上関原発についての東京新聞(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012100502000256.html)とasahi.com(http://www.asahi.com/politics/update/1005/SEB201210050019.html)の記事。
何枚も舌を持つ枝野経産相に、上関原発が「「原発を新増設しない原則の適用対象だ」と述べ、建設を認めない考え」と言われても、とても信用などできるはずもない。山口県知事も同様。出戻り自民党新総裁安倍氏のお膝元、何か密約・裏取引でもあるのじゃないかと疑いたくもなる。そもそも、原発「ゼロ」政策なのだから、例外なく建設再開など認めるべきではない。どうせ大間原発や島根原発建設再開のガス抜き程度にしか考えていないはずで、上関原発をバーターのネタにしている恥ずべき行為だろう。また、時期が来れば、上関原発も建設再開を言い始めかねない原子力ムラの住人達。いい加減にしてほしい。
『●ムダ首相・ムダノ経産相の二枚舌にウンザリ』
『●私的原子力「推進」委員会に「規制」などできる訳がない』
『●『DAYS JAPAN』(2010年12月号)読了』
『●山口県知事選挙の残念な結果を受けて、上関原発の行方が気になる・・・』
『●大間原発工事再開の企み』
『●SLAPPと原発、沖縄』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012100502000256.html】
上関原発 建設認めず 枝野経産相「原則を適用」
2012年10月5日 夕刊
枝野幸男経済産業相は五日、閣議後の記者会見で、中国電力が新設を目指す上関(かみのせき)原発(山口県上関町)について「原発を新増設しない原則の適用対象だ」と述べ、建設を認めない考えを示した。
一方、中国電は五日、上関原発の建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長を、同日午後に山口県に申請することを決めた。山口県は約一カ月かけて審査するが、現在の免許期限(七日午前零時)の延長は認めない方針だ。
政府は九月、原発の新増設を認めないとするエネルギー・環境戦略を決めたが、閣議決定は事実上見送った。中国電は、政府方針が定まらない中、建設計画を推進する姿勢を強く示す狙いがあるとみられる。
枝野経産相は、中国電の埋め立て免許延長の動きに関しては「正式に報告を受けていない」と述べるにとどめた。
山口県によると、審査の結果が出るまで免許は失効しない。
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【http://www.asahi.com/politics/update/1005/SEB201210050019.html】
2012年10月5日21時14分
上関原発の建設計画ストップ 山口知事、免許更新認めず
山口県上関(かみのせき)町で中国電力が建設を計画している上関原発について、山口県の山本繁太郎知事は5日、予定地周辺海域の埋め立て免許更新を認めない方針を明らかにした。近く免許が失効するため建設に入れなくなり、建設計画は構想が出てから30年でいったん止まる。原発12基の新増設計画のうち東日本大震災後に計画が止まるのは初めてだ。
埋め立て免許の期間が7日午前0時に終わるため、中国電力の担当者が5日午後に山口県柳井土木建築事務所を訪れ、3年間の延長を申請した。主な原発施設を建てる用地の海抜を10メートルから15メートルに変える計画も示したうえで、「申請は準備工事を直ちに進めようとするものではない。政府が検討するなかで当面の現状維持を目的とするもの」と説明し、理解を求めた。
しかし、申請を受けた後、山本知事は記者団に対して「今の時点では許可できない。不許可の処分とする」と述べ、免許更新を認めないことを明言した。理由として「国の政策が明確でない段階で、土地利用計画も明確に整備することはできない」と語った。
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