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Defeat or Coexistence

2006-10-17 23:05:00 | Weblog
2001年1月1日、入試までもうすぐの元旦 朝から浪人仲間で代ゼミ大阪校(江坂)で
サテラインでカリスマ講師の正月公演+ミニ授業を聞きに行った

そんな中で荻野(数学)の話

詳しい数字やルールは忘れたけどこんな感じだった

・Aさんと相手Bさんがいます
・これからジャンケンをして
 ☆パーで勝つと負けた方から5点もらえる
 ☆グーで勝つと負けた方から3点もらえる
 ☆チョキで勝つと負けた方から1点もらえる
 ☆パーであいこでお互いに2点もらえる
 ☆グーであいこでお互い3点もらえる
 ☆チョキであいこでお互い0点もらえる
 が入ります
・この条件でじゃんけんを繰り返し行います
さて、もっとも効率的に点数を稼ごうと思ったらあなたはどういう出し方をしますか?


みたいな問題

少し考えてみてください!!
・・・・・
・・・・
・・・
・・

当然ながら、パーで勝つとたくさん点がもらえるし
相手がチョキを出してもリスクが低いので
Aさんはパーを中心に展開していきます
すると、何回やってもBさんは「グー」を出し続けます
こいつは馬鹿やなぁと、Aさんは思い、ひたすら「パー」を出し続け
AさんとBさんの点数差はどんどん広がっていきます

と、その時Aさんは『Bさんがなぜ「グー」を出し続けているのか』に気づきます
そして、「A」さんは「パー」を出し続けることをやめて・・・

この続きわかりますか?
たしか、「うそつき村と正直村の分岐のT字路に立っている人に
正直村への道がわかる、一つの質問」と同じような論理的な
有名な問題と言ってたような気がするので
知っている人がいれば、この正確な話、この問題の名前を教えてください
知らない人で興味ある人がいれば、最後まで読まずちょっと考えてみてください
「なぜ『Bさんはグーを出し続けるのか?Aさんはパーに変えて何を出したのか」

ヒントとしては、問題の意図は問題文から
数学の問題じゃなくて、もっと巨視的な話だということです


この話が載ったテキストがるか探すため、ベットの下をあさるが
結局、みつからず みつかったのは高校の修学旅行や文化祭のしおり
はたまた「進路のしおり」と
当時好きだった女の子からのPCメールを印刷したものや写真
ちょっと、淡い思い出に
あまっこ・中村君おすすめのクラムボンのアルバムがいい雰囲気をかもし出す
そんな夜です


さて、話を戻して 答えは、題名の通り「打ち負かすか?共存か?」ということで
たしかに、パーを出し続ければAさんは点数が上がっていきますが
Bさんはどんどん点数が下がっていくだけ
むしろ、お互いグーであいこが続くと、ノーリスクでお互い点数が増えていきます
一人勝ちなら5点だけど、あいこなら計6点
問題文には「効率的な方法」と書いてあるだけで、相手を打ち負かすとか
そんな事は全く書いていない
だから、頭のいいBさんはいつか、Aさんがグーが最善であると気づき
気づいてくれるまでグーを出し続けたわけなんです

そこで荻野が言ったのは、これは国際社会とかにもあてはまるんじゃないかなぁっと
当時はイラク戦争、911のテロ、北朝鮮問題とかも無かった(潜在的にはあったけど)
頃ではあるけれど、結局相手を打ち負かそうと思って行動すると
ミクロで見ると、利に叶うように見えるが、マクロで全体的に見ると
どうなんかなぁ・・ということ
相手を打ち負かそうと思う事よりも、相手を思いやる事の方が
生み出すものは大きいじゃないんだろうかって・・・
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