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●『戦争の世紀を超えて』読了

2011年03月12日 14時16分50秒 | Weblog


『戦争の世紀を超えて ~その場所で語られるべき戦争の記憶がある~』、2月に読了。姜尚中森達也著。集英社文庫、2010年2月第1刷。

 苦手な対談もの。サブタイトルの意味は、森さんのプロローグに(p.7)。

 伊丹万作氏、「騙されること自体がすでに一つの悪である」(p.167)。

 戦争が大きなビジネスチャンス、まさに死の商人化(p.351)。

 世界各地の戦争の傷跡の残る各地を訪れつつの5章構成。「第一章 戦争の世紀のトラウマ ~場所に残された記憶を辿って~」、「第二章 勝者、敗者、被害者の記憶 ~裁きの場で~」、「第三章 限定戦争という悪夢 ~冷戦の最前線で~」、「第四章 そろそろ違う夢で目覚めたい」、「第五章 ヒロシマ、その新たな役割 ~「核なき世界」の発信地~」。

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