がおこなわれているわけではない》
   『●武田砂鉄さん《繰り返し問題視されてきた団体…付き合いが深い議員…。
      再発防止のためにも、宗教と政治の関係を洗い出すのが必要不可欠》
   『●つまり、アベ様は《堂々と、司法の場でも違法性が指摘されている》
     統一協会の《実質トップの名前を自ら挙げ、敬意を表したのである》
   『●キシダメ首相は「民主主義を断固守る」ために国葬を行うというが、
     (政界地獄耳)《よほど民主主義を逸脱し独裁的ではないのか》?
   『●統一協会名称変更問題…《実体が変わらないのに、名称を変えることは
        できない》はずなのに、《あり得ない》ことがなぜ可能になったの?
   『●元文科相からして、統一協会とズブズブだったのではないのか? 反面
      教師として、文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』に載せては?
   『●伊達忠一前参議院議長が元総理に統一協会票を依頼したと驚きの証言…
     《今回…安倍さんは…。『井上(義行氏)をアレ(支援)するんだ』…》
   『●汚染責任者アベ様という壺の蓋が割れた瞬間に、自民党“統一協会汚染”
      物質が壺から噴出…衆参院議長、防衛相、文科相、国家公安委員長…
   『●《暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または
     個人》=統一協会…《自民党が大っぴらに反社とつながっていることに》
   『●茂木敏充幹事長、統一協会と「党としては一切関係がない」…《その
     爛れた関係が岸信夫防衛相や二之湯智国家公安委員長、末松信介文科相…》
   『●《法外な寄付を集め、家庭を崩壊させるような活動が問題に…次々と関与が
       判明する自民党こそ、教団との関係を国会の場で丁寧に説明すべき》
   『●《このように安倍氏の一存で統一教会の組織票の差配が決まっていたと
     すれば…》…もはや開いた口が塞がらないよ。どこまでズブズブだったの?
   『●安田菜津紀さん《安倍政権とは何だったのか…「強きにすり寄り、

      弱きをへし折る政権」…「引き継がれた『膿』を出し切るのはこれから」》

=====================================================
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309181

斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

二極化・格差社会の真相
自民党は独善の塊…カルトに支配された政権では国民は救われない
公開日:2022/08/03 06:00 更新日:2022/08/03 06:00
今だけ無料

     (1960年代の創設当初から社会問題を引き起こし
      続けている「旧統一教会」/(C)日刊ゲンダイ)

 「軽々に答えることはできない」と岸信夫防衛相が語った。旧統一教会による支援を認めた先月26日、今後を問われての反応だった。「何が問題なのかわからない」と言い放ったのは自民党の福田達夫総務会長。こちらは29日の会見で、党と統一教会の関係をただされて。

 つくづく呆れた連中だ実兄あるいはボスが殺された元凶とされる組織を、この期に及んで擁護した。どちらも釈明に躍起だそうだが、もう遅い。腐れ縁は安倍晋三元首相にとどまらず、安倍派、さらには自民党全体に根を張っている現実を、モロに見せつけられた感がある

 もちろん今に始まった話じゃない。1960年代の創設当初から社会問題を引き起こし続けている統一教会=国際勝共連合の後ろ盾にはKCIA(韓国中央情報局)があり、彼らに人やカネの世話になっている自民党政治家が珍しくもない実態は、早くから知られていた。「検証 安倍晋三と統一教会」というリポートが「週刊現代」に掲載されたのも、故人が最初に自民党総裁となった2006年9月のことである。

 なにしろ結党間もない1950年代後半、岸信介・池田勇人両政権の時代からCIA(米中央情報局)の資金で育てられたのが自民党だ(06年7月に公開された米国務省文書による)。反共のためなら何をしても許されるという、歪んだ“正義”が、そこにあった。

 冷戦が終わって30年余。もはや自民党は、反共うんぬんというよりは、己と己の権力を保障してくれる米国のためなら何でもする独善の塊だ。政権与党の情報を統一教会経由でダダ漏れさせる一方で、デジタルでがんじがらめの監視社会構築に血道を上げる。かの経済安保の文脈でも、いずれ「セキュリティークリアランス」なる制度の導入が急がれることになるだろう。機密情報に触れる可能性のある人物の家族や友人・知人の属性、職業、言動の履歴、思想傾向までを洗い出して評価・格付けする。「権力に従順であるべしとする“調教”効果も狙われている

 考えてみれば、安倍氏の国葬だなんて、それだけでカルトではないのか最悪の腐れ縁を絶てない権力に支配され続ける限り、日本国民は永久に救われない。自民党はこの際、徹底した自己検証の上で統一教会絡みの人とカネだけでも一掃し、ゼロから出直すべきである

 本来は支持者こそが提言しなければならない善後策であるはずだ。あれだけ奉り続けた元総裁であり、元首相が、彼らのせいで殺されたのだから
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする