Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

バベルの学校

2018-06-25 09:04:02 | エトセト等
*****舞台はパリの中学校。世界の縮図のようなクラスが1年後にたどりつく先は…?*****

S口映画教室の第3回だが参加は2回目.

テレビでも感じることだが,ドキュメンタリってどういうものなの? あらかじめ,この状況で撮影しておけばこんな映画になりそうだという予測は可能と思うが,撮影することの影響はないのだろうか (量子力学より影響は大きそう).

欧米の劇映画では,思春期のはずの子供たちがえらく大人びていて,これは大人の俳優が演じているに違いない,と感じたことがある.この映画で,そもそも中学生というのは大人なのだと実感した.自分が中学生だった頃は子供だったが,いまの日本の中学生も大人なんだろうか.

思春期の生徒たちは,言語・宗教・紛争・人種・家庭・金銭・障害...多くの問題を抱えていて,先生は大変.ラストは感動的.
教職に就いた卒業生から日本の学校がいかにブラックであるかを聞く機会が多い.日本の先生はどうでもいいことばかりやらされ,疲れていると思う.

時々3者面談シーンが挿入される.
校庭のシーンが季節の移ろいを感じさせる.
最後の方でこのクラスから出品した映画が賞をもらうシーンがあったが,その経緯が説明不足で,取ってつけた感があった.

コメント
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