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●大間原発工事再開の企み

2012年01月11日 00時00分38秒 | Weblog


asahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY201112260529.html)。

 佐賀県知事といい、北海道知事といい、困った人たちである。大間原発の建設工事再開なんて、とんでもないことだ。原発再稼働を企み、原発輸出を推進し、つぎは、大間原発の工事再開や祝島住民を何十年と苦しめ続けている上関原発の工事着手を狙っている。本当に反省の無い人たちだ。
 「地元の理解も得られれば」の「地元」の定義は何なのだろうか? 東京電力FUKUSIMA原発人災の際の「地元」とは? 「理解を示した地元」の住民だけの被災や被爆問題だったのか? 10kmや30km圏内だけが地元ではないし、福島県内だけでなく全国・全世界に放射性物質を拡散させてしまった。そして、大人だけでなく、何の罪のない子供達の問題でもあったはずで、さらに、未来の子供たちの問題でもあったはずだ。我々ニッポンジンはあの人災から学んだはずではないのか。
 ガラス固化などという未確立の技術に頼ろうとしている始末であり、現存の核廃棄物だけで手いっぱいな現状である。いいかげん、もうこれ以上核のゴミを増やすな!!

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http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY201112260529.html

201112262044
六ケ所村再処理、試験運転再開へ 青森知事が安全策了承

 青森県の三村申吾知事は26日、記者会見し、東京電力福島第一原発事故を受けた県内原子力施設の緊急安全対策を「了とすべきもの」とする見解を発表した。これを受け、同県六ケ所村で使用済み核燃料再処理工場を運営する日本原燃は近く、試験運転を再開する見込み。電源開発も、同県大間町に建設中の大間原発の工事再開を検討する。

 試験運転が再開すれば、福島の事故を受けて停止した原子力関連施設の活動再開としては初めて

 福島の事故を受け、日本原燃は今春に実施予定だった、溶解した使用済み燃料を固形化するガラス固化の試験運転を中止した。県が緊急安全対策などを了承し、地元の理解も得られれば、試験運転を再開すると11月に表明していた。
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