sugarbrown手作り日記

手作りバッグのお店sugarbrownからのお知らせです。

日航ジャンボ機事故

2008-10-22 | Weblog
今朝のNHKで取り上げていた話題。
御巣鷹山の日航ジャンボ機事故から23年。

所有者不明の遺品を日航側は捨てる、と長い間言い続けていたそうだ。
遺族の気持ちを考えると、なんて残酷なことか・・・と思う。
でも、やっとそれらを日航の「安全啓発センター」に展示するとが決まったそうだ。

遺族代表の美谷島邦子さんを取材していたが
当時9才の息子、健ちゃんを亡くしてる。
一人飛行機に乗せてしまったことで自分を責められたそうだ。
どんなにつらかっただろうな・・・と思う。

遺品は靴。
片方は破れてしまってる。
まだ20㎝の小さい靴だった。
21㎝の靴を買ってあげたかっただろうな、
と思うと胸が詰まった。

美谷島さんは今まで公演の以来を拒否していたけど
今回の遺品展示をきっかけに
日航の新入社員の前で息子を亡くした話をされていた。
キャビンアテンダントを目指す新入社員の女の子達
(一人は事故後5日目に生まれたと言ってた)
はみんな泣いてた。

・遺品を処分して事故を忘れたい。
・忘れてはならないこと。
 事故を再発しないためにも遺品は残すべき。

同じ人間なのにどうしてんなに気持ちが違うんだろう。
日航は今まで遺族に傷をつけてきたことを詫びたらしいけど
もっと早く気付いて欲しかったと思う。

「啓発センター」で遺品を見て遺族の気持ちを考えると
とてもつらかった・・・と言う社員が多いそうだ。
その気持ちをいつまでも忘れないでいて欲しい。

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