sugarbrown手作り日記

手作りバッグのお店sugarbrownからのお知らせです。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

2008-07-27 | Weblog
シネマート心斎橋で「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見た。
この映画館はロードショーより時期を遅らせ上映する映画もある。
「あ、見忘れてしまった・・・」と言う映画をやってくれるので嬉しい。

2時間40分の長さだったけど面白かった!!
(今はこれくらい長い映画はざらなので慣れてるのかも)

主人公は『欲望に取り付かれた悪人』で
延々と石油と金でのし上がって行く内容だと思っていた。
でも、そこまでの悪人には見えなかったしストーリーも以外だった。

印象的だったのは音楽。
冒頭から耳障りな「ギュイーン」という音。
しばらく台詞もなく風景と音楽だけ。
この音楽がこれから何が起きるのだろう、と不安な真持ちになる。
レディオ・ヘッドのジョニー・グリーンウッドの音楽だという。

主人公のプレインビューが悪人に見えなかったのは
もう一人怖い人がいたからかも知れない。
プレインビューが石油のために買い占めた土地の
教会の牧師イーライ。彼も映画を見ながら不安材料だった。
素朴な若者なのに信者を惹き付けるエキセントリックな教祖。

後年、お金は得たけれど息子にも去られもう破滅的な生活をしている
プレインビューの所に寄付を求めにくるイーライ。
それからの二人の対決がすごいけど最後に思ったのは
二人とも哀れな結末を迎えた同類だったということ。


役者さんのこと色々
ダニエル・デイルイスのスタイルのよさには惚れ惚れだった(笑)
ズボンをブーツインしてもめちゃくちゃ足が細い!長い!

息子役の男の子はロケ地の地元でスカウトされたらしい。
お父さんを慕う姿は本当に可愛かった。

牧師役のポール・ダノ。
彼が一番はまり役だったと思う。
特徴のある横顔・・・鼻の位置がすごく上・・・は忘れなれない。
信仰に一途な姿はほんとに怖かった。

プレインビューのにせ弟役。
プレインビューの片腕役。
の二人も印象的だった。

それからもう一つの音楽のこと。
エンディングで流れるクラシックが良かった。
調べてみると「ブラームスのバイオリンコンチェルト」だった。
エンディングだけでなく、石油が吹き出たシーンでも流れたらしい。
全く気がつかなかった・・・
もう一度見て確認してみたい。


映画の感想を書くのは難しくて大変疲れます・・・(涙)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バッグ色々 | トップ | 佐野史郎の写真展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿