sugarbrown手作り日記

手作りバッグのお店sugarbrownからのお知らせです。

『父親たちの星条旗』

2006-11-22 | Weblog
今日は映画の日「父親たちの星条旗」を見てきた。やはり「硫黄島・・・」を見る前にこっちを見てよかったと思う。硫黄島で星条旗を掲げただけで英雄にされてしまう若者たち。それを受け入れる人もいれば重荷になって病んでしまう人もいる。

硫黄島に上陸する場面は「プライベートライアン」のノルマンディに上陸するシーンを思い出した。とにかく映像がすごかった。もちろんCGを使ってるだろうけど迫力が・・・でもこのシーン、映画の最初なのに泣けてきた。撃たれるのが解かっているのに逃げてはいけない。なんでこんなバカなことするんだろう、と思うとすごく悲しくなった。それにあの岩山の砦に日本兵が、渡辺謙や加瀬亮がいると思うと(実際にはいないけど・・・笑)胸につまった。

戦争の資金集めのためいろんなイベントに駆り出される。一番悲しかったのは、ハリボテで作った硫黄島の岩山に登って旗を立てさせられところ。二度と思い出したくないことなのに・・・

ライアン・フィリップ(あとでこの人だと知った)とバリー・ペッパー以外は知らない役者ばかりなのもリアルでよかったと思う。クリントイーストウッドは俳優としてはあまり好きじゃなかったけど監督作品はどれも(全部見たかどうかはわからないけど)素晴らしいと思う。それにこの人は音楽も作ってしまうから凄い才能なんだな。

「硫黄島・・・」はどうだろう。正直言って今日の「星条旗」は映画として見てると思う。「硫黄島・・・」はやはり『日本人』の気持ちで見るだろうし、それを考えると見るのがつらいなぁ、とも思う。
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